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保全と教育普及活動

 都立動物園水族園が「野生動物の保全」に貢献していくには、希少動物の保護・繁殖や調査・研究だけではなく、「伝えること」も重要な役割です。

  都立動物園水族園では飼育展示する動物を通じて、そのおもしろさ、ふしぎさ、すばらしさを伝えることができます。そして、動物や自然への興味関心を引き出し、理解を促し、さらにはそれらを守ることの大切さを伝えることができます。

 また、希少な野生動物の保全の取組みを伝えることは、動物や自然環境が置かれている危機的状況を知り、今何をしなければいけないかを考えるとともに、動物園が果たすべき役割についても理解を深めてもらえるはずです。

 一方、動物園水族館には大きな集客力があります。都立動物園水族園には国内はもとより世界各国から年間700万人もの老若男女が訪れます。それらの人々すべてに「伝えること」ができる可能性を持っていることも、わたしたちの大きな強みです。

 今、地球規模の環境破壊が進み、多くの野生動物が絶滅の危機に瀕しています。それは人類の存続をも脅かす勢いです。この危機的な状況を自分の問題としてとらえ、理解し、その解決のために自ら行動を起こす人、さまざまな意味で持続可能な社会へ貢献する人の育成を目標とした、環境教育やESD(持続可能な開発のための教育)の必要性がいよいよ高まっています。実物を通した体験的学びや、保全の取組みをたくさんの人々に伝えることができる強みを生かし、わたしたちは環境教育やESDに積極的に取り組んでいきたいと考えています。

保全をテーマとした講演会やシンポジウム

 都立動物園水族園では、年間を通じてさまざまな教育プログラムを実施していますが、保全を主なテーマとしたプログラムもおこなっています。

 そのひとつが、毎年定期的に開催している講演会やシンポジウムです。研究者や市民団体、動物園水族園の職員など、さまざまな方面で保全に関っている人や組織が、希少野生動物の現状や保全の取組み、その課題など、最新の情報を発信する場となっています。

 そのほか、都立動物園水族園がおこなっているアカハライモリの域内保全のフィールドでは、事前応募型の観察会や地域の学校と連携した学習プログラムを、長年継続しておこなっています。

 また、わたしたちが通常おこなっている多様な教育プログラム、例えば動物舎前で飼育担当者がお話をするキーパーズトーク、動物解説員と一緒にテーマをもって動物を観察するガイドツアー、子ども対象の体験型プログラム、フィールドでの動物観察会などにおいても、動物の観察の視点や生態を紹介するだけでなく、その動物が置かれた危機的状況や保全活動についても積極的に伝えています。

 保全に関連する教育プログラムは、まだ十分とはいえません。今後、都立動物園水族園4園が連携しながら、「伝えること」により力を入れて取り組んでいきます。