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鳥は羽が抜けかわる時期には飛べなくなるのですか?
鳥が吐き出す「ペリット」というのはなんですか?
鳥の群れがV字形になって飛ぶことがありますが、どのような効果があるのでしょうか?
ツルやハクチョウがトランペットのような声で鳴きますが、どのようなしくみなのでしょう?
カイツブリはいつも水面にいますが、どこに巣を作るのですか?
世界で一番大きな鳥はなんですか?
世界で一番小さい鳥はなんですか?
鳥のさえずりにはどのような意味がありますか?
ダチョウの卵を割って食べる鳥がいるのですか?
鳥の擬傷というのは、どのような行動ですか?
鳥は羽が抜けかわる時期には飛べなくなるのですか?
 多くの鳥は繁殖期の後で羽が抜けかわります。この時期を換羽期といいます。ふつう、両方の翼から同時に1~2枚ずつ羽が抜けていきます。しかし、新しい羽がすぐ生えてくるので、飛行能力が落ちることはありません。ところが、ガンやカモ、クイナ、オオバンなどは換羽期に羽がいっぺんにぬけてしまうので一時的に飛べなくなってしまいます。飛べない期間は約1カ月ほどです。このような状態の鳥たちは、たいへん用心深くなり、ほとんど水草の茂みの中で生活しています。ガンやカモの調査をしている研究者は、こうした換羽期に調査をおこない、鳥を網に追い込んで体重を測ったり、標識をつけたりしています。

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鳥が吐き出す「ペリット」というのはなんですか?
 ワシタカやフクロウのなかまは、他の鳥や哺乳動物などを餌にしていますが、食べた動物の毛、歯、骨など消化されない物を丸いかたまりにして吐き出します。これをペリットといいます。このペリットは、胃の前の部分で作られます。カモメのなかまは、おもに魚を食べていますが、魚の骨や鱗など、消化されない物をペリットとして吐き出します。フクロウはおもにネズミを丸ごと飲みこんでしまうので、1日に3~4回ペリットを吐き出します。しかし、ワシやタカのなかまは餌になる鳥や哺乳動物をひきさいて肉を食べるので、消化されない物をのみこむことはすくなく、ペリットも数日に1回ぐらいしか吐き出しません。

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鳥の群れがV字形になって飛ぶことがありますが、どのような効果があるのでしょうか?
 鳥が翼ではばたくと空気が乱され、後方にうずができます。群れを作って飛ぶ鳥はこのうずの上向きの部分を利用しているのです。V字形の編隊を組むと、直前の鳥が作る空気中の流れから、上向きの流れを受けることができるので、楽に飛べると考えられます。つまり、先頭の1羽以外は、V字形の編隊を作っているみんながエネルギーを節約できるわけです。ガン渡来地付近では、渡りの時期にガンのなかまがかぎ形になって飛ぶようすが見られますが、これがいちばん合理的な飛び方なのです。残念ながら、今ではガンの飛行はなかなか目にしませんが、注意して観察すると、上野公園でも上空をカワウがV字形の群れで飛ぶのを見ることができます。

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ツルやハクチョウがトランペットのような声で鳴きますが、どのようなしくみなのでしょう?
 ツルやハクチョウは体が大きく、長い首をもっていますが、気管がこの中を通って肺につづいています。この気管は首の中を通ってさらに胸骨の内側でトランペットの管のように渦巻き状になっています。アメリカシロヅルでは、この気管の長さは120センチにもなります。鳴管で発せられた声が、この長い気管に響くので、ちょうどトランペットのようなよく響く鳴き声になるのです。ツルのなかまやハクチョウのなかまの、トランペットのような鳴き声は、動物園でもしばしば聞くことができます。とくにナキハクチョウは英名をトランペッタースワンといいそのよく響く鳴き声は有名です。

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カイツブリはいつも水面にいますが、どこに巣を作るのですか?
 初夏から夏にかけて、カイツブリはアシの茂みやハスの葉のあいだの水面に水草の葉や茎を集めて巣を作ります。巣は水草の茎に結ばれているので流れることはありませんが、水面に浮いているので、水位が上がっても水没することはありません。卵はオス、メス交替で抱きますが、両親が同時に巣を離れるときには、卵に水草をかぶせて出かけます。ひながかえると両親がいっしょにつれて泳ぎますが、小さいうちは親が背にのせて泳ぐこともあります。カイツブリは潜水が得意で、水中で小魚を捕らえて食べます。子育てをしているときには、親が小魚をひなに与えているところを見ることができます。

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世界で一番大きな鳥はなんですか?
 現在、地球上に生きている鳥でもっとも大きな鳥はダチョウです。アフリカのサバンナにすみ、最大のオスは頭の高さ2.4メートル, 背の高さ1.4メートル, 体重155キログラムになります。走鳥類の一種で、脚力が強く、足のゆびが外側と中央の2本しかありません。これは、ダチョウだけの特徴です。飛ぶことはできませんが、走るのは早く、時速145キロメートルで走るといわれています。オスの体の羽は黒く、尾の房状の羽は白色です。メスは全体が褐色です。ダチョウの卵も特大で、大きさは17.5センチ×13.5センチ、重さは1.4キログラムもあります。最近、ダチョウの大きさが注目され、日本でも肉・羽・卵などを利用するために飼育しているところがあります。

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世界で一番小さい鳥はなんですか?
 世界で一番小さい鳥はハチドリのなかまです。ハチドリ類はおもに中南米にすんでいて、赤、青、紫など、美しい金属光沢のある羽をもっています。全部で319種といわれていますが、もっとも小さい種類はカリブ海の島にすむコビトハチドリです。このハチドリは体重2グラム、全長5~6センチしかありません。しかも、この全長のうちの半分はくちばしと尾羽ですから、これを除いた体の部分はほんのわずかです。卵もとても小さく、長さ6ミリ、重さは0.2グラムです。空中で羽ばたきながら花の蜜を吸いますが、そのようすは上野動物園のバードハウスや多摩動物公園の昆虫生態園などで見ることができます。

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鳥のさえずりにはどのような意味がありますか?
 鳥が歌うように連続して、特有の形で発音する鳴き声をさえずりといいます。たとえばウグイスの「ホーホケキョ」、カッコウの「カッコー、カッコー」というような鳴き声です。多くの鳥ではさえずりは繁殖期と結びついていて、その時期に頻繁に歌います。さえずりの役割はなにかというと、ほとんどの鳥にとって「なわばりの宣言」であり、同種のオスに対する警告と考えられています。また、さえずりはメスへの呼びかけでもあります。そして、メスとペアになれば、その関係を確かめる効果もあります。このようなわけで、春から夏にかけて、野や山で鳥たちの美しいさえずりを聞くことができます。

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ダチョウの卵を割って食べる鳥がいるのですか?
 アフリカのサバンナにすんでいるエジプトハゲワシは、ダチョウの卵を見つけると地面におりて、適当な大きさの石を探します。この石をくちばしでくわえてきて、頭を上げると力をこめて頭をふり下ろしながら、石を勢いよくダチョウの卵の上に落とします。しかし、ダチョウの卵の殻はなかなか割れないので、根気よくこの動作をくりかえします。そのうち卵にひびが入り、中身が流れだすと、くちばしをつけてすするようにして食べます。このような興味深い動作は飼育下でも見られるので、エジプトハゲワシを飼育している動物園では、ダチョウの卵が手に入ると、適当な石といっしょにエジプトハゲワシのケージに入れて、卵割りの行動を見せている動物園があります。

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鳥の擬傷というのは、どのような行動ですか?
 春から夏にかけて、河原を歩いているとシロチドリが傷ついたようにバタバタもがいているのを見かけることがあります。不思議に思って近づくとさっと逃げますが、また少し離れたところで同じ動作をくりかえします。これが擬傷(ぎしょう)とよばれる行動です。こうして敵をひきつけ、しだいに巣から遠ざけて、もう安全というところまで行くと、さっと飛び去ってしまいます。シロチドリは、海岸や河原の小石まじりの地面に巣を作りますが、このような巣はつねに危険にさらされています。そこで、自分が傷ついたように見せて、敵の注意を巣からそらせるような行動をとるようになったのでしょう。なお、ダチョウ、ノガンなども擬傷行動を見せることがあります。

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