現在、数多くの野生生物が、生息地の減少や生態系の変化などの環境問題の深刻化に伴い、危機的な状況に直面しています。私たちは、地球上の生物が多様性を保ちながらお互いにつながり、支え合っていることをあらためて認識し、生物保全への努力を続けていく必要があります。
公益財団法人東京動物園協会は、設立趣旨のひとつである「人と動物の共存への貢献」をいっそう進めるため、2011年に「東京動物園協会野生生物保全基金」を設置し、動物園・水族館の発展振興に資するとともに、野生生物保全活動を積極的かつ継続的におこなう活動の支援を目的として、助成金交付事業を実施しています。
また、本助成事業は、国内外のさまざまな主体による野生生物保全活動を推進し、その価値を多くの人に伝えることも目的としています。
2024年度は、一般部門(1年間助成。年7件程度。助成金額上限100万円/件)、中高生部門(1年間助成。年5件程度。助成金額上限50万円/件)、協会として希少生物の保全活動を更に推進するため、協会が定めたテーマに基づき、協会のパートナーとして3年間の継続した保全活動に取り組んでいただく「東京動物園協会保全パートナー部門」(3年間継続助成。1件。助成金額上限150万円/件)の3部門を募集します。詳しくは「助成金の応募について」をご覧ください。
また、野生生物の保全活動を支援するために基金への寄付のご協力をお願いいたします。詳しくは「寄付のお願い」をご覧ください。 |