葛西臨海水族園について

目指す姿

楽しみながら海や川・池沼 の自然への認識、水族についての科学的理解を深めることで、
「人と生きものと水」の関係を結びなおし、伝え、紡いでいく水族園

特徴

葛西臨海公園のなかにあり、500種を超える世界中の海や身近な水辺の生き物と出会える水族館です。
入口のガラスドームが目を引きます。

館内では2,200㎥のドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロや、国内最大級のペンギン展示場で泳ぎ回るペンギンの姿などを見ることができます。

歴史

葛西臨海水族園は、東京湾岸地区整備事業の一環として上野動物園開園100周年を記念して計画され、「海と人間との交流の場」となることを目指し、1989(平成元)年にオープンしました。

水族園には、世界ではじめてクロマグロの群泳展示を実現した2,200㎥の大水槽があり、1999(平成11)年には世界ではじめて水槽内での産卵にも成功しました。

ほかにも、100羽を超えるペンギンや、「世界の海」エリアの世界各地から集められた多種多様な生き物、「東京の海」エリアの東京湾から小笠原諸島にいたる海域の生き物を展示しています。

1882~1999

1882 明治15年

9月20日、上野動物園「観魚室(うをのぞき)」開設。

1964 昭和39年

10月30日、新上野水族館開園。

新上野水族館
新上野水族館

1989 平成元年

10月10日、葛西臨海水族園開園。
開園記念特設展「七つの海から」、記念国際シンポジウム「21世紀に向けた水族館の活動と役割」開催。
11月25日入園者50万人突破(開園41日目) 。

開園日の風景
開園日の風景

1990 平成2年

大水槽でスマ産卵。
2月4日に入場者100万人突破、8月2日には300万人を突破。
6月から機関誌「SEA LIFE NEWS」発刊。
ウミガラス、アカシュモクザメの展示を始める。
敷地内に繁殖センターを設置。
モントレー湾水族館と友好提携、特設展「モントレー湾の自然」開催。
環境芸術大賞受賞、ディスプレイ産業大賞優秀賞受賞。

1991 平成3年

オーストラリア・ダーウィンで採集した、ナーサリーフィッシュ展示を始める(世界初) 。
2月17日入園者通算500万人達成。
5月5日、一日あたり入園者最高記録41,260人を記録。
フェアリーペンギンの展示を始める(日本初) 。
「ベーリング海」水槽を「南シナ海」水槽に変更。
アイスランド、北極、コモロイスラム連邦共和国、オーストラリア南部において生物採集。
特設展「地中海の自然」開催。
第32回BCS建築賞受賞。

1992 平成4年

南アフリカ、カナリー諸島、カーボベルデにおいて生物採集。
北極生物の展示開始。
バルセロナ動物園水族館と友好提携。
オーストラリア・エスペランス、メキシコ・バハカリフォルニアにおいて生物採集。
6月28日入園者1,000万人突破。
インド洋水槽で生きたサンゴの展示開始。
サメ水槽でボンネットヘッドシャークの展示を始める(日本初) 。
特設展「南オーストラリア・エスぺランスの自然」開催。

1993 平成5年

チリ・イースター島生物調査。
ニシツノメドリ、エトピリカ、ランプサッカーの繁殖に成功。
深海エリアでシマガツオ展示。

1994 平成6年

特設展「バハカリフォリニア ~砂漠の海の生物~」開催。
アルゼンチン、サウジアラビアにおいて生物採集。
3月31日入園者通算1,500万人達成。
平成6年度繁殖賞受賞(ニシツノメドリ<人工>) 。
企画展「ミジンコ博覧会」開催。
特設展「小笠原 ~南へ1,000km亜熱帯東京~」開催。

1995 平成7年

写真展「変態 ~新たなかたち 新たなくらし~」開催。
シルバーポーギ、レインボーサーフパーチ、ビビパルスイールパウト、ナンキョクバイの繁殖に成功。
プエルトリコにおいて生物採集。

1996 平成8年

深海エリアでペスガジョ(ゾウギンザメ)展示(世界初) 。
南アフリカ、モーリシャスにおいて生物採集。
特設展「ようこそマングローブへ」開催。
フェアリーペンギン、オリーブロックフィッシュ、ハイハット、トリート、ジュズカケハゼ、プレイスの繁殖に成功。
東京の海エリアで幻の魚アオギスを展示。
5月21日2,000万人突破。
特設展「マングローブの世界」開催。
葛西臨海水族園がホスト水族館となり、東京で第4回世界水族館会議を開催(6/23~6/27) 。
ニュージーランド水槽をバハカリフォルニア水槽に変更。

1997 平成9年

ナホトカ号重油流出事故で巻き込まれた海鳥のリハビリを受け入れる。
特設展「渚の生物」開催。
スパイニークロミス、セイルフィンスカルピン、バーミリオンビスケットスターの繁殖に成功。
スペイン領カナリー諸島、モナコ公国において生物採集。

1998 平成10年

グースフィッシュ展示。
特設展「CATCHER in the Sea ~ただようえさを食べる生き物たち~」開催。
南アフリカ沿岸水槽展示。
大水槽でメバチを展示。

1999 平成11年

大水槽でマンボウ展示。
イエローバーエンゼル、オールドワイフ、フレンチグラント、チューブスナウト、ノッビーシックスレイドシースターの繁殖に成功。
大水槽でヨシキリザメ展示。
セレベス海水槽でヒカリキンメダイ展示。
クロマグロ水槽内で初めて産卵(世界初) 。
開園10周年特設展「東京湾~人と海といきものと~」開催。
10周年記念講演会「江戸の海」。
ヨシキリザメ飼育世界最長記録(152日)更新。

2000年 -

2000 平成12年

「海藻の林」水槽全面改修後、ジャイアントケルプの育成に成功。
ジャイアントアイソポッド展示(国内初) 。
マクハリイトマキモドキ、スポッテッドラットフィッシュの繁殖に成功。
レクチャールームでスタッフトーク開始。
コスタリカにおいて生物採集。
特設展「身を守る」開催。
アクアマリンふくしまと友好館提携。
伊豆七島水槽でアオウミガメを展示。
タッチングプールを新設。
「SEA LIFE NEWS」休刊。

2001 平成13年

東京の海に「干潟の浄化水槽」新設。
ウミガラス、ウェスタンオーストラリアンシーホース、スーパークリップフィッシュの繁殖に成功。
「しおだまり」水槽リニューアルオープン。
「グレートバリアリーフ」水槽でサンゴ展示。
特設展「軟らかな体のしなやかな暮らし 軟体動物」開催。

2002 平成14年

1月14日入場者3,000万人突破。
ペインテッドコンバー、サーペントスキンブリットルスター、レッドチェステッドシーキューカンバーの繁殖に成功。
特設展「エキノデルマータ かくれた五角形」開催。
大水槽でコシナガ展示。
サメ水槽でウシバナトビエイ展示。

2003 平成15年

深海エリアでパラオオオムガイ展示。
ペスチャンチョ、ペスコチェロ、ブルズアイジョーフィッシュ、オオワレカラ、ヨウジウオの繁殖に成功。
実験展示コーナー、クラゲ水槽を改装。
ヤマトメリベ展示。
実験展示新プログラム「貝の歯」スタート。
特設展「キッズアクアリウム~いきものたちのかくれわざ~」開催。
深海エリアでタチウオ展示。

2004 平成16年

ハーフバードパウト、シモフリタナバタウオ、キヌバリ、トビハゼの繁殖に成功。
池沼コーナーにメダカ、イモリ水槽新設。東京湾でクルメサヨリの群れを45年ぶりに捕獲。

2005 平成17年

「カリブ海」水槽にターポンを展示。
特設展リニューアル「キッズアクアリウム ~海の忍者学校~」開催。
ストライプトサーフパーチの繁殖に成功。
「水辺の自然」エリアに田んぼ水槽。

2006 平成18年

チャガラの繁殖に成功。
4月1日から園全体の運営管理を指定管理者制度により東京動物園協会が開始。
1階にシーライフラボ設置。
企画展「よみがえるアホウドリ」開催。
10月27日クロマグロ最長飼育期間1965日(5年5ヵ月)103kg。
特設展「クマノミのお話~見て、聞いて、体験して~」開催。

2007 平成19年

深海エリアにミツクリザメを展示。
ハガツオ、カモハラギンポの繁殖に成功。
特設展「PENGUIN PARK」開催。
東京シーライフボランティアーズ活動開始。

2008 平成20年

企画展「シーラカンス展」開催(アクアマリンふくしまとの共同企画) 。
深海エリアでマンボウを展示。
企画展「TOKYOカエルさわぎ」開催。大水槽でクロマグロが9年ぶりに産卵。
6月7日入園者4,000万人達成。
企画展「ケロロジー~カエルの博物誌からカエルグッズまで~」開催。
企画展「飼育係ナカザワくんのお仕事」開催。

2009 平成21年

特設展「タッチンフィーリン」開催。
6月30日クロマグロ最長 飼育期間2578日(7年1ヵ月)127kg。
モーニングアクアリウム 開催。
開園20周年。
開園20周年特別企画多数開催。

2010 平成22年

特別展「あなたの知らない深世界」開催。
宿泊体験「真夏の夜の水族園」開催。
夏休み企画展「昆虫水族館──里山のなかまたち」開催。

2011 平成23年

企画展「藻場・海のゆりかご──海藻たちのワンダーランド」開催。
企画展「水生昆虫を観てみよう!」開催。
夏休み企画展「東京湾にも深海ギョ!?」開催。
オセレイテッドアイスフィッシュ(ジャノメコオリウオ)展示(世界初) 。
オウサマペンギンのひな誕生。

2012 平成24年

企画展「江戸前の海──二枚貝から見た東京湾」。
「アクアマリンふくしまがやってくる!──移動水族館アクアラバン」開催。
「大人のための夜の観察会」開催。

2013 平成25年

オセレイテッドアイスフィッシュ(ジャノメコオリウオ)が世界で初めて水槽内で産卵、孵化。
企画展「北極南極展──ようこそ! 氷のワンダーランドへ」開催。

2014 平成26年

開園25周年。
開園25周年特別企画を多数開催。
ユメカサゴの繁殖に成功、展示(日本初) 。
クロマグロ産卵(5年ぶり、開園以来4回目) 。
特設展「タッチンフィーリン」リニューアル。
マグロ類が続けて死亡(2015年3月にはクロマグロ1尾となる) 。

2015 平成27年

極地水槽リニューアルオープン。
外来生物水槽オープン。
オウサマペンギン、クロツラヘラサギが来園。
企画展「はまったらぬけだせない!?干潟の誘惑──東京湾のトビハゼと仲間たち」開催。
マグロ類の死亡原因の調査と対策をおこない展示の順次回復を実施。

2016 平成28年

「浮遊生物」オープン。
メンダコが水槽内で孵化(世界初、発生5日目に死亡) 。
12年ぶりに南極での採集と調査を実施。

2017 平成29年

特設展示「うなぎのつかみどころ」、特設展「見えない海の生き物たち」開催。
「極地の海」エリアでシャルコーズドラゴンフィッシュを初展示。

2018 平成30年

特設展示「水辺に生きる草」開催。
特設展示「海のゆりかご」オープン(2019年4月現在開催中) 。
深海トピック水槽オープン。

2019 平成31年 令和元年

開園30周年。
移動水族館プログラム 参加者 累計10万人達成。
「大洋の航海者 マグロ」水槽でイタチザメを展示。
ウィーディシードラゴンの繁殖に成功。
エンリッチメント大賞2019受賞「海鳥の遊泳を促す採食エンリッチメント」。

2020 令和2年

ウィーディシードラゴン繁殖個体の展示。
世界で5例目となるメンダコのふ化 世界ではじめてメンダコのふ化の瞬間の撮影に成功。
「深海の生物3」水槽でヨロイザメを展示。

2021 令和3年

「いきもののミカタ宣言2021」を実施。
「海鳥の生態」水槽で漁業混獲削減のための実験を実施。
情報資料室でアナカタマイマイを展示。
「地中海」水槽に新たにワイドアイドフラウンダーとストライプトレッドマレットを展示。
野生のコウノトリが「水辺の自然」エリアに飛来。
「大洋の航海者 マグロ」水槽でバショウカジキを展示。

2022 令和4年

特設展示「暗闇で出会う生き物たち Encounters in the dark」を開催。
特設展示「イキモノマヂカ」オープン。
ミナミイワトビペンギンで冷凍精液を使った人工授精による繁殖に成功。
「サンゴ礁の海」水槽の展示開始。

2023 令和5年

累計入園者数6,000万人達成。
アメリカのモントレー湾水族館との友好提携に関する共同声明。

2024 令和6年

開園35周年記念。
新水族園リニューアル工事のため「水辺の自然」エリアの閉鎖。
企画展示「『水辺の自然』の生き物」オープン。
「ペンギンの生態」エリア展示改修。
新潟市水族館マリンピア日本海及び名古屋港水族館と広域災害相互救援協定締結。

2025 令和7年

レストラン「シーウィンド」の金魚水槽をリニューアル。
開園35周年。
海遊館とのミナミイワトビペンの人工繁殖研究が評価され日本動物園水族館協会最高の賞「古賀賞」受賞。

2026 令和8年

日本動物園水族館協会「第70回水族館技術者研究会」を開催。
秋篠宮皇嗣殿下ご視察。