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都立動物園マスタープラン (東京都サイトへ)

中国以外で、はじめてジャイアントパンダの繁殖に成功したのはどこの動物園ですか?
マレーバクの子どもの縞模様が消えるのは、生後何日目ぐらいですか?
ラッコの防寒用の毛とはどのようなものですか?
コアラの袋の口は下向きといいますがほんとうですか?
カバのかく血の汗とはなんですか?
ゾウの牙はどのくらいの長さになりますか?
シカの角が季節によって長さが違うのはなぜですか?
ラクダの背中にあるこぶの中みはなんですか?
ヤマネの体温は冬眠中にずっと同じなのですか?
動物園で飼育しているスカンクは臭くないのですか?
中国以外で、はじめてジャイアントパンダの繁殖に成功したのはどこの動物園ですか?
 1981年7月21日、メキシコのチャプルテッペック動物園でジャイアントパンダの子どもが生まれました。これが中国以外ではじめてパンダの繁殖に成功した記録です。母親の“インイン”は、1975年9月10日、父親になった“ペペ”とともにチャプルテペック動物園にやってきました。インインはペペとたいへん仲むつまじく、1980年8月に初めて出産しましたが、このときの子どもは生後8日目に事故で死亡してしまいました。そこで今度は有線テレビをそなえつけ、人間がパンダ舎に近づかないようにしました。生まれたときの子どもの体長は約10センチ、体重は約85グラムでした。生まれたオスのは“カンクン”と名づけられました。

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マレーバクの子どもの縞模様が消えるのは、生後何日目ぐらいですか?
 多摩動物公園ではマレーバクの飼育展示にとりくんでいます。2000年5月2日にはあたらしいマレーバク舎も完成し、マレーバクは多摩動物公園の人気動物の一つになっています。成獣は黒と白のツートーンカラーですが、生まれたばかりの子どもは親とはちがった色の縞模様をしています。この模様が「うり」に似ているので、子どもは「うり坊」とよばれます。
 多摩動物公園では、1970年9月18日にマレーバクの子どもが生まれました。生まれた子どもは最初はうすく色わけされていて、大きくなると白くなる背・腹・尻は茶色、頭・前足・後足は親とおなじく黒でした。そして、全体に白い縞模様がありました。生後77日目ごろから、それまで茶色だった鞍型模様(背から腹にかけて部分)が少しずつ白くなり始めました。その後、縞模様はほとんど消え、鞍型模様が白くなったのは生後132日目でした。

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ラッコの防寒用の毛とはどのようなものですか?
 北の海にすむアシカやアザラシは厚い皮下脂肪で体温を保っていますが、ラッコの皮下脂肪はこれらの動物にくらべるとわずかしかありません。ラッコは保温のために皮下脂肪ではなく、毛を発達させているのです。ラッコの毛は、哺乳動物の中ではもっとも密度が高く、1平方センチ当たり約10万本の毛が生えています。アザラシの毛は約5万本、人間の髪の毛は約1万6千本ですから、ラッコの毛がいかに多いかがわかります。しかも、1本の長く太い上毛に対して約70本の細い綿毛が一つの毛穴から束になって生えていて、そこに空気をためて断熱効果を高めているのです。ラッコが水中を泳ぐと体の表面が銀色に光ったり、細かい泡が出たりするのはこのためです。

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コアラの袋の口は下向きといいますがほんとうですか?
 コアラは有袋類ですが、おなじみのカンガルーとは体型がかなり違います。たしかに、カンガルーの袋は口が上を向いています。でも、コアラの袋の口は下を向いていると書いてある本があります。実際にはどうなのでしょうか。
 有袋類の袋の口は、へそと尾のつけ根のほぼ中間にあります。袋に子どもがいないときには、どの有袋類も袋の口は正面を向いています。しかし、子どもが袋の中にいるときには、カンガルーでは袋が下腹部の方に発達するので、その結果、袋の口は上を向きます。ところが、コアラの袋は胸の方に発達するので、袋の口は下を向くことになります。それでも子どもは母親の乳首をのどの奥まで入れてくわえていますし、袋の口のまわりの筋肉が口を閉じるようにしているので、子どもが外へ落ちるようなことはありません。

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カバのかく血の汗とはなんですか?
 カバはアフリカの水辺で生活をしていますが、その皮膚には皮脂腺や汗腺がありません。そのかわり、赤い色の液体を分泌する腺があって、分泌液がかわくと皮膚に塗料をぬったようになります。カバが血の汗をかくといわれるのは、このような状態のカバを形容したのでしょう。この赤い液体はアルカリ性で、ネバネバしています。カバの皮膚が赤っぽく見えるのは、体表に赤い色素が沈着するためと考えられています。赤い色素は紫外線を通さないので、強い日光から皮膚を保護し、細菌の感染を防ぐ役割ももっていると思われます。

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ゾウの牙はどのくらいの長さになりますか?
 ゾウの牙は上顎の門歯がのびたもので、アジアゾウにくらべるとアフリカゾウの方が大きくなります。牙は子ゾウが2歳ぐらいになると生え始め、一生のびつづけます。ケニアで捕獲されたアフリカゾウの牙は、長さ10フィート(約305センチ)を超えていたといい、記録的な長さです。アジアゾウでは、9フィート(約274センチ)におよぶ長さの牙が報告されています。
 ゾウの牙は非常に硬いように思われますが、動物園で飼育されているゾウは、コンクリートの壁にこすりつけるとあまり長くなりません。また、あまり長くのびた場合には、危険防止のために切ることもあります。

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シカの角が季節によって長さが違うのはなぜですか?
 シカのなかまの角は毎年1回抜けかわるという特徴があります。のびている時期は皮膚におおわれていて、「袋角(ふくろづの)」と呼ばれます。袋角はまだやわらかく、血液がカルシウムなどの物質を運び、日に日に大きくなります。ニホンジカでは約3カ月で角が完成します。できあがった角は硬く、血行が止まって、おおっていた皮膚がはがれ落ちます。これら一連の現象はホルモンによって支配されていますが、角が完成した時期からシカ類は繁殖シーズンに入ります。そして、繁殖シーズンが終わると角は根もとからポトリと落ちます。そして、しばらくするとまた、生え始めるのです。

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ラクダの背中にあるこぶの中みはなんですか?
 ラクダを見てまず目につくのは、背中にある大きなこぶです。ラクダは砂漠地帯で生活しているので、こぶの中に水をたくわえているのだろうと考えた人がいるようです。しかし、実際にこぶの中を調べてみると脂肪のかたまりです。この脂肪のかたまりはラクダの栄養源です。動物園などで飼育されている栄養状態のよいラクダは、一つのこぶが、100キログラムにもなることがありますが、栄養状態の悪いものは、脂肪のたくわえができないので、こぶは大きくありません。それでも、実際に中近東などで働いているラクダのこぶの重量は25~30キログラムほどだといわれています。

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ヤマネの体温は冬眠中にずっと同じなのですか?
 冬眠中のヤマネは、まわりの温度に合わせて体温を調節します。寒気に合わせて1℃ぐらいまで下げることができるようです。しかし、温度が0℃以下になっても、体温を0℃以下にすることはありません。体温を0℃以下にさげると死んでしまうからです。小さなヤマネが数カ月も食べずに眠ったまま生きつづけることができるのは、エネルギー(栄養源)の消耗を最小にする体のしくみにあります。その一つは体温を低く調節できること、もう一つは、心拍数・呼吸数を減らせることです。冬眠中、体をまるくして体温の発散を少なくすることもエネルギーの節約に役立っています。

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動物園で飼育しているスカンクは臭くないのですか?
 スカンクは臭いにおいを出すので有名です。そのにおいは、卵のくさったにおいにニンニクのにおいをまぜたような、もうれつなにおいで、風にのると数百メートルもただようそうです。このにおいのもとは「メルカプタン」という硫化物です。このようなにおいを出すスカンクを動物園で飼育するときには、肛門の両側にある臭嚢(しゅうのう)を手術で取り除きます。臭のうはそら豆ぐらいの大きさで、1個が約4グラムです。動物園で飼育しているスカンクは、こうした手術を受けているので、来園者にめいわくをかけるようなにおいを出すことはありません。

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