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雑食性で、岩についた藻類や水生昆虫、水面に落ちた昆虫などを食べます。産卵期は5〜8月で、砂底でメスとオスが寄りそい、放精、放卵がおこなわれます。この時期、オスの体には、赤や青の模様があらわれ、頭部や体側に追星(おいぼし)と呼ばれる突起ができます。卵のほとんどは、ふ化するまでに他のオイカワや魚たちに食べられ、さらに大きくなるまでの間に、他の生き物のえさになってしまいます。およそ2年で8〜12cmに成長して成熟しますが、まれに3年かかるものもいます。釣りの対象として人気があり、関東では「ヤマベ」と呼ばれています。 |
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