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 Z o o E x p r e s s ■ ズー・エクスプレス ■ No.766 - 2015年10月23日

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・都立動物園の最新情報をお届けするメールマガジン「ズー・エクスプレス」

・上野動物園ではブラウンキツネザル、そしてオオアリクイが……。

・東京動物園友の会に入会しませんか? 年会費は、 2,000円。機関誌「どうぶ
つと動物園」を年4冊お届けします。入会・継続の手続きは、クレジットカード
&オンラインでもOK! → http://www.tokyo-zoo.net/member/

■目次■----------------------------------------------------------------

・東京動物園協会
 └─11/29「コウノトリ保全フォーラム」野生復帰10年、そして新たな旅立ち
    ──全国へ そして世界へ」参加者募集

・上野動物園
 ├─ブラウンキツネザルのメスが死亡しました
 ├─ヘビ水槽に水辺!ヒバカリ水槽リニューアル
 ├─オオアリクイが沖縄に移動します
 ├─11/1「まちなかコンサート」開催、動物にちなんだ作品を演奏します
 ├─東京文化財ウィーク期間中の上野動物園のイベント
 └─10/31-11/2 上野動物園の東園は18時まで開園

・多摩動物公園
 ├─サーバルの赤ちゃん、すくすくと成長中!
 ├─「色・彩」展を彩る生きものたち
 ├─モウコノウマ「イルムーン」の成長と名前お披露目会
 ├─子供写生画コンクールの入選作品決定! 10/29〜12/1展示(表彰式11/3)
 └─東京文化財ウィーク期間中の多摩動物公園のイベント

・葛西臨海水族園
 ├─今年のトビハゼ繁殖──夜間に泥干潟水槽で子どもを回収
 ├─11/29 高校生・大学生向けレクチャー&カフェ「海の学び舎」第3回
 │    「ヤドカリたちの華麗な世界」参加者募集
 └─講演会「小笠原の今を知る」に合わせて特産品販売(10/24-25)と
    写真展(10/24-11/24)開催

・井の頭自然文化園
 ├─ヤマネコたちの移動と新しい展示──アムールヤマネコとツシマヤマネコ
 └─東京文化財ウィーク期間中の井の頭自然文化園のイベント

■東京動物園協会■======================================================

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▼11/29「コウノトリ保全フォーラム」野生復帰10年、そして新たな旅立ち
 ──全国へ そして世界へ」参加者募集
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 公益財団法人東京動物園協会は「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設
間パネル」との共催で、「コウノトリ保全フォーラム」を開催します。2015年11
月29日(日)、会場は東京都美術館講堂です。応募方法などくわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23214

■上野動物園■==========================================================

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▼ブラウンキツネザルのメスが死亡しました
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 先月2015年9月29日、上野動物園のブラウンキツネザルのメスが老衰のため死
亡しました。ブラウンキツネザルの寿命は野生で25歳くらいと言われますが、こ
の個体は34歳の長寿でした。

 2009年に上野動物園に「アイアイのすむ森」がオープンし、3歳年上のオスと
ともに財団法人進化生物研究所から来園しました。

・関連記事「アイアイとキツネザルを新施設に移動」(2009年5月30日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=11618

 2頭はとても仲がよく、お互いに寄り添いながらしっぽで相手を包み込んで寝
るほほえましい姿をいつも見ることができました。

 2年前の2013年9月20日、オスが35歳で死亡し、メスは上野動物園でたった1
頭のブラウンキツネザルとなってしまいました(ニュース↓)。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=21804

 オスととても仲がよく、すでに平均寿命を超えていたこのメスが、オスを追う
ように死んでしまうのではないかと心配をしていましたが、その後約2年間、元
気に過ごしてくれました。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=21804

 メスの死亡後、残念ながら上野動物園でのブラウンキツネザルの展示は終了で
す。おばあちゃん(と私たち飼育担当者は呼んでいました)、ありがとう。

                  〔上野動物園西園飼育展示係 下重法子〕

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▼ヘビ水槽に水辺! ヒバカリ水槽リニューアル
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 上野動物園の両生爬虫類館内のヒバカリ展示水槽をリニューアルしました。ヒ
バカリは本州や九州、四国などに生息する体長は40〜60センチの小型ヘビです。
毒はもっていません。

 性格はおとなしく、細い体に対して目が大きいので、とても愛くるしい顔つき
です。小魚やカエル、オタマジャクシなどを好んで食べるので、野生では水辺の
近くをすみかにしており、初夏の田んぼや池などでは、水面を眺めて獲物を物色
している姿を見かけます。

 今までの展示水槽は陸地をメインに作られていたので水辺がなく、ヒバカリは
湿り気のある物陰に潜んでいることがしばしばありました。また、えさは水をは
った皿に入れていたので、一瞬で平らげていました。

 けっして広くはない飼育スペースですが、やはり彼らが好んで住んでいる環境
に近づけたい、ヒバカリにもハンティングをしてもらいたい、そしてその光景を
みなさんにも見ていただきたい──そんな思いから、今回の水槽リニューアルに
いたりました。

 新水槽は、水辺と陸地を混在させた「アクアテラリウム」へと大改良をおこな
いました。水槽底部には砂利を敷き詰め、コルクを使って陸地を作成し、コケな
どを敷いて自然を模しています。

 新水槽に引っ越したヒバカリは水辺に興味津々です。全身はしっとりと濡れ、
水中に泳ぐ小魚をじっと見つめるその目はハンターのようです。ただし、深い水
深にまだ慣れていないためか、うまく魚を捕らえられていないようですが、きっ
とこれから上達してくれることでしょう。

 ときおり物陰に体を隠して頭だけ出しているときもありますが、魚を捕まえる
ようすを目の前で見られる日も近いかもしれません。

                〔上野動物園は虫類館飼育展示係 坂部あい〕

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▼オオアリクイが沖縄に移動します
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 上野動物園のオオアリクイ「ガンコ」は2年前の2013年7月末出産予定でした
が、7月4日に緊急の帝王切開を実施。残念ながらガンコは14日に死亡しました。
 生まれた子は人工保育で元気に育ち、みなさんの前にもデビューしましたが、
このたび、2015年11月9日(月・休園日)、上野動物園から沖縄こどもの国に出
発します。移動に伴い上野動物園ではオオアリクイは見られなくなります。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=23220

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▼11/1「まちなかコンサート」開催、動物にちなんだ作品を演奏します
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 東京文化会館と連携して開催する「まちなかコンサート」を。2015年11月1日
(日)は上野動物園で開催します。動物にちなんだ作品を演奏。くわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23221

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▼東京文化財ウィーク期間中の上野動物園のイベント
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 東京文化財ウィーク(2015年10月31日〜11月8日)にちなみ、天然記念物の動
物など、上野動物園の文化財を紹介するイベントを開催します。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23218

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▼10/31-11/2 上野動物園の東園は18時まで開園
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 2015年10月30日〜11月3日、上野恩賜公園で「創エネ・あかりパーク2015」開
催。10月30日〜11月2日は上野動物園表門前で動物イルミネーションを展示しま
す。そして10月31日〜11月2日、上野動物園は「東園のみ」通常よりも1時間長
く18時まで開園します。なお、東園も西園も入園は16時までです。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=23212

■多摩動物公園■========================================================

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▼サーバルの赤ちゃん、すくすくと成長中!
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 多摩動物公園で2015年9月28日、サーバルの赤ちゃんが2頭生まれました。母
親の献身的な子育てのもと、2頭はすくすくと育っています。サーバルの赤ちゃ
んが無事に育つのは2003年以来、じつに12年ぶりのことです(2008年に「シオン」
が繁殖しましたが、残念ながら死産でした)。

・サーバル誕生のニュース(2015年10月8日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=23192

 今回の母親「ユリ」は羽村市動物公園から2014年10月に多摩動物公園にやって
きました。来園当初は約1歳だったユリの顔つきは幼く、行動にはあどけなさが
感じられました。しかし、来園後1か月も経たないある日、運動場に出たユリか
ら発情時特有の甲高い声が聞こえてきました。

 その後、ユリにかわって運動場に出たオスの「ポール」が、ユリの残したにお
いを嗅ぎ取って鳴くという反応をわずかながら見せました。ユリが成獣ならこの
タイミングでポールと同居させて繁殖を試みることも考えられますが、まだ成長
途中なので見送りました。

 その後も定期的に発情の兆候を示すユリに私たちは期待ともどかしさを抱きつ
つ見守ってきました。ユリは来園から半年ほど経つ頃にはしっかりとした体つき
へと成長。そして2015年7月13日、その日はやってきました。ふたたびユリに発
情行動が見られたのです。

 数日前から鳴き始め、体を木や地面にすりつける行動が見られるようになりま
した。発情が強まっている証拠です。そこで格子越しにポールと見合いをさせま
した。やや戸惑っているようすが見られたものの、少しするとお互いに好意的な
動きが見られたため、同居に踏み切りました。

 こちらの心配をよそに、同居直後からユリがポールに対して積極的に近寄り、
ポールが後ずさりする姿さえ見られました。メスからここまで積極的な行動が見
られるとは思ってもいませんでしたが、しばらくしてユリが立ち止まっているの
を見はからってポールがマウントし、交尾にいたりました。

 ポールに交尾の経験はあったものの、初めてのユリはなかなか落ち着かないよ
うすです。発情期間中に何度か交尾にいたりましたが、うまくいっているのか確
信はもてません。

 それから約2か月経つ頃にユリのお腹がふくらみ始め、みるみる大きくなって
いきました。サーバルの妊娠期間は75日ほどと言われていますが、最終交尾から
73日目の9月28日、朝から出産の兆候が少しずつ現れ、15時11分に1頭目を出産、
16時17分に2頭目を無事に産みました。初産だったので、ユリは生まれてきた子
に戸惑いつつも、すぐに子の全身を丁寧に舐め始めたので、モニターごしに観察
していた担当者たちも安堵しました。

 その後、現在にいたるまで、ユリは落ち着いて子育てをしています。生後15日
目に体重を測定し、性別を確認したところ、1頭はオスで 648グラム、もう1頭
はメスで 611グラムとわかりました。2003年に生まれたサーバルたちよりも大き
く、ユリのしっかりとした授乳のおかげで赤ちゃんたちのお腹がふっくらとして
いることも確認できました。

 今後母子の体調や子の成長を見ながら公開時期を検討します。順調にいけば11
月上旬〜中旬に放飼場にデビューする予定です。どうぞ楽しみにお待ちください。

                〔多摩動物公園北園飼育展示係 佐々木悠太〕

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▼「色・彩」展を彩る生きものたち
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 多摩動物公園では2015年10月1日から12月1日まで、企画展「色・彩──生物
のいろとデザインの不思議」を開催しています。生物の色や形から「とけこむ」
「めだつ」「かわる」のテーマに分け、生存戦略などの秘密を考えます。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23171

 さて、この企画展では、色鮮やかな熱帯の生き物の解説だけでなく、身近な生
物であるニホンアマガエルとアカハライモリの生体も展示しています。

 ニホンアマガエルの特徴は、体の色が周囲の環境によって変化するということ
です。実際、飼育を始めた頃は鮮やかな緑色でしたが、周囲の色と同調するだけ
でなく、太陽の光の強さや湿気も影響する結果、茶色や白っぽい色に変化したり、
模様が生じたり、さまざまに変化しました。水入れ容器のピンク色に同調したの
か、白っぽいピンクに変色したものもいました。

 その一方、変化がほとんど生じない個体も見られます。これらの個体は飼育当
初から現在までずっと緑色で小ぶりな体をしており、見つけやすい場所に一日中
いることが多いという特徴もありました。

 展示水槽内には朽木や葉の造形物が多くあり、カエルがたくみに隠れています。
また、展示個体を週替わりで変えているので、飼育環境の変化によって、さまざ
まな色の個体を見ることができるかもしれません。

 アカハライモリもニホンアマガエルと同じく、かつての日本ではなじみ深い動
物でした。皮膚の粘液には毒が含まれ、名前の由来にもなっている赤いお腹は敵
に対する警告色と考えられています。企画展では、この赤いお腹を見ていただく
ため水槽下に鏡を置きました。葉の上などで休むこともありますが、よく動くの
で、じっくり見ているとこの特徴的なお腹を見ることができます。

 アカハライモリは日本にしかいない固有種ですが、東京都23区内ではほぼ絶滅
したと考えられています。ニホンアマガエルでさえ都内の生息数が減少していま
す。この企画展を機に、身近な生き物の色や形にも興味をもっていただき、彼ら
がくらしている環境についても考えていただければと思います。

                    〔多摩動物公園教育普及係 林亜紀〕

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▼モウコノウマ「イルムーン」の成長と名前お披露目会
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 多摩動物公園で生まれたモウコノウマの「イルムーン」。生まれた日は体全体
がモコモコしていました。まるでヒツジのように……。それから4か月。跳ねた
り走り回ったり、子馬らしさ全開になったイルムーン。2015年10月31日には名前
お披露目会も開催します。くわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=23211

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▼子供写生画コンクールの入選作品決定! 10/29〜12/1展示(表彰式11/3)
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 多摩動物公園で募集した「子供写生画コンクール」の入選作品が決定しました。
2015年11月3日に表彰式を開催。10月29日から12月1日まで入選作品の展示をお
こないます。くわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=23219

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▼東京文化財ウィーク期間中の多摩動物公園のイベント
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 東京文化財ウィーク(2015年10月31日〜11月8日)にちなみ、天然記念物の動
物など、多摩動物公園の文化財を紹介するイベントを開催します。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23217

■葛西臨海水族園■======================================================

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▼今年のトビハゼ繁殖──夜間に泥干潟水槽で子どもを回収
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 葛西臨海水族園「東京の海」エリアの泥干潟水槽でトビハゼが繁殖しました。
トビハゼは、東京湾から沖縄本島にかけての泥干潟にすむ水陸両生のハゼ科の魚
です。干潮時の干潟でえさを捕ったり、繁殖のために活動したりします。

 夏の繁殖期にオスは泥の中に深さ20〜30センチの巣穴を掘りますが、その末端
はJ字型に反り上がって「産卵室」となります。産卵室の卵は1週間程で孵化し、
子どもは巣穴から出て海で漂う生活をします。産卵後のメスは巣穴を離れますが、
オスは巣穴に残って卵を守ります。興味深いことに、オスは巣穴の外で口に空気
を含み、産卵室に何度も運びます。その結果、産卵室の卵は空気にさらされ、発
生が進むと考えられています。

・関連記事:トビハゼの巣穴掘り「空気をパクッ」(2011年11月4日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=20483

 2015年8月6日、消灯後の18時40分頃、薄暗い泥干潟水槽でのことです。満潮
の水面の一部で直径1〜2センチの気泡がポコポコと約1分間出ているのを確認
しました。「さては?」と直感的に思い、ただちに懐中電灯で水槽のガラス面下
部(水中部分)を照らしました。約10秒後には暗い背景に白っぽい半透明の小さ
な魚の子ども(全長3ミリ程)が数尾確認され、数は時間とともに増え、約1分
経つと数十尾を超える数になりました。この子どもはたしかに光に集まる習性で
した。

 これは孵化直後と思われるトビハゼの子です。水面の気泡は、オスが巣穴内で
卵の孵化を誘うためとった行動によるものでしょう。卵が孵化直前になると、オ
スは産卵室に溜まった空気を口に含み外へ出します。これを何度も繰り返し、産
卵室の水位を上昇させ、卵を水にひたし、孵化を誘発します。このとき生じた気
泡だったのだと思います。

 トビハゼの子が光に集まるようすを動画で撮影しました。ウェブページでごら
んください。
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=23222

 これまでは開園前に水槽内に金魚網を入れ、子どもを手繰りよせて水ごとカッ
プで回収していましたが、今回は光に集まる習性を活かし、18時半以降に作業し
て、一度に数百尾の子どもを水ごとカップですくうことができました。孵化直後
の子どもを傷つけずに効率よく回収できるので、繁殖成績の向上にも繋がるので
はと考えています。
                  〔葛西臨海水族園飼育展示係 田辺信吾〕

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▼11/29 高校生・大学生向けレクチャー&カフェ「海の学び舎」第3回
 「ヤドカリたちの華麗な世界」参加者募集
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 第一線で活躍する研究者やフィールドで活躍するナチュラリストが海や川の環
境やそこにくらす生き物のおもしろさ、研究することの楽しさを紹介するシリー
ズ講座「海の学び舎」(うみのまなびや)を開催しています。
 2015年第3回のタイトルは、「ヤドカリたちの華麗な世界」。前半は講師のお
話、後半はお茶を飲みながら参加者も交えた談話会です。高校生・大学生のみな
さん、ぜひお申し込みください。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23215

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▼講演会「小笠原の今を知る」に合わせて特産品販売(10/24-25)と
 写真展(10/24-11/24)開催
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 葛西臨海水族園では2015年10月24日(土)、小笠原村と公益財団法人東京動物
園協会の合同企画、講演会「小笠原の今を知る」を開催します。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23172

 この講演会にあわせて「小笠原の特産品販売」と「小笠原の今を知る 南俊夫
写真展」をおこないます。くわしくは↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23213

■井の頭自然文化園■====================================================

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▼ヤマネコたちの移動と新しい展示──アムールヤマネコとツシマヤマネコ
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 井の頭自然文化園ではアムールヤマネコ舎をリニューアル。1歳のオス「ユズ
キ」がここに登場しました。そして、ユズキがいた場所に12歳のツシマヤマネコ
のメス「ノリ」がお目見え。ツシマヤマネコの公開は井の頭自然文化園では2014
年3月以来の公開です。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=23210

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▼東京文化財ウィーク期間中の井の頭自然文化園のイベント
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 東京文化財ウィーク(2015年10月31日〜11月8日)にちなみ、天然記念物の動
物など、上野動物園の文化財を紹介するイベントを開催します。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=23216

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  N E W S  C L I P S
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●親子がアサギマダラのルート調査──高知県立のいち動物公園(高知新聞)
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=346133&nwIW=1&nwVt=knd

●来年開館85周年を迎える桂浜水族館(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20151022ddlk39040607000c.html

●シャチの生態を飼育職員が紹介──名古屋港水族館(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20151021/CK2015102102000054.html

●ツメナシカワウソ2頭誕生──二見シーパラダイス(産経WEST)
http://www.sankei.com/west/news/151017/wst1510170030-n1.html

●ジンベエザメ複数展示──のとじま水族館(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20151017-OYTNT50033.html

●絶滅危惧種アラビアオリックス誕生──金沢動物園(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201510/CK2015101902000170.html

●保護施設で初めて孵化したウミガメの放流──鹿児島(朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASHBN56Q5HBNTLTB015.html

●ゴリラ「シャバーニ」初の生誕祭──東山動植物園(朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASHBN447DHBNOIPE00V.html

●キングペンギンの赤ちゃん誕生──下関市立海響館(朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASHBH3SJ4HBHTZNB00K.html

●スマトラトラが宮城県から引越し──わんぱーくこうちアニマルランド(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20151020-OYTNT50311.html

●動物とロボット技術融合「サイバー救助犬」年内に試験運用へ(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H0I_S5A021C1CR0000/

●イヌ用人工血液を中央大が開発(マイナビニュース)
http://news.mynavi.jp/news/2015/10/20/391/

●高圧放電を使って獲物の位置を捉えるデンキウナギ(natureasia)
https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/10278

●ダイオウイカの若体を世界で初めて発見(神戸新聞NEXT)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008501437.shtml

●絶滅寸前のカエルを火山から救え──エクアドル(ナショジオ日本版)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/101600289/

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▽ズー・エクスプレスでは、みなさんからのおたよりを募集しています。匿名や
ペンネーム希望の方はその旨をお伝えください。webmaster@tokyo-zoo.net まで。
ご意見・ご要望・お問い合わせもこのアドレスまでどうぞ。

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更をご希望の方は、いったん解除をおこない、あらためて新アドレスを登録して
ください。 http://www.tokyo-zoo.net/express/

▽編集後記

○積極的なユリに後ずさるポール……。しかし無事2頭が誕生! サーバルが順
調に成長するのは多摩動物公園では12年ぶりです。
https://twitter.com/TokyoZooNet_PR/status/651951082755633152

○ツイッターでもお知らせをしています。フォローはこちらから↓
https://twitter.com/intent/follow?screen_name=TokyoZooNet_PR   (大平)

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メールマガジン ZooExpress No.766 - 2015年10月23日
公益財団法人 東京動物園協会
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電話 03-3828-8235 FAX 03-3828-8237
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URL  : http://www.tokyo-zoo.net/ 東京ズーネット
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(c)2015 Tokyo Zoological Park Society
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