展示施設「パンダのもり」

Panda Forest

足を踏み入れると、そこはパンダのすむもり。
ジャイアントパンダの残した痕跡(レプリカ)をたどりながら、小道を進んでいきましょう。

糞のレプリカ
糞のレプリカ
爪あとのレプリカ
爪あとのレプリカ

ジャイアントパンダの生息地やその周辺にすむ、さまざまな動物たちを展示しています。多くの生き物を育む、ゆたかな自然環境を垣間見ることができます。

パンダの生息地にすむ動物たち
パンダの生息地にすむ動物たち

ガラス越しにパンダを間近に観察できる放飼場です。
ジャイアントパンダの生息地である、中国の標高の高い森林をイメージした、緩やかに起伏した地形です。

屋外放飼場 A・B

高山地帯に生息するジャイアントパンダが暑さの厳しい夏でも快適に過ごせるよう、室内は空調管理されています。

室内1号室

堀を隔ててジャイアントパンダを直接観察でき、鳴き声やタケを食べる音など、パンダの気配を直接感じられる放飼場です。

雨や強い日差しを避けることのできる洞穴が設置されています。
放飼場と、奥にある非公開エリアの屋上に植えられた植物、さらにその奥に見える上野の森が重なって、野生でくらす森の深さを連想させます。

屋外放飼場 C

空調管理のできる展示室です。
飼育状況に合わせ、2つの部屋を連結して 1 頭が広く使うことも、2 頭がそれぞれ 1 部屋ずつを使うこともできるようになっています。

室内 2・3 号室
室内 2・3 号室

やぐら状の構造物を備え、立体的に行動する様子をより近くで観察することができます。

屋外放飼場 D

パンダのもりは、ジャイアントパンダの保全を目指し、飼育下での繁殖に取り組む保全研究施設です。
ジャイアントパンダを健康に管理するとともに、未解明なことの多いジャイアントパンダを研究するための設備を整えています。

産室
産室
保育室内の保育器
保育室内の保育器

産室と保育室

産室は、出産および育児期に飼育係が手助けしやすいつくりとなっており、すぐ隣には保育室があります。保育室では、子どもの身体測定をはじめとしたさまざまな検査のほか、母子の状況に応じて人工哺乳や保育器での人工哺育も行います。

非公開の放飼場

非公開の放飼場

メスに発情が来たときにオスと対面させたり、子どもの成長にあわせて屋外に出したりする際に使用します。静かな環境で、繁殖行動や子育てが行えるようにしました。

 竹庫

竹庫

毎週搬入されるタケを新鮮に保管するため、湿度に応じてミストが噴射されます。

調理室

調理室

タケ以外のえさを準備します。トウモロコシと大豆などで作る「パンダ団子」もここで作られます。

モニター室

モニター室

パンダが施設内のどこにいても、確認することができます。夜間も含めて 24 時間の行動を観察・記録しています。

検査室

検査室

メスのホルモン測定などを行い、繁殖に役立てます。

寝室

寝室

室内 1,2,3 号室の後ろ側にあり、必要に応じて扉を開放して、面積を広く使うことが可能です。

いずれ大きなもりに育つことを願って、放飼場やその周辺に樹木をふんだんに植えました。
また建物の屋上緑化は、空調設備にかかるエネルギー負荷を軽減します。
上野の森の借景を含めた深い森は、多くの生き物と共生し続けることを願うメッセージを送り続けています。

ゆたかな緑
ゆたかな緑