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オオゴマダラの幼虫。
4対の突起をもち、
派手な色彩をしている |
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オオゴマダラの食草、
ホウライカガミ |
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多摩動物公園の昆虫生態園に入って目につく大きな白黒模様のチョウ──それがオオゴマダラです。ゆっくりふわふわと飛ぶすがたから、「シンブンチョウ」(新聞が風に舞うような蝶)といった俗称もあります。蛹は光沢のある金色をしており、自然のものとは思えないほどです。日本国内では、沖縄諸島や先島諸島に生息しています。 |
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・食草ホウライカガミ
オオゴマダラは、キョウチクトウ科の植物、ホウライカガミしか食べません。ホウライカガミは大型のつる性植物で、茎は長く伸び、3~5メートルほどになります。昆虫生態園では、この植物しか食べないオオゴマダラのために、鉢植えを150鉢以上育てています。 |
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金色に光り輝く蛹 |
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ホウライカガミの花は
小さくて目立たない |
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