井の頭自然文化園について

目指す姿

「入門動物園」としていつでも気軽に楽しめ、充実したふれあい体験を通じ、
野生動物を守る心を育むとともに、日本に生息する野生動物の保全と啓発に取り組む動物園

คุณสมบัติ

井の頭自然文化園の敷地面積は、井の頭恩賜公園のほぼ3分の1にあたり、動物の展示のほか、資料館や彫刻園のある「動物園(本園)」と、水生物館や水鳥の展示がある「水生物園(分園)」に分かれています。

飼育している動物約160種のうち140種は日本産動物で、ニホンカモシカやニホンコウノトリなど日本にすむさまざまな生きものに出会うことができます。
ツシマヤマネコやアマミトゲネズミなど国内の希少動物を守る取組にも力をいれています。

ニホンリスと同じエリアに入り間近に観察できる「リスの小径」や、季節折々の身近な生きものと出会うフィールド「いきもの広場」など、動物を身近に感じられる展示を行っています。

また彫刻園では、彫刻家・北村西望(1884~1987)の作品200点以上を展示しています。
長崎の平和祈念像の原型を制作した「アトリエ館」のほか、ふたつの彫刻館(A・B)、加えて園内各所で彫刻作品を見ることができます。平和祈念像の石膏原型は彫刻館A館にあります。

歴史

井の頭自然文化園は戦時中の1942年5月17日に「自然界のことがらを総合的に、科学的にとらえる必要がある」という理念のもとに開園しました。
当時の「文化」という言葉は「教養」という意味を持ち「自然科学と基とする文化(教養)を涵養する園」としてその名称がついています。開園後の園内には資料館や植物園、水族館が備えられ、その名称のとおり、自然と文化が調和した施設として今日にいたります。
園内には、動物園のほか、彫刻園などが併設され、その名称のとおり、自然と文化が調和した施設となっています。

ここでは日本産の動物を多く飼育しており、ウォークスルー型の「リスの小径」ではニホンリスを間近で見ることができるなど、身近な日本の自然に興味を持ってもらえるような展示をおこなっています。

環境省が推進する国内の生物多様性保全事業にも協力しており、2006(平成18)年よりツシマヤマネコの飼育を開始、以後、繁殖にむけた研究をおこないながら、 翌2007(平成19)年には一般公開をはじめました。2020(令和2)年からはアマミトゲネズミの飼育を開始し、2023(令和5)年には2度、繁殖にも成功しました。2025(令和7)年からは一般公開も開始し、普及啓発活動にも取り組んでいます。

2011(平成23)年には、さまざまな野生の生き物が集まるしかけを施した「いきもの広場」を公開し、より一層、生き物を身近に感じられるような取り組みを実施するなど、環境教育の充実にも力を入れています。

1901 - 1950

1917 大正6年

井の頭恩賜公園が開園する。

1934 昭和9年

井の頭池の中之島に小動物園が開園する。

1936 昭和11年

中之島小動物園内に淡水魚専門の水族館「水生物館」が開設される。

1942 昭和17年

「井の頭恩賜公園自然文化園」として開園。
開園後初の動物繁殖があり、タヌキ2頭が出産する。
上野恩賜公園動物園から2頭のキリンが来園。
アフリカ産のラクダが来園。
本園内に自然科学の研究を目的とする資料館が開設される。

井の頭恩賜公園自然文化園

1943 昭和18年

東京市と東京府が合併して東京都となり、「東京都井の頭自然文化園」となる。
猛獣処分により、ホッキョクグマ1頭、ニホンツキノワグマ2頭、ラクダ3頭が処分される。

1945 昭和20年

1月から9月頃まで、事実上休園状態となる。

1947 昭和22年

閉鎖中の「水生物館」が再開。

1949 昭和24年

井の頭林間学校(サマースクールの前身)が公開される。

1951 - 2000

1951 昭和26年

第1回野外彫刻展が開催される。
都下移動動物園が催される。

1953 昭和28年

北村西望氏が本園内にアトリエを設置し、平和祈念像の実寸大石膏原型の制作を開始する。
「スポーツランド」が開設される。

1954 昭和29年

恩賜上野動物園よりゾウの“はな子”が来園。
ゾウ舎が完成。
≪平和祈念像≫の石膏原型が完成

1956 昭和31年

サル山が完成。

サル山

1958 昭和33年

ジャコウネコが来園。
北村西望から「平和祈念像」の石膏原型、ほか350点余の作品およびアトリエ建物ならびに一般附属設備が寄贈される。
日本初の「水生植物園」が完成する。
「彫刻園1号館」 が開設される。

1959 昭和34年

ダチョウ舎、ワラビー舎が完成する。
詩人野口雨情の書斎「童心居」が雨情会から寄贈され、移築。

1960 昭和35年

アフリカからダチョウが来園する。

1961 昭和36年

「彫刻園2号館」が開設される。

1962 昭和37年

「熱帯鳥温室」が開設される。
動物園(本園)と井の頭恩賜公園をつなぐ「御殿山橋」が完成する。

熱帯鳥温室の工事のようす
熱帯鳥温室の工事のようす

1963 昭和38年

井の頭池の池水が著しく減水したため、魚類を捕獲し保護する。

1964 昭和39年

ヤクシカ舎、キョン舎が完成される。
「彫刻園3号館」が開設される。

1966 昭和41年

ツバキ園が開設される。

1975 昭和50年

新しい「水生物館」が開設される。

1978 昭和53年

ゾウ舎改築。

1981 昭和56年

タンチョウが来園する。

1982 昭和57年

動物病院が完成する。
「彫刻園4号館(現B館)」が開設される。

1983 昭和58年

キュウシュウノウサギ2羽が多摩動物公園から来園する。

1984 昭和59年

ゾウの“はな子”来園30周年記念祝典が開催される。
ラクダ舎施設が完成する。

1985 昭和60年

かつて武蔵野の森に見られたニホンリスを復活させる「リスの森構想」が始動する。

1986 昭和61年

リス舎(繁殖棟A)が完成する。

1987 昭和62年

本園の正門および売店が完成する。

1988 昭和63年

「和鳥舎」が完成する。

1989 平成元年

「リスの小径」の一部が完成する。

1990 平成2年

リス舎(繁殖棟B)が完成する。オシドリ育雛場が新築される。
オシドリ千羽計画に基づいてオシドリを井の頭池に放鳥する。

1991 平成3年

ホンドテン舎、アカハナグマ舎が新設される。
フェネック舎が一部拡張される。

1992 平成4年

「リスの小径」完成。
開園50周年記念行事開催。

1993 平成5年

「新彫刻園」が完成する。

1995 平成7年

「水辺の小道」が完成する。

1997 平成9年

改修した「水生物館」が再オープン。

2001 -

2002 平成14年

「野鳥の森」の完成。開園60周年記念行事。
水生物園(分園)の園路を整備し、バリアフリー化する。
イモリの域内保全活動を多摩丘陵で始め、翌年飼育下繁殖も開始。
動物解説員によるガイドツアーが始まる。

2003 平成15年

ヤマネコ舎が完成する。

2004 平成16年

アジアゾウ“はな子”、来園50周年を迎える。

2006 平成18年

ツシマヤマネコ2頭が来園。
メダカの域内・域外保全活動を開始する。

2007 平成19年

ミズグモの周年展示に成功。
ツシマヤマネコ一般公開。

แมวป่าสึชิมะ

2009 平成21年

ツシマヤマネコの普及啓発のための「ヤマネコ祭」初開催。

2010 平成22年

水生物園(分園)にコールダック舎が完成する。

2011 平成23年

「こもれび」「はな子カフェ」がオープン。
「いきもの広場」が完成する。

2012 平成24年

アジアゾウ“はな子”65歳、日本長寿タイ記録。
開園70周年記念イベント開催。

2013 平成25年

「熱帯鳥温室」が50年間の幕を閉じる。
井の頭池(お茶の水池・ボート池)で「かいぼり」を実施(かいぼり25) 。

2014 平成26年

動物園(本園)にペンギン舎がオープン。
3月17日、アムールヤマネコが人工授精により初めて出産。

2015 平成27年

「ぶらんこ広場」がリニューアルオープン。

2016 平成28年

2015年11月〜2016年3月、井の頭池(全域)で「かいぼり」を実施(かいぼり27) 。
アジアゾウ“はな子”が死亡(69歳) 。
「はな子とのお別れ会」を開催。

2017 平成29年

ユーラシアカワウソ、ニホンコウノトリ、クロツラヘラサギが来園。
「動物たちのえさの時間」開始。

2018 平成30年

アカガシラカラスバト、ミゾゴイ、ニホンイノシシが来園。
開園時間を3時間延長する「秋の夜長の自然文化園」を初開催。
井の頭池(全域)で「かいぼり」を実施(かいぼり29) 。

2019 平成31年 令和元年

「リスの小径」オープン30周年を記念して「文化園──春のリスまつり」開催。

2020 令和2年

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止のため、
かつてない長期間の臨時休園を2度することになる。
①令和2(2020)年3月28日~6月1日 ②12月26日~令和3(2021)年6月3日
アマミトゲネズミが来園。

2021 令和3年

「いきもの広場」リニューアルオープン。
環境省より「希少種保全動植物園等」に認定。
カタマイマイ一般公開。

2022 令和4年

開園80周年イベント開催。

2023 令和5年

新しいふれあいプログラム「こんにちはモルモット」開始。

2024 令和6年

ルリカケス、ツシマテンが来園。
「水生物館」でトピック展示開始。

2025 令和7年

アマミトゲネズミ一般公開。