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Z o o E x p r e s s ■ ズー・エクスプレス ■ No.90 - Dec 13, 2002
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・都立動物園の最新情報をお届けするメールマガジン「ズー・エクスプレス」
・来年のお正月は、上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然
文化園とも、2日(木)から開園です!
■も く じ■==========================================================
○上野動物園
・ホフマンナマケモノの赤ちゃんが生まれました、日本初!
・広告施設デザインコンペティション参加者募集
・上野動物園で楽しいお正月
あけましておめでとう──園長と動物たちがお出迎え
記念写真をとろう
園長と写真を撮ろう
未年はヒツジといっしょの記念写真
子ゾウのスーリヤと撮ろう
ゾウのスーリヤに新年のあいさつ
獅子舞
新春鏡割と琴の演奏
○多摩動物公園
・多摩動物公園はお正月の特別企画が目白押し!
ヘブンアーティスト公演
新春スタンプラリー
干支の折り紙教室
サーバルのお散歩
キーパーズトーク
第3土曜日家族ふれあいの日の催し
○東京動物園友の会
・「どうぶつと動物園」12月号のご紹介
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N E W S
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■上野動物園■========================================================
▼ホフマンナマケモノの赤ちゃんが生まれました、日本初!
11月20日、西園にいるホフマンナマケモノが赤ちゃんを産みました。来園
19年目で初めての出産です。しかも、ホフマンナマケモノの出産は日本初!
赤ちゃんの現在の体長は約20センチ、体重と性別はまだ不明です。
母親は「コウ」、父親は「ヒデ」。2頭とも1983年4月3日にアメリカの
リンカーンパーク動物園から贈られた個体です。いずれも推定22歳。
ナマケモノの寄贈を受けたのは、日本航空のシアトル・シカゴ線就航を記
念してのことでした。上野動物園では、戦前にいちど、フタユビナマケモノ
を飼育したことがありますが、それ以降、ナマケモノはいませんでした。
出産を確認したのは、11月20日の午前9時25分ごろ。ふだん、子どもは母
親のお腹に抱きかかえられていて、すがたを見ることはなかなかできません
が、ぶらさがっているナマケモノのお腹のあたりをよ~く見てください。タ
イミングがよければ、赤ちゃんが見えるかも?! 担当者の話だと、午前中
がよいようです。
いちど母親が放飼場のフェンスをのぼり、来園者におなかが丸見えになっ
たことがあります。もちろん、こどもはしっかりお腹にしがみついていて、
落ちることはありませんでした。
担当者によれば、生まれたばかりの赤ちゃんは、おとなのナマケモノをそ
のまま小さくしたようなすがたをしており、ずいぶん「しっかり」している
ように見えたそうです。
授乳も確認され、子どもは順調に育っています。最近では、母親の食べこ
ぼした餌を口にしたりするすがたも見られるとか。
母子の写真は「東京ズーネット」 http://www.tokyo-zoo.net/ からニュー
スページをごらんください。
▼広告施設デザインコンペティション参加者募集
上野動物園では、動物園にふさわしい広告施設のデザインをコンペティシ
ョンにより募集します。応募のためには、まず登録手続きをとり、説明会の
後、作品を募集します。
・目的
東京都では、都市再生にむけた民間活力の導入や規制緩和を推進して
います。上野動物園では広告施設を設置し、企業の広告を掲載して協賛
金を募り、この資金を活用して案内サイン等の整備を進めます。今回は、
動物園にふさわしい広告施設のデザインを募集します。
・登録期間
2002年12月3日から12月20日
・応募方法
会社名(応募担当者名)または個人名、住所、電話番号、ファックス
番号を明記し、郵送かファックスで下記宛てにお申し込みください。
〒110-8711 台東区上野公園9-83 上野動物園庶務課庶務係
ファックス 03-3821-2493
○募集概要
・募集施設
広告ボード(幅5m×高さ2m程度)2案
広告塔「アドポスト」(幅2m×高さ6m程度)1案
動物解説ボード(幅2m×高さ2m程度)1案
(イメージスケッチ、製作図)
表門内側の入口広場1案(イメージスケッチ)
・募集スケジュール
現場説明会 2003年1月8日(水)※要領を配布します。
第1次応募締切 2003年2月7日(金)
第1次審査発表 2003年2月28日(金)
第2次審査発表 2003年3月下旬
・応募資格
法人、個人を問わず、1応募者につき1件の応募にかぎります。
・審査
イメ-ジスケッチにより第2次審査参加者を5作品程度選定。第2次
審査で製作図により優秀作品を決定します。
・賞金および提案料
優秀作品=賞金50万円(1作品)
第二次審査参加作品=提案料として10万円(5作品程度)
○実施主体
東京都恩賜上野動物園環境デザイン委員会
構成:恩賜上野動物園、(財)東京動物園協会
顧問:東京藝術大学助教授ほか
・問い合わせ:上野動物園 電話03-3828-5171
▼上野動物園で楽しいお正月
◎あけましておめでとう──園長と動物たちがお出迎え
園長と動物たちが、来園者のみなさんを歓迎します。なお、動物たちは
あいさつのあと、表門付近を散歩します。
日時 2003年1月2日(木)、3日(金)9時30分~10時00分
場所 表門付近
お出迎えする動物 アジアゾウ(スーリヤ)、ヒツジ
◎記念写真をとろう
・園長と写真を撮ろう
日時 2003年1月2日(木)、3日(金)10時30分~11時00分
場所 表門付近
※撮影用のカメラを各自ご持参ください。
・未年はヒツジといっしょの記念写真
新年のお祝いにのヒツジと記念写真。時間内で自由に撮影ください。
日時 2003年1月2日(木)、3日(金)11時00分~14時00分
場所 こども動物園の「なかよし広場」
・子ゾウのスーリヤと撮ろう
柵ごしにスーリヤに近づいてパチリ!
日時 2003年1月2日(木)、3日(金)11時00分から
人数 各日先着50組
受付 ゾウ舎付近で10時45分より
撮影場所 ゾウ舎放飼場前
◎ゾウのスーリヤに新年のあいさつ
ゾウのスーリヤに餌をやってみませんか?
日時 2003年1月2日(木)、3日(金)13時30分から約30分間
人数 各日先着30組程度
※ゾウ舎付近で13時15分から受付。餌がなくなりしだい終了です。
場所 ゾウ舎放飼場前
◎獅子舞
日時 2003年1月2日(木)、3日(金)11時00分から約30分間
場所 表門付近
◎新春鏡割と琴の演奏
地元商店街のご協力による振舞酒と琴の音色をご堪能ください。
日時 2003年1月2日(木)10時00分より
場所 表門付近
■多摩動物公園■======================================================
▼多摩動物公園はお正月の特別企画が目白押し!
◎ヘブンアーティスト公演
ヘブンアーティストとは、東京都によって、公共の場での活動を認めら
れた大道芸人や音楽家です。
日時 2003年1月2日(木)、3日(金) *雨天順延(日時未定)
場所 正門付近
演者 ブーリーウーリーカンパニー(ジャグリング)
11時/13時/15時
バーバラ村田(パントマイム、マジック)
11時30分/13時30分/15時30分
◎新春スタンプラリー
悪い夢を食べてくれるバク、ヒツジの原種ムフロンなど、縁起のいい動
物や十二支にちなんだ動物のスタンプを園内5か所に設置。集めたスタン
プの数だけ、動物ポストカードをプレゼントします。
日時 2003年1月2日(木)~7日(火)9時30分より(雨天中止)
集合場所 正門 情報テント(用紙を配布します)
人数 各日先着700名(用紙がなくなりしだい終了します)
◎干支の折り紙教室
シルバーガイドがヒツジの折り方をお教えします。
日時 2003年1月2日(木)~7日(火)
10時30分~11時30分、13時00分~14時00分
場所 ウォッチングセンター 動物ホール
人数 各日先着100名
◎サーバルのお散歩
サーバルの子どもに触ってみませんか。写真撮影もできます。
日時 2003年1月2日(木)~7日(火)14時~14時30分
場所 ウォッチングセンター エントランスホール
◎キーパーズトーク
飼育係が担当動物について、じっくりとお話します。
日時 2003年1月2日(木)~26日(日)13時30分~13時45分
2日=ゴールデンターキン、3日=アフリカゾウ、4日=チ
ンパンジー、5日=オランウータン、12日=レッサーパンダ、
13日=ライオン、19日=チョウ、26日=トラ、オオカミ
場所 各動物舎前
◎第3土曜日家族ふれあいの日の催し
・動物の折り紙
日時 2003年1月18日(土)13時30分~14時30分
場所 ウォッチングセンター 動物ホール
内容 シルバーガイドが動物の折り方をお教えします。
人数 先着100名
■東京動物園友の会■==================================================
▼「どうぶつと動物園」12月号のご紹介
「どうぶつと動物園」は、東京動物園友の会の機関誌です。友の会への入
会は http://www.tokyo-zoo.net/member/ の「入会資料申込み」でどうぞ。
年会費は3,700円。毎月「どうぶつと動物園」をお届けします。
友の会にご入会いただくと……都立動物園をふくめ、都立公園の入園料割
引や、上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園のレストラン・ギフトシ
ョップでの割引などの特典があります!
【最新号(12月号)の目次から】
[生きものトーク]
生命を育む自然環境……………………………………………………柿沼好子
[動物たちのからだとくらし]
動物園で見る冬毛と夏毛………………………………………………小宮輝之
[飼育レポート]
アゲハチョウ類の周年展示と飼育……………………………………横田修
あ・ら・かると
[飼育トピック]
ジャイアントパンダの飼育30年をたどって…………………………佐川義明
[今月の表紙]
シロフクロウ……………………………………………………………室伏三喜男
・動物園ニュース
・会員のページ
(付録)おりじなるポストカード(ジャイアントパンダ)
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▽本文中に示したリンクによって表示されるページには、他のページへの移動
リンクが含まれていない場合があります。とくに東京ズーネットの「どうぶ
つ図鑑」のばあい、完全なかたちで表示するためには、図鑑のトップページ
http://www.tokyo-zoo.net/search/ から検索してください。
▽ZooExpressではみなさんからのお便りを募集しています。匿名やペンネーム
希望の方はその旨をお伝えください。webmaster@tokyo-zoo.net まで。ご意
見・ご要望・お問い合わせもこのアドレスまでどうぞ。
▽メール配信先変更、配信停止は下記URLにてお願いいたします。配信先の
変更をご希望の方は、いったん解除をおこない、あらためて新アドレスを登
録してください。 http://www.tokyo-zoo.net/express/
▽編集後記
ホフマンナマケモノの両親の名前、ヒデ♂とコウ♀は、じつは最初の担当
者の名前からとっているとか。漢字は「英」と「幸」でした。じつは、今回
生まれた赤ちゃんに名前をつけたい!というメールをいただいています。で
も、公募はしないかもしれません。ごめんなさい。
「どうぶつと動物園」12月号に綴じ込まれた「おりじなるポストカード」
(4枚)はぜんぶジャイアントパンダ! しかも、パンダ来園30周年を記念
して、カンカン、トントン、ホァンホァン、フェイフェイ、ユウユウ、リン
リンがせいぞろいです! (大平)
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メールマガジン ZooExpress No.90 - 2002年12月13日
財団法人 東京動物園協会
110-0007 台東区上野公園9-83 上野動物園内
電話 03-3828-8235 FAX 03-3828-8237
e-mail: webmaster@tokyo-zoo.net
URL : http://www.tokyo-zoo.net/ 東京ズーネット
(c)2002 Tokyo Zoological Park Society
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