井の頭自然文化園の見どころ
特色
井の頭自然文化園の敷地面積は、井の頭恩賜公園のほぼ3分の1にあたり、動物園や資料館、彫刻館のある「動物園(本園)」と、水生物館や水鳥の展示がある「水生物園(分園)」に分かれています。あわせて170種を超える動物を飼育しています。
特徴的な施設
「リスの小径」や「モルモットふれあいコーナー」などの動物展示施設のほかに、武蔵野の面影を残す雑木林を背景に山野草園、シャクナゲ園、ツバキ園、彫刻園など、さまざまな見どころが散在します。ツシマヤマネコ、フェネック、カモシカ、アカゲザルなども、本園で展示しています。
<リスの小径>
足元を放し飼いのリスが横切っていきます。かたいクルミを割るところも見ることができるかもしれません。
<アジアゾウ>
「はな子」は1949年に来日し、1954年に井の頭自然文化園に来たアジアゾウ“はな子”。国内では最年長のゾウとして知られていました。残念ながらはな子は2016年5月26日に69歳で死亡しました(詳しくはこちら)。
<モルモットふれあいコーナー>
飼育係からお話を聞き、カゴに入ったモルモットの背中をなでることができます。ちいさな動物のぬくもりを感じてください。
>>ふれあいプログラム「こんにちはモルモット」(web予約制)についてはこちら
<いきもの広場>
この広場では、なにかを飼育しているのではなく、見られるのはすべて野生の生きもの。生きものをさがしたり、つかまえたりして、生きものとの出会いを楽しむことができます。
「いきもの広場であそぼう」の開催日時は、こちらをご覧ください。広場内の木道や園路からは、いつでも自由に生きものを観察することができます。
>>「いきもの広場」のページはこちら
<スポーツランド>
メリーゴーランド、ティーカップなどの乗り物があるミニ遊園地です。
水生物館と、カモ類やサギ類など水辺にすむ鳥たちの展示があります。水生物館では、日本産淡水魚および両生類の飼育展示と保護増殖をおこなっています。
<水生物館>
魚類ばかりでなく、両生類、昆虫、植物など、淡水の水辺の生き物を幅広く展示しています。ミヤコタナゴなどの希少種の繁殖にも力を入れています。
<オシドリ>
夏の間のオスはメスと同じような地味な姿で、秋の換羽後に美しく変身します。かつては井の頭池にも野生のオシドリが飛来していました。