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2025年〜
今号は、井の頭自然文化園で飼育しているカイツブリの繁殖経過と多様な行動について、そして、上野動物園で26年ぶりに成功したスマトラトラ繁殖までの道のりを、それぞれ飼育レポートでお届けします。このほか、東京都美術館学芸員の大内曜さんと上野動物園元職員の小林和夫さんが、昭和初期の上野動物園を描いた三浦文治の日本画《動物園行楽》を通じ、当時の上野動物園をめぐる時代背景や変遷を描き出します。また、水産研究・教育機構の中村智幸さんには、渓流などに生息するイワナの現状についてご寄稿いただきました。エッセイコーナー「ヒト、どうぶつを語る」は、魚譜画家である長嶋祐成さんをおむかえしています。
オーストラリアに生息する世界最大の肉食有袋(ゆうたい)類、タスマニアデビル。多摩動物公園は2016年に初めて導入し、これまでに6頭を飼育してきました。導入時から関わってきた飼育担当者が、現在までを振り返ります。また、NGO団体「バードライフ・インターナショナル」の鈴木康子さんらによる海鳥保全へ向けた取り組みや、海遊館が長年にわたり取り組んできたミナミイワトビペンギンの人工繁殖技術研究の成果についてご紹介します。そして、都立動物園・水族園で活躍するデザイナーたちが「動物園・水族館のデザイン」について語り合いました。園内で見かける掲示物やチラシなど、そこにはどんなこだわりや思いがこめられているのでしょうか?このほか、毎号さまざまな分野で活躍する方をおむかえするエッセイコーナー「ヒト、どうぶつを語る」では、ワニ研究者の福田雄介さんにご寄稿いただきました。