 |
========================================================================
Z o o E x p r e s s ■ ズー・エクスプレス ■ No.539 - 2011年06月03日
========================================================================
・都立動物園の最新情報をお届けするメールマガジン「ズー・エクスプレス」
・開催ちゅう。
・東京動物園友の会に入会しませんか? 年会費は、 2,000円。機関誌「どうぶ
つと動物園」を年4冊お届けします。入会・継続の手続きは、クレジットカー
ド&オンラインでもOK! → http://www.tokyo-zoo.net/member/
■目次■----------------------------------------------------------------
・上野動物園
├─福島から来たユーラシアカワウソ
├─冬眠中のツキノワグマが出産しました
└─シマウマの削蹄をおこないました
・多摩動物公園
└─アカハシコガモのひなが孵化しました
・葛西臨海水族園
├─アマモ場をのぞいてみれば
├─がんばれ!アクアマリンふくしま[2]ふくしまの大漁旗展示中
└─6/11、6/25スタッフトーク「浜アソビノススメ」
・井の頭自然文化園
├─ハタネズミのトンネル展示
├─カイツブリのひな、順調に成長中
└─文化園いきものクラブ、2011年度の予定
■上野動物園■==========================================================
--------------------------------
▼福島から来たユーラシアカワウソ
--------------------------------
2011年3月11日に発生した東日本大震災により施設に被害を受けた、ふくし
ま海洋科学館アアクアマリンふくしま(福島県いわき市)の飼育動物の一部を、
日本動物園水族館協会に加盟する複数の園館が緊急保護として受け入れました。
上野動物園では3月17日と25日に、ユーラシアカワウソのドナウ(オス、3
歳)チロル(メス、2歳)の2頭を受け入れました。
この2頭の展示場所は東園にある元々ユーラシアカワウソを展示していたと
ころで、増設されたアクリル水槽を泳ぎ、来園者の間近で餌を食べる姿を見る
ことができて人気がありました。
最近はニホンアナグマ、ハクビシン、ユーラシアカワウソの3種を混合展示
していましたが、ドナウとチロルを展示するため、上記の3種はそれぞれ前に
いた場所に移動しました。
アクアマリンふくしまでは2頭一緒に飼育されていたのですが、上野動物園
での検疫中は別々に飼育し、再同居は広いスペースがあるカワウソ舎でおこな
いました。同居にあたり、ユーラシアカワウソはテリトリー内に約50か所もの
巣穴をもつといわれているので、巣箱はそれぞれが好きなものを選び、争わな
いですむよう多く設置しました。
同居はまずチロルをカワウソ舎に入れ、落ち着いたところでドナウを入れた
のですが、2頭でじゃれあったり一緒に泳いだり、とくにトラブルもなくでき
ました。
しばらく飼育係を警戒しているようでしたが、最近では担当者の手から餌
を取って食べたり、来園者に近づいたりする姿も見られるようになりました。
手渡しの餌やりは、今後アクリル水槽内でおこなう予定の給餌の練習です。
東日本大震災の被災地は深刻な状態ですが、ドナウとチロルの元気な姿が応
援メッセージになるよう、飼育展示に力を注いでいます。
〔上野動物園東園飼育展示係 野島大貴〕
------------------------------------
▼冬眠中のツキノワグマが出産しました
------------------------------------
2011年2月25日の記事でご紹介しましたが、上野動物園では今年、ニホンツ
キノワグマのメス2頭が冬眠し、そのうちの冬眠施設で冬眠していたクーが、
2月14日に2頭出産しました(残念ながらと2頭とも死亡)。
・「ツキノワグマの出産と死亡」
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=17477
しかし、なんと通常の寝室で冬眠していたタロコも2月25日に1頭出産し、
こちらの子どもは2011年5月27日に初公開しました。
タロコが冬眠し出産した場所はクーがいた冬眠施設と違い、観察用の暗視カ
メラや空調設備はありません。
・「ツキノワグマ、今年は2頭が冬眠」
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=16982
タロコはクーと同様、今回が初産で、妊娠期間は171日間でした。観察用の
カメラが設置されていないので、子の存在は鳴き声を頼りに確認するしかあり
ません。不安な日々が続き、生後7日目に初めて授乳を確認したときには、一
安心しました。鳴き声から多分子は1頭ではないかと思っていましたが、目視
で初めて確認できたのは生後22日目のことでした。
4月22日には冬眠明けを示すタロコの糞を確認し、冬眠日数は100日間でし
た。その後、親子は生後81日目の5月17日に初めて産室から出て、元気な姿を
見せてくれました。
ツキノワグマの子は生まれたとき体重が約300グラムといわれていますが、
5月末には体重が4キログラムになり、乳以外にも、少量ですがリンゴなども
食べられるようになってきました。
私は今回の冬眠チャレンジが初めてでしたが、前任者が冬眠チャレンジの基
礎を作り、5回目にして初めて冬眠出産に成功したのは、今まで携わってきた
全員の努力が実を結んだのだと思います。今回の経験を活かし、今後は冬眠施
設での出産、子育てに向けて努力をしていきたいと思います。
現在展示室と寝室との出入りを自由にして、親子を放飼場に出す準備をして
いますので、ごらんいただけないことがあるかもしれませんが、親子だけでな
く、無事に冬眠明けしたクーや父親のソウも是非見てください。
〔上野動物園東園飼育展示係 野島大貴〕
---------------------------------
▼シマウマの削蹄をおこないました
---------------------------------
現在上野動物園ではオス1頭、メス1頭合計2頭のハートマンヤマシマウマ
を飼育しています。
シマウマは奇蹄目に分類され、1本の脚にひとつの蹄(ひづめ)があります。
つまり奇数の蹄をもつということです。
人間の爪と同様、シマウマの蹄も伸び続けます。野生のシマウマは広い場所
を動き回るため、自然に蹄が削れるので当然切る必要はありません。また動物
園でも、広い運動場で運動量が多ければ蹄が削れますが、残念ながら上野動物
園には狭い運動場しかありません。
蹄が伸び続けると、変形したり不自然な歩き方になったり、脚を痛める原因
になります。そこで定期的に削蹄(さくてい)をおこない、蹄の状態を整えて
います。
今回はメスの「パンジー」に削蹄をおこないました。
削蹄するためには、まず全身麻酔をかけ、体を寝かせます。乗用馬や競走馬
は人に慣れているので、立たせたまま1本だけ脚を上げさせて削蹄することが
できますが、野生動物ではそうはいきません。
以前は飼育係が削っていましたが、現在は専門家である馬の装蹄師(そうて
いし)の方に来てもらっています。馬だと削蹄の後に蹄鉄を打ち付けますが、
シマウマではありません。
装蹄師の方が手際よく削蹄をおこなっている間、並行してシマウマの採血や
健康チェックなど、麻酔していないとできないことをおこないます。歯を削る
こともあります。そしてすべての作業が終わった後に体重測定をします。今回、
パンジーの体重は373.5キログラムでした。
削蹄をおこなった直後は少し歩き方がぎこちなくなりますが、すぐに慣れて
普通の歩き方になります。
〔上野動物園西園飼育展示係 井上智右〕
■多摩動物公園■========================================================
------------------------------------
▼アカハシコガモのひなが孵化しました
------------------------------------
多摩動物公園フラミンゴ舎では、ヨーロッパフラミンゴのほかにアカハシコ
ガモとアカハシオナガガモも一緒に飼育しています。2011年もフラミンゴのひ
ながたくさん生まれていますが、5月10日にアカハシコガモのひなも孵化しま
した。
アカハシコガモはアフリカ大陸サハラ砂漠以南の湿地帯に生息している小型
のカモのなかまです。名前の通りクチバシが赤いのが特徴で、見た目には雌雄
でほとんど違いがありません。
4月10日ぐらいから、島状になった陸地で抱卵している個体を2羽確認しま
した。そして、ちょうど1か月後の5月10日に、小さなひなが9羽泳いでいる
のを確認しました。
ひなたちは好き勝手にフラミンゴ舎内を泳ぎ回るので親たちは大忙しです。
面倒をみている親はオス1羽にメス2羽というおもしろい構成でした。
孵化当日から雨が降り心配していましたが、メス2羽はひなたちを陸地へ誘
導し、しっかりひなを抱いていました。オスもその周りをウロウロし、ほかの
鳥たちが近づいてくると、ものすごい勢いで追い払います。私たちの心配をよ
そに、みごとな育児ぶりを見せてくれました。
ひなの餌は、鶏用の餌とカモ用ペレットをミキサーにかけたり、ふやかした
りしたものを与えています。ひなたちもよく食べてくれます。
餌をくれる人を覚えているのか、掃除をしているときも足元に寄ってくるの
で、踏んでしまわないように、排水溝に入ってしまわないようにと毎日ひやひ
やしながら作業をしています。
現在、生まれたときより一回りほど大きくなり、元気に泳ぎ回っています。
成長が早くかわいいひなの時期を見られるのは短い間ですので、ぜひ多摩動物
公園のフラミンゴ舎へお越しください。
〔多摩動物公園北園飼育展示係 斎藤友樹〕
■葛西臨海水族園■======================================================
--------------------------
▼アマモ場をのぞいてみれば
--------------------------
葛西臨海水族園東京の海エリアの2階「アマモ場の小さな生き物」水槽では、
文字通りアマモ場にすむ小さな生き物を展示しています。
水槽の中をのぞいてみると、マナマコやユビナガホンヤドガリのほかタツノ
オトシゴなどがいます。一見地味に見える水槽ですが、目が慣れるとさらにた
くさんの生き物が見えてきます。水槽には、大人になっても体長2センチ程度
にしかならないヒメイカや、アマモの葉に擬態したヨウジウオなどがいて、じ
つに賑やかです。
アマモ場は、比較的浅い海にアマモという海草がたくさん茂った場所です。
隠れられるところが多いので、小さな生き物たちがたくさんくらしています。
また、大きな魚が入り込みにくいので、クロダイやメバルなど多くの魚が幼い
ころだけここで過ごし、成長に伴って離れていきます。そのため、アマモ場は
「海のゆりかご」ともいわれ、小さな生き物が生きていくための大切な場所に
なっています。
先日、この水槽に新たな生き物が加わりました。ウミナメクジです。「ナメ
クジ」という名がついていますが、庭先や植木鉢の下などで見られるあのナメ
クジとは違います。ウミナメクジは、カラフルな体色で種類も多いウミウシや
アメフラシのなかまです。体の色は緑や茶のものがいますが、どれもアマモの
葉の色にそっくりなので、ちょっと見ただけではわかりません。
この水槽でぜひ小さな生き物たちを見つけてみてください。ただし、ウミナ
メクジを見つけるのはちょっと難しいですよ。目が慣れてきた方は、アマモに
産み付けられたヒメイカの卵など、時期が限られたものに気づくことができる
かもしれません。
〔葛西臨海水族園飼育展示係 浅野晃良〕
--------------------------------------
▼がんばれ!アクアマリンふくしま[2]
──ふくしまの大漁旗展示中
--------------------------------------
みなさんは、大漁旗というものをご存知でしょうか。大漁旗とは、漁の帰り
を港で待つ人々に、大漁の知らせをいち早く知らせるための目印として掲げら
れる旗です。また、海に出て行く漁師たち、陸で待っている家族や仲間たち、
両方にとっての「守り神」でもあります。
この大漁旗の図柄には原型があるといわれており、大漁の際、船主が乗り手
たちに褒美として送った萬祝着(まいわいぎ)が元になっているそうです。遠
くからでも目立つように華やかで鮮やかな色彩のものが多く、それぞれが特徴
をもった図柄となっています。
アクアマリンふくしま(ふくしま海洋科学館)がある福島県いわき市小名浜
では、大漁旗をモチーフとした「小名浜国際大漁旗デザイン展」が2007年から
毎年開催されています。この企画は、「持続可能な資源の利用」という今日の
漁業の重要なメッセージを発信したいという想いから始まったものです。
アクアマリンふくしまでは、その勇壮な大漁旗の芸術性を全国に、さらには
世界中に広めていきたいと考え、このデザイン展を企画しました。
先の東北地方太平洋沖地震や津波による影響が心配されましたが、過去の小
名浜国際大漁旗デザインコンペの入賞作品やさまざまなアーティストによって
発表されたオリジナルデザインの大漁旗の一部は、無事に残っていました。
葛西臨海水族園では、それらの大漁旗を借りることができましたので、アク
アマリンふくしまと小名浜の一日も早い復興を願い、園内で掲げることにしま
した。応援イベントの期間中、「東京の海」エリアから「海鳥の生態」前の通
路で展示をしています。カラフルで個性的なデザイン大漁旗の数々を、ぜひご
らんください。
・応援イベント
「がんばれ!アクアマリンふくしま──海と人がつなぐ ふくしま 東京」
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=18239
・ニュース
「がんばれ!アクアマリンふくしま──ふくしまから来たオウムガイ」
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=18595
〔葛西臨海水族園調査係 小野瀬拓也〕
----------------------------------------------
▼6/11、6/25スタッフトーク「浜アソビノススメ」
----------------------------------------------
葛西臨海,水族園の「スタッフトーク」は、毎月第2・第4土曜日の催し物。
葛西臨海水族園で飼育展示している生き物や水族園の仕事など、ふだん聞けな
い話をスタッフが楽しくお伝えします!
6月のテーマは「浜アソビノススメ」。
今年もやってきました、海の季節! 6月のスタッフトークでは、葛西臨海
公園内の人工干潟「西なぎさ」を例に、海での生き物探しのコツをお教えしま
す。何をもっていけばいいのかな? どこを探せばいいのかな? スタッフト
ークで浜アソビを極めて、みんなも元気に海へ遊びに行こう!!
日時 2011年6月11日(土)、25日(土)
午後3時から3時30分
場所 本館2階レクチャールーム
■井の頭自然文化園■====================================================
--------------------------
▼ハタネズミのトンネル展示
--------------------------
井の頭自然文化園資料館で開催中の特設展示「ちゅう げっ歯類展」では、
私たちの身近でくらすカヤネズミやハタネズミなど「野ねずみ」たちの展示を
おこなっています。その中で、今回はハタネズミの展示を紹介しましょう。
野生のハタネズミは地中に深さ40~50センチの穴を掘って生活しています。
そのトンネル生活を見ていただけるよう、大きなガラス水槽の中央に箱を設置
し、箱とガラスの間に隙間ができるようにしました。そしてその隙間に、土の
代わりにコケをぎっしりと入れました。このコケをうまく掘ってトンネルにし
てくれれば、という計画でした。
特設展示オープン当初は、3頭のハタネズミを入れ、どのような行動をする
かようすを見ていました。すると、コケを堀り、そのトンネルの中で休む場所
と、食べ物を蓄える場所を決めて過ごしているようでした。しかし、コケを入
れている隙間の幅が広すぎたのか、ハタネズミがコケで隠れてしまい、なかな
かガラス越しにネズミを観察できませんでした。
そこで先日展示ケースの改良をおこない、コケを入れる幅を少し狭めました。
ハタネズミも3頭ではなく、13頭の大家族を入れました。この大家族は裏の予
備室で2011年3月末に同居させたペアが順調に繁殖しできた群れです。
ハタネズミの妊娠期間は約21日間で、1回の出産で2~4頭出産します。3
月末から3回出産した母ネズミはひときわ大きい体つきをしており、子ネズミ
たちは親ネズミよりも色が黒々していて小柄なので、見分けがつくと思います。
子ネズミたちは誕生日が違うため、大きさがさまざまです。
展示を改良してからは、ハタネズミがトンネル内で団子状になって休む姿が
見られるようになりました。また展示ケースの上部には、生息地を再現するた
めに生きたササを飾っているのですが、子ネズミたちは一日でこのササをかじ
ってボロボロにしてしまいます。
こんなふうに、3頭飼育していたときよりも活発な動きが見られるようにな
りました。にぎやかなハタネズミ一家にぜひ会いに来てください。
〔井の頭自然文化園飼育展示係 高橋美紀〕
--------------------------------
▼カイツブリのひな、順調に成長中
--------------------------------
先週のニュースでお知らせした井の頭自然文化園水生物館のカイツブリのひ
なは、2011年5月23日、25日に続き、27日と28日にも1羽ずつ孵化しました。
6月1日現在、4羽のひなが順調に成長しています。
・先週のニュース「カイツブリのひなが孵化しました」
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=newslink_num=18633
孵化してしばらくは、親鳥の背中に入ってほとんど外に出て来なかったひな
たちも、最近は巣の上や水面で過ごす時間が増えてきました。カイツブリのひ
なは孵化後10日から15日で親鳥の背中より外で過ごす時間が長くなり、16日か
ら20日で背中に入らなくなります。親の羽の隙間から顔を出すかわいいしぐさ
を見ることができるのは、もうあとわずかです。
ひなの餌は水面に投げ入れるミールワーム(チャイロコメノゴミムシダマシ
の幼虫)とフタホシコオロギです。親鳥は器用に潜水して餌をくわえるとひな
の口元まで運び、ひなはそれをつまみとって食べます。上手に受け取れないと
きは、親鳥は餌を咬みなおしたり向きを変えたりして、根気よく与え続けます。
ひなのほうも、どんどん受け取り方が上達してきました。孵化後7日程度で、
水面にある餌を自分でとれるようになるので、まもなくそんな姿も見ることが
できるでしょう。
さて、巣にひとつだけ残っていた本物の卵は、5月29日に親鳥が巣の外へ落
としまいました。拾って確認したところ、殻には穴があき、中身が腐っていま
した。親鳥は卵が孵化しないものと判断し、巣外へ捨てたのでしょう。今回の
繁殖で孵化したひなは、最終的に4羽ということになります。ひなの観察は、
6月中旬ころまでがおすすめです。
〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 中沢純一〕
--------------------------------------
▼文化園いきものクラブ 2011年度の予定
--------------------------------------
井の頭自然文化園では、2011年5月から2012年3月までに計10回、毎回異な
るテーマで、動物解説員と一緒に当園で飼育している動物や園内の自然を観察
する「文化園いきものクラブ」を実施します。
第1回目の「動物の形しらべ」では26名の小学生が集まりました。初めにヤ
クシカを全員で観察し、体の一部分をスケッチする練習をした後、 12種類の
動物を分担してオリジナル「動物のかたち図鑑」をつくりました。
すべてのテーマに参加すると、井の頭自然文化園のほとんどの見どころをま
わることができますが、自分の興味のあるテーマを選んで参加してもかまいま
せん。井の頭自然文化園のファンになって、子どもも引率の大人の方も楽しん
でください。
2011年度の予定や応募方法など、くわしくはこちら↓をごらんください。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=18680
----------------------
N E W S C L I P S
----------------------
●中国でも着ぐるみを使った「猛獣脱出対策訓練」? 四川省成都市
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=51794 (Record China)
●ホノルル動物園からスマトラトラ来園──仙台市八木山動物公園
http://mytown.asahi.com/areanews/miyagi/TKY201106020486.html (朝日)
●オーストラリア動物園で放された義足のアオウミガメ、2,600キロを移動
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2803769/7292839 (AFPBB)
●「亜熱帯動植物園」を「九十九島動植物園」に改称、5月に50周年
http://mytown.asahi.com/areanews/nagasaki/SEB201105310023.html (朝日)
●オオイタサンショウウオ、全国初繁殖──わんぱーくこうちアニマルランド
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20110530-OYT8T01151.htm (読売)
http://mytown.asahi.com/areanews/kochi/OSK201105310118.html (朝日)
●長岡にトキ分散飼育施設完成、秋に佐渡から4羽(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110601-OYT8T00100.htm
■訂正■================================================================
先週号(No.538)掲載した井の頭自然文化園の記事「今年もカリガネが繁殖
しました」が、ミスにより昨年(2010年)の記事のままでした。正しい記事は
こちら↓です。お詫びして訂正いたします。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=18634
========================================================================
▽本文中にしめしたリンクによって表示されるページには、ほかのページへの移
動リンクが含まれていない場合があります。とくに東京ズーネットの「どうぶ
つ図鑑」のばあい、完全なかたちで表示するためには、図鑑のトップページ
http://www.tokyo-zoo.net/search/ から検索してください。
▽ズー・エクスプレスでは、みなさんからのおたよりを募集しています。匿名や
ペンネーム希望の方はその旨をおつたえください。 webmaster@tokyo-zoo.net
まで。ご意見・ご要望・お問い合わせもこのアドレスまでどうぞ。
▽メール配信先変更、配信停止は下記URLにてお願いいたします。配信先の変
更をご希望の方は、いったん解除をおこない、あらためて新アドレスを登録し
てください。 http://www.tokyo-zoo.net/express/
▽編集後記
◎「アクアマリンふくしまの復興日記」に上野で公開なったカワウソ、ドナウ
とチロルのことも書いてありました。「ワンルームもらって」「馬肉もらっ
て」何たる厚遇……と、くやしがりほっとしている感じが伝わってきます。
住人の留守に水槽を清掃しながら「早く帰っておいで」というささやき、グ
ッときました。 (萩埜)
○飼育動物のひづめを人の手によって削る「削蹄」は、有蹄動物のための重要
な健康管理のひとつ。装蹄師さんにお願いして削ってもらっています。四肢
のバランスを整えることで動物も元気に。蹄と地面の関係や装蹄師さんの仕
事を紹介する記事が、次号「どうぶつと動物園」夏号に掲載されます。「ど
うぶつと動物園」は東京動物園友の会の会員の方にお送りしています。年会
費 2,000円。夏号は7月発行。入会手続きはクレジットカード&オンライン
も可能。ぜひ!→ http://www.tokyo-zoo.net/member/ (大平)
========================================================================
メールマガジン ZooExpress No.539 - 2011年06月03日
公益財団法人 東京動物園協会
110-0007 台東区上野公園9-83 上野動物園内
電話 03-3828-8235 FAX 03-3828-8237
e-mail: webmaster@tokyo-zoo.net
URL : http://www.tokyo-zoo.net/ 東京ズーネット
携帯サイト: http://www.tokyo-zoo.net/ (PC版と同じです)
(c)2011 Tokyo Zoological Park Society
|
 |