ライオンバスの定員は約50名。燃料には天然ガスを使用しています。始発が10時なので、ライオンを放飼場に出すのは9時50分ごろ。開園時間は9時30分なのに、なぜバスに合わせるかというと、放飼場に出た直後の活発なライオンのすがたを、みなさんにお見せしたいからです。放飼場に出たライオンは、それまで別室にいたなかまとの挨拶、爪研ぎ、マーキング、ちょっとしたトラブルなど、さまざまな行動を見せてくれます。 |
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昔はバスの屋根に登るライオンもいました。自然に登ったのではなく、登るように訓練したのです。人工哺育で育てられたライオンを係員とともにバスのまわりや中で遊ばせ、バスに対する恐怖心を消すことから始め、ジープのボンネットに乗せてエンジン音に慣らしたりして訓練を続け、バスの屋根に乗るようになるまで、約2年もの年月を要しました。現在、バスに登る個体はいませんが、訓練をすれば可能でしょう。 |
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放飼場は約1万平方メートルあり、この中をライオンたちが自由に歩きまわっています。ぜひバスに乗って、ライオンたちの迫力あるすがたをごらんください。 |
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