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Z o o E x p r e s s ■ ズー・エクスプレス ■ No.406(再配信)
- 2008年11月14日
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再配信とお詫び
2008年11月14日早朝に送信した本誌No.406が、一部の読者の方にしか配信され
ておりませんでした。大変失礼いたしました。
あらためて、No.406をお送りいたします。すでに受け取られた方にも重複して
お送りすることになりますが、どうかご容赦ください。
今後ともご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
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・都立動物園の最新情報をお届けするメールマガジン「ズー・エクスプレス」
・年末に向けて気合い注入中!
・東京動物園友の会に入会しませんか? 年会費は、 2,000円。機関誌「どうぶ
ぶつと動物園」を年4冊お届けします。入会・継続の手続きは、クレジットカ
ード&オンラインでもOK! → http://www.tokyo-zoo.net/member/
■目次■----------------------------------------------------------------
・上野動物園
├─マンクスロフタンの名前は「マロン」に決定!
├─絵手紙教室「カエルを描こう!」参加者募集中
├─「カエルスタンプを作ろう!」参加者募集
└─東京芸大学生による動物日本画展
・多摩動物公園
├─年に一度の大仕事? 沖縄での採集調査
├─ニホンザル10頭をカザフスタンへ寄贈
├─「落ち葉のプール」今年も開催します!
├─「未来の夢を募集します!」の募集期間を延長します!
└─「バードカービング体験教室」に参加しませんか?
・葛西臨海水族園
├─水族園のレアな生き物?!
├─企画展「飼育係ナカザワ君のお仕事」、好評につき開催期間延長
├─かえるマンガ、独占公開!! 謎の漫画家、あらわる
├─まつぼっくりでツリーを作ろう!
└─飛び出すクリスマスカードを作ろう!
・井の頭自然文化園
└─動物園ゼミナール「牛と人」参加者募集
・東京動物園協会
└─職員を募集しています
・書籍紹介──吉田重人・岡ノ谷一夫
『ハダカデバネズミ──女王・兵隊・ふとん係』
■上野動物園■==========================================================
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▼マンクスロフタンの名前は「マロン」に決定!
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2008年10月24日、上野動物園の子ども動物園にそのすがたを現わしたマンク
スロフタン。お知らせはこちら↓
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=10233
・動画「マンクスロフタン来園」はこちら↓
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0810_02/index.html
立派なツノをもつマンクスロフタン。お知らせしたとおり、2008年10月24日
から、子ども動物園では名前を募集していました。募集は11月7日で終了。候
補名から選んで投票していただく形式ですが、総投票数は、なんと…… 4,888
票! その中から、1,807票を獲得した──
「マロン」
に決定! 「秋に来園」したことや「体が茶色い→栗」という連想もマロン人
気につながったのかもしれません。担当者としては、「マ」ンクス「ロ」フタ
「ン」という、いたって単純な発想だったのですが……。とにかく、多くの方
に親しんでもらえそうないい名前がつきました。
このマロン、見かけはちょっと恐そうですが、じつは人が大好きなんです。
子ども動物園の入口近くでくらしていますが、柵が低めなので、手を伸ばすと
簡単にさわることができます。マロンもみずから柵の近くに行って、体を触っ
てもらっては満足そうなようす。
マロンの新居は、園内で活動するボランティアが「糸つむぎ教室」を開催す
る場所です。糸つむぎ教室は、ヒツジから刈り取った毛を使った体験教室です。
人間が大好きなマロンは、糸つむぎ教室の際もここにいます。
マロンのおかげで、「糸つむぎ」がさらに身近に、そしてもっと楽しくなる
のではないでしょうか?
※糸つむぎ教室は、第1・第3日曜日の午後1時~3時、子ども動物園で開
催しています。
〔上野動物園子ども動物園係 齋藤麻里子〕
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▼絵手紙教室「カエルを描こう!」参加者募集中
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こちら↓でお知らせした絵手紙教室「カエルを描こう!」。申込締切を延長
し、2008年11月22日(土)(消印有効)まで受け付けます! くわしくは下記
ページをごらんください。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=10243
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▼「カエルスタンプを作ろう!」参加者募集
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2008年は「国際カエル年」です。12月のカエルイベントは、消しゴムのカエ
ルスタンプ作り。消しゴムはんこ作家の松野由紀子さんが、作り方を教えてく
ださいます。スタンプができたら、紙や布製バッグにポン!
2008年12月13日(土)午前10時~正午、対象は小学4年生以上25名(小学生
は保護者同伴)、上野動物園動物園ホールで開催。参加費 500円(材料費)。
往復はがきに参加者希望者全員の氏名・年齢、代表者の住所・電話番号を明
記し、返信面に代表者の住所・氏名を記入して、〒110-8711 台東区上野公園
9-83 上野動物園教育普及課「カエルスタンプを作ろう!」係 までお送りくだ
さい。
締切は2008年12月8日(月)消印有効です!
・松野由起子さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/mao_nyan_hompo/
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▼東京芸大学生による動物日本画展
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東京芸術大学の日本画学科2年生が上野動物園内で動物をスケッチし、それ
をモチーフに動物画制作に取り組みました。動物画は、日本画伝統の一つであ
る「花鳥画」における重要なテーマであり、日本画教育において不可欠の課題
です。
作品26点を園内で展示します。学生たちの力作を動物園でごらんください!
会期 2008年12月2日(火)~14日(日)午前10時~午後3時
※休園日である12月8日(月)をはさんで、
前半と後半で展示作品が異なります。
会場 上野動物園西園ズーポケット(動物園ホール1階)
■多摩動物公園■========================================================
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▼年に一度の大仕事? 沖縄での採集調査
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2008年10月20日~24日、私を含め、多摩動物公園の昆虫園飼育展示係3人が、
沖縄の石垣島・西表島で昆虫の調査・採集をおこなってきました。
私の沖縄のイメージは「青い海と真っ白な砂浜」。でも、私たちの目的は、
そんな美しいビーチではないのです。私たちが向かったのは山でした。山では
おもにチョウを採集・調査しました。
運よく天候にも恵まれ(5日連続で気温は30℃以上)、目的のチョウもたく
さん採集し、サソリやカメムシなども採りました。
石垣島や西表島での採集の際は、葉の直径が40センチもあるクワズイモや、
川沿いに広がるマングローブ、昼間活動するオオコウモリ、日光浴をするキノ
ボリトカゲなど、沖縄特有の動植物を多く目撃しました。その中で思わず興奮
したのがハブです。ヘビ好きというわけではないのですが、本物のハブを見た!
という感動と興奮でついつい近くで眺めてしまいました。ちなみに、石垣島と
西表島のハブは「ヒメハブ」という毒の弱い種類だそうです。
(本号[No.405]配信後、ヒメハブではないと判明。正しくは「サキシマハブ」
でした。次号[No.406]に訂正を掲載しました。)
こうして猛暑の中、大汗をかきながらひたすら昆虫採集をしていましたが、
夜になったからといって石垣牛を食べつつオリオンビールを飲むわけではあり
ません。私たちには、夜にしかできない大事な仕事があるのです。それはホタ
ル採り。藪の中や山道などを歩き、ホタルの幼虫を探すのです。
目指すホタルはオオシママドボタル。幼虫期も陸上で生活し、発光するホタ
ルです。幼虫の発する光を頼りに夜間採集をおこないました。夜の石垣島は、
ホタルだけでなく、道路をオカヤドカリが歩いていたり、「コッコッコッコッ」
というヤエヤマハラブチガエルの大合唱が聞こえたり、「ガシャガシャガシャ」
とタイワンクツワムシがうるさいぐらいに鳴いていたり、なかなかにぎやかで
とても楽しめました。
今回の沖縄出張は展示昆虫の採集が主目的でしたが、昆虫園で飼育している
昆虫の野生のすがたや生息環境を自分の目で見ることができました。この貴重
な経験を昆虫展示に活かしていくことがこれからの課題です。
〔多摩動物公園昆虫園飼育展示係 牧村さよ子〕
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▼ニホンザル10頭をカザフスタンへ寄贈
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多摩動物公園は2008年6月、ユキヒョウの「マイヤ」をカザフスタン共和国
に贈りました(お知らせはこちら↓をごらんください)。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=9216
ユキヒョウの寄贈は、多摩動物公園開園50周年記念事業の一つ。カザフスタ
ン共和国と相互に動物を交換することになっており、このたび、ユキヒョウに
ひきつづき、ニホンザル10頭(オス6頭、メス4頭)を贈ることになりました。
移動日は2008年11月19日(水)です。
カザフスタン共和国からは、ヒツジのなかまであるアルガリ2頭が寄贈され
る予定ですが、来園日は未定です。
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▼「落ち葉のプール」今年も開催します!
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子どもに人気の「落ち葉のプール」。園内の落ち葉を集めたプールに入って、
元気に自由に楽しく遊んでください。雨天の際は残念ながら中止です。
日時 2008年11月27日(木)~2009年1月6日(火)午前10時~午後4時
場所 多摩動物公園オーストラリア園コアラ下休憩所前広場
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▼「未来の夢を募集します!」の募集期間を延長します!
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開園50周年を迎えた多摩動物公園。さらに50年後、 100周年を迎える多摩動
物公園はどのようになっているでしょうか? みなさんが思い描く「未来の夢」
をお寄せください。応募は郵送にて。
下記↓お知らせで、募集期間を2008年11月15日までとお伝えしましたが、締
切を延長します! 「2008年12月15日(月)」まで延長です!(消印有効)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=10219
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▼「バードカービング体験教室」に参加しませんか?
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こちら↓でお知らせした多摩動物公園の「バードカービング体験教室」。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=10240
メジロをカービングしてみませんか? あらかじめ削ってあるメジロに着色
します。事前申込制とお知らせしましたが、若干余裕がありますので、「当日
参加」も受け付けます!
2008年11月23日(日・祝)の「午前10時~正午」と「午後2時~4時」の2
回開催。多摩動物公園ウォッチングセンター内動物ホールにお集まりください。
参加費は1,600円です(材料費です)。
■葛西臨海水族園■======================================================
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▼水族園のレアな生き物?!
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みなさん、葛西臨海水族園でお気に入りの生き物はなんですか? いろいろ
な生き物の名前があがってきそうですね。さて、その中に「飼育係という生き
物」をあげた人はいるでしょうか? 今回は、意外に知られていない水族園の
生き物「飼育係」についてお話ししましょう。
水族園の飼育係は子どものころから生き物や自然が大好きで、学校でも生物
系の勉強をしてきた者ばかりです。でも、生き物好きとひとことで言っても、
海水魚が好き、鳥が好き、カエルが好き、金魚が好き、ウミホタルが好き、虫
が好きなど、好みは人それぞれちがいます。
でも、それがいいのです。分野のちがう生き物好きが集まってこそ、いろい
ろな種類の生き物を飼育して展示できるのです。もちろん、自分が好きな生き
物以外の勉強もしなければよい飼育係にはなれません。
さて、みなさんが飼育係の仕事と聞いてパッと思いつくことは、魚に食事を
与えることや水槽の掃除ではないでしょうか? もちろん、この二つはとても
大事な仕事ですが、じつはこれだけではないのです。
たとえば、飼育している生き物が病気になってしまったときは、飼育係が生
き物たちのためのお医者さんの役割を果たすこともあります。また、観察会な
どで生き物について教える先生役になったり、ときには、展示する生き物を採
集するために海に潜ったりもします。
ですから、単に生き物が好きというだけでなく、人前で話をすることや生き
物を捕まえるのが得意なんて人は、よい飼育係になれる素質がありますね。
もっと飼育係のことを知りたい!と思った方は。ぜひ葛西臨海水族園で開催
中の企画展「飼育係ナカザワくんのお仕事」をごらんください。会場の模様が
えもして、2008年12月9日まで開催期間が延長となりました(下記↓ニュース)。
企画展には、ここで書き切れなかった飼育係の魅力がたくさん詰まっていま
す。ぜひ葛西臨海水族園においでください!
〔葛西臨海水族園飼育展示係 雨宮健太郎〕
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▼企画展「飼育係ナカザワ君のお仕事」、好評につき開催期間延長
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こちら↓でお知らせした企画展「飼育係ナカザワ君のお仕事」。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=10176
2008年11月4日までとお伝えした会期を、好評につき2008年12月9日(火)
まで延長します! 上記お知らせをごらんください。
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▼かえるマンガ、独占公開!! 謎の漫画家、あらわる
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プルルルル──ある日、水族園に一本の電話がかかってきた。
「いま、カエルが大変というのはほんとうですか?」
それが“彼”からの初コンタクトだった。彼は、「ある友人から聞いたの
ですが……」と続けた。私は彼にカエルが抱える深刻な問題について語った。
私の話が終わると、彼は沈んだ声でこうつぶやいた。「知らなかった……。
カエルの世界がそんなことになっていたなんて……」
数日後、私のもとに一通の手紙とマンガがとどいた。マンガのタイトルは、
「おねえさん と ささみくんと──さよならアンフィビアン」。ペンネームは
ノロゲンゲ。作者は電話をくれた“彼”だった。
手紙のむすびには、この記されていた──「このマンガを、地球を愛するみ
なさんに」。その後、“彼”からのコンタクトはない。
マンガ(表紙+6ページ)はこちら↓からごらんください。
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2008_11/comic_frog_01/Comic.html
(ページ下部のボタンでページをめくってください)
(このマンガは、葛西臨海水族園の淡水生物館でも公開しています。)
※この物語はフィクションです。
〔葛西臨海水族園教育普及係 齊當史恵〕
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▼まつぼっくりでツリーを作ろう!
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葛西臨海水族園で、まつぼっくりを使って自分だけのクリスマスツリーを作
ってみませんか? 材料もすべてご用意します。参加は無料。かわいいツリー
を作りに、葛西臨海水族園にぜひおいでください。
2008年12月15日(月)、16日(火)、18日(木)、19日(金)の午前10時~
正午開催(受付は11時30分まで)。葛西臨海水族園入場券売場付近に集合!
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▼飛び出すクリスマスカードを作ろう!
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海の生き物をモチーフにしたクリスマスカードを作ります。手づくりのカー
ドにメッセージを添えて贈ってみませんか?
2008年12月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)の午前10時~
正午、葛西臨海水族園本館2階のレクチャールームで開催します。
各日先着200名様まで。材料がなくなりしだい終了します。
■井の頭自然文化園■====================================================
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▼動物園ゼミナール「牛と人」参加者募集
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井の頭自然文化園では、牛と人の関係を「食」や「文化」の観点からご紹介
する干支展「牛と人・ヒトとウシ──牛がちかくなる、ウシがみえてくる」が
2008年11月18日から始まります!(お知らせはこちら↓)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=10235
この干支展にともない、動物園ゼミナールを開催します。開催日は2009年1
月24日(土)午前10時30分~午後4時。対象は高校生以上90名。
講演は3題。「牛と人間のうるわしい関係を求めて」(磯沼ミルクファーム
代表・磯沼正徳さん)、「牛と人の関係史」(牛の博物館主任学芸員・黒澤弥
悦さん)、「牛が肉になるまで」(イラストルポライター・内澤旬子さん)。
事前申込制です。くわしくはこちら↓。締切は2009年1月12日消印有効です。
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=10375
■東京動物園協会■======================================================
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▼職員を募集しています
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財団法人東京動物園協会では現在、職員を募集しています。
募集する職務内容は、東京都立動物園・水族園(恩賜上野動物園、多摩動物
公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園)の管理運営業務全般です。「総務
管理部門」「「サービス部門」「飼育展示部門」「獣医師」の四部門について
募集します。
応募資格、募集人員、採用時期、勤務地、勤務条件、選考方法、応募方法な
ど、詳細については、「東京ズーネット」のトップページ最下部にあるリンク
「東京動物園協会」をクリックし、「採用情報」から PDFファイル(3ファイ
ル)をダウンロードしてください。
◎「採用情報」ページへ直接移動する場合はこちらから。
http://www.tokyo-zoo.net/outline/recruit_index.html
◎PDFファイルへの直接リンクはこちら↓です。
・職員募集要項
http://www.tokyo-zoo.net/outline/pdf_files/TZPS_recruit_2009.pdf
・皆さんに期待します!
http://www.tokyo-zoo.net/outline/pdf_files/about_us_TZPS_2008.pdf
・先輩職員からのメッセージ
http://www.tokyo-zoo.net/outline/pdf_files/messages_from_employees_2008.pdf
■ B O O K S ■=========================================================
『ハダカデバネズミ──女王・兵隊・ふとん係』
(岩波科学ライブラリー151、シリーズ〈生きもの〉)
吉田重人・岡ノ谷一夫、岩波書店、2008年11月6日刊
本体1,500円 ISBN978-4-00-007491-9
(本誌読者なら)言わずと知れたハダカデバネズミ。『クマムシ!!』と同じ
シリーズで刊行されました。ヘンな生きものシリーズ? ハダデバネズミにつ
いては、これまでお知らせした、こんな↓ニュースもごらんください。
・ハダカデバネズミの赤ちゃん誕生(2005年12月5日)
http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=3578
・東京ズーネットBBの動画「ハダカデバネズミ」(2003年11月23日撮影)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0311_03/index.html
・東京ズーネットBBの動画「ハダカデバネズミ繁殖」(2005年3月13日撮影)
http://www.tokyo-zoo.net/movie/mov_book/0503_05/index.html
(動画がなかなか読み込まれない場合、お手数ですが、時間を置いて再度
アクセスしてみてください)
ハダカデバネズミを研究対象として取り上げ、その入手に苦労し、飼育法に
悩み、停電に困らされながら、音声コミュニケーションのための研究を続ける
研究室の物語。その存在が知られていないうちから、真社会性の哺乳類がいる
とすれば、「ほとんどの捕食者が進入不可能な熱帯乾燥地域の硬い土地にトン
ネルを掘って生息し、植物の根を掘って食べる動物であろう」と予想されてい
て、発見されたらその通りだったというオドロキの動物。
その体とくらしについて解説し、上記のような研究の経緯に触れながら、生
物音声コミュニケーション研究の最新成果を紹介してくれる本。軽妙な語り口
とともに写真もたっぷり掲載されています。ハダカデバネズミへの愛に満ちた
イラストは、べつやくれいさん。
読後は上野動物園の小獣館にゴー!
・岩波書店 http://www.iwanami.co.jp/ の書籍紹介ページ
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0074910/
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▽本文中にしめしたリンクによって表示されるページには、ほかのページへの移
動リンクが含まれていない場合があります。とくに東京ズーネットの「どうぶ
つ図鑑」のばあい、完全なかたちで表示するためには、図鑑のトップページ
http://www.tokyo-zoo.net/search/ から検索してください。
▽ズー・エクスプレスでは、みなさんからのおたよりを募集しています。匿名や
ペンネーム希望の方はその旨をおつたえください。 webmaster@tokyo-zoo.net
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更をご希望の方は、いったん解除をおこない、あらためて新アドレスを登録し
てください。 http://www.tokyo-zoo.net/express/
▽編集後記
・配信プロセスに不具合が生じ、一部の読者の方に本号が配信されていません
でした。あらためて、No.406をお送りいたします。すでに受け取られた方に
も重複してお送りすることになりますが、どうかご容赦ください。
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・コマまんが掲載。悩みつつ設定。ブラウザの進む/戻るボタンではなく、ペ
ージ下方のボタンでめくってください。今のところこれで。
http://www.tokyo-zoo.net/news/temp/2008_11/comic_frog_01/Comic.html
・マンクスロフたん。ウィキペディア「たん(接尾語)」↓
……すいません無理しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%82%93_(%E6%8E%A5%E5%B0%BE%E8%AA%9E)
・いろいろ締切延長になりました。なりましたとも。ええ。 (大平)
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メールマガジン ZooExpress No.406(再配信) - 2008年11月14日
財団法人 東京動物園協会
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電話 03-3828-8235 FAX 03-3828-8237
e-mail: webmaster@tokyo-zoo.net
URL : http://www.tokyo-zoo.net/ 東京ズーネット
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(c)2008 Tokyo Zoological Park Society
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