上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園・井の頭自然文化園──都立動物園・水族園の公式サイト

東京動物園協会

  • どうぶつを知る
    • 東京ズーネットBB
    • どうぶつ図鑑
    • 鳴き声図鑑
    • どうぶつQ&A
    • 動物たちの横顔
  • 保全への取組
    • 生物多様性保全活動宣言
    • 野生生物保全センター
    • 保全と教育普及活動
    • 希少動物の飼育と保全
    • これまでの繁殖賞
    • 東京メダカMAP
    • 環境への配慮
    • 東京動物園協会 野生生物保全基金
    • ジャイアントパンダ保護サポート基金
  • ジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」
  • 東京動物園友の会
  • TokyoZooShop
  • 年間パスポート
  • 上野動物園 サイン整備事業
  • ズーライブラリー蔵書検索
  • ボランティアについて
  • ご意見・ご要望

都立動物園マスタープラン (東京都サイトへ)

都立動物園・水族園「生物多様性保全活動宣言」

 私たちの暮らしに必要な水や食べ物、木材、薬品、そして美しい山々や海は、さまざまな生きものたちが織りなす営みによって成り立っています。こうした生きものたちの豊かな個性とつながりのことを、私たちは生物多様性と呼んでいます。しかし、この生物多様性がいま、人口が急増するなかで、人為的な要因によって、かつてないスピードで失われつつあります。私たちはいま、自分たちの暮らしの基盤である生物多様性に対する理解を深め、持続可能な利用を進めていくことが求められています。

2011~2020年は「国連生物多様性の10年」

 2010年10月に開催された、第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)の中で、生物多様性条約戦略計画2011ー2020(愛知ターゲット※)が採択されました。これは、2050年までに、人と自然が共生する世界を実現するため、2020年までに、生物多様性の損失を止めるための行動を起こすことを、日本を含む締約国(193か国)で合意したものです。

 12月には、国連において、愛知ターゲットを実現するため、2011年から2020年を「国連生物多様性の10年」として、世界全体の機運を高めていくことを決定しました。COP10の議長国であった日本には、国連生物多様性の10年の成功に向けて大きな役割が期待されており、今後、国や地方公共団体、企業、市民等、多様な主体が参画し、生物多様性に関する取組を、より一層推進することが重要とされています。

生物多様性保全活動宣言

 私たち都立動物園・水族園においても、この「国連生物多様性の10年」を、地球上に生きるすべての生きものたちとともに暮らしていくために、非常に重要な期間としてとらえ、未来を見据えた活動に取り組んでいきます。

都立動物園・水族園 生物多様性保全活動宣言

 2010年は国連の定めた「国際生物多様性年」でした。「生物多様性を保つために私たちが何をすれば良いか?」を話し合う会議「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)が10月に愛知県名古屋市で開かれました。
 この会議では、地球に暮らす「生きもの」全てにとって大切な「生物多様性」を維持していくために、地球に暮らす私たちみんなが未来に向かって努力することを約束しました。
 さらに12月には、国連において2011年~2020年を「国連生物多様性の10年」と定め、この10年が多くの野生動物と私たち人間が地球にともに暮らし続けていけるかどうか、真剣に向き合うとても大事な期間であるとされました。

 動物園・水族館ではいろいろな「生きもの」を飼育・展示しています。また、希少動物の保護や研究にも取り組んできました。
 そして今、多くの方々に「生物多様性のすばらしさ・大切さを伝えること」が重要な役割のひとつとなっています。都立動物園・水族園は引き続きその役割を担い、具体的な行動をいっそう進めていきます。

I.つたえます・生物多様性 「知ろう!生きものたちのくらし」
 動物園・水族園では、地球に暮らすいろいろな「生きもの」に出会えます。
実際に来て、見て、感じて、私たちの地球が「生きもの」たちの賑わいに満ちていることを確かめてください。

II.まもります・生物多様性 「守ろう!いろいろないのち」
 動物園・水族園では、長年の飼育技術の蓄積により、希少動物の保護・繁殖を進め、そのための調査・研究などを行いながら、今後も生物多様性保全に取り組んでいきます。

III. つなげます・生物多様性 「広げよう!保全のネットワーク」
 動物園・水族園では、今までに培ってきた技術と経験を活かし、国内外の関係者や団体・研究機関などとも連携しながら、各地の生物多様性保全の取り組みに協力していきます。

さあ!みんなで行動しよう!
 私たち人間が生物多様性から得られるさまざまな恩恵をこれからも受けられるために、私たちは何ができるか、何をすべきか、都立動物園・水族園といっしょに考え、行動していきましょう。

2011年1月

公益財団法人 東京動物園協会
恩賜上野動物園  園長 小宮輝之
多摩動物公園   園長 土居利光
井の頭自然文化園 園長 成島悦雄
葛西臨海水族園  園長 上田恭幸

※愛知ターゲットについて

 愛知ターゲット(愛知目標)では、2020年までに生物多様性の損失を止めることを目指し、20の個別目標が設定されています。生物多様性の大切さを「伝える」取組と「まもる」取組は、目標1と目標12で掲げられています。

目標1 人々が生物多様性の価値と行動を認識する

遅くとも2020年までに、生物多様性の価値と、それを保全し持続可能に利用するために可能な行動を、人々が認識する

目標12 絶滅危惧種の絶滅・減少を防止する

2020 年までに、既知の絶滅危惧種の絶滅及び減少が防止され、また特に減少している種に対する保全状況の維持や改善が達成される

愛知ターゲット日本語文(環境省仮訳)