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このサイトで紹介している生物さくいん
参考&お勧め資料
このサイトに関するあれこれ

このサイトで紹介している生物さくいん

*このサイトで紹介されている生き物のうち、葛西にいるもののさくいんです。
*名前をクリックすると、その生き物が紹介されている場所にジャンプします。
*分類や学名などは、参考にした資料によって異なることがあります。
*─は、資料が揃わなかったために不明となっているものです。
*解説の有無は、2001年12月時点のものです。記号の意味は、以下の通りです。
G……資料『葛西臨海水族園グラフ』に解説が記載されています。
C……資料『カード図鑑5・魚類』に解説が記載されています。
E……東京ズ−ネット内『どうぶつ図鑑』に解説が記載されています。


名 前(別 名) 英 語 名 学  名 解 説
アカシュモクザメ
(ハンマーヘッド シャーク)
メジロザメ目メジロザメ科scalloped hammerheadSphyrna LweiniG・C・E
アカマツカサ キンメダイ目イットウダイ科bigscale soldierfishMyrjpristis berndti×・×・E
イシガキフグ フグ目ハリセンボン科Chilomycterus reticulatus×・×・×
イワトビペンギン ペンギン目ペンギン科rockhopper penguinEudyptes chrysocomeG・×・E
ウツボ ウナギ目ウツボ科morayGymnothorax kidako×・C・E
ウマヅラハギ フグ目カワハギ科Thamnaconus modestus×・×・×
オオスジイシモチ スズキ目テンジクダイ科Apogon doederleini×・×・×
カエルウオ スズキ目イソギンポ科blennyIstiblennius enosimaeG・×・×
カツオ スズキ目サバ科skipjack tunaKatsuwonus pelamis×・C・E
キハダ
(キワダ、シビ、イトシビ)
スズキ目サバ科yellowfin tunaThunnus albacaresG・×・×
キンギョハナダイ
(ハナダイ)
スズキ目ハタ科lyretail anthiasPseudanthias swuamipinnisG・C・E
キンメダイ キンメダイ目キンメダイ科slender alfonsinoBeryx splendensG・C・E
グースフィッシュ
(アングラーフィッシュ)
アンコウ目アンコウ科goosefishLophius americanus×・C・E
クマノミ スズキ目スズメダイ科Clark's anemonefishAmphiprion clarkiiG・C・E
クロマグロ スズキ目スズキ科bluefin tunaThunnus thynnusG・C・E
コウイカ コウイカ目コウイカ科Sepia esculenta×・×・×
ゴンズイ ナマズ目ゴンズイ科striped catfishPlotosus lineatusG・C・E
サザン グローブフィッシュ フグ目ハリセンボン科Southern globefishDiodon nichthmerus×・C・E
シマキンチャクフグ フグ目フグ科Canthigaster valentini×・×・E
スポッテッド ラットフィッシュ ギンザメ目ギンザメ科spotted ratfishHydrolagus collieiG・C・E
スマ
(ヤイト)
スズキ目サバ科eastern little tunaEuthynnus affinisG・×・×
ゼブラキンチャクダイ スズキ目キンチャクダイ科×・×・×
タマカエルウオ スズキ目イソギンポ科blennyAlticus saliensG・C・E
テールド ソール カレイ目ササウシノシタ科tailed soleAseraggodes klunzingeri×・×・×
テングダイ スズキ目カワビシャ科striped boarfishEvistas acutirostrisG・C・E
ドクウツボ ウナギ目ウツボ科giant morayGymnothorax javanicus×・×・×
トビエイ エイ目トビエイ科eagle rayMyliobatis tobijeiG・C・E
トビハゼ スズキ目ハゼ科mudskipperPeriophthalmus modestusG・C・E
ナーサリーフィッシュ
(コモリウオ)
スズキ目クルトゥス科nursery fishKurtus gulliveriG・C・E
ニセゴイシウツボ ウナギ目ウツボ科blackspotted morayGymnothorax melanospilus×・×・×
ネズミフグ フグ目ハリセンボン科porcupinefishDiodon hystrix×・×・×
ノコギリハギ フグ目カワハギ科Paraluteres prionurus×・×・×
ハガツオ
(キツネ)
スズキ目サバ科oriental bonitoSarda orientalisG・×・×
フェアリーペンギン
(コガタペンギン)
ペンギン目ペンギン科little penguinEudyptula minorG・×・E
ブルズアイ ジョーフィッシュ スズキ目アゴアマダイ科bullseye jawfishOptistognathus scopsG・×・×
プレイス カレイ目カレイ科plaicePleuronectes platessaG・×・×
フンボルトペンギン ペンギン目ペンギン科Humboldt penguinSpheniscus humboldtiG・×・E
ベニゴンベ スズキ目ゴンベ科Neocirrhites armatus×・×・×
ホウボウ カサゴ目ホウボウ科bluefin searobinChelidonichthys spinosusG・C・E
ホウライヒメジ
(アカカタカシ、メンドリ)
スズキ目ヒメジ科white-lined goatfishParupenueus Ciliatus×・C・E
ホンソメワケベラ
(クリーナーフィッシュ)
スズキ目ベラ科bluestreak cleaner wrasseLabroides dimidiatusG・C・E
マイワシ ニシン目ニシン科pilchard sardineSardinops melanostictus×・C・E
マンボウ フグ目マンボウ科Ocean sunfishMola molaG・C・×
ミズクラゲ
(ヨツメクラゲ)
ミズクラゲ
(旗口クラゲ)目
ミズクラゲ科moon jellyfishAurelia airitaG・×・×
ミドリフサアンコウ アンコウ目アンコウ科sea toadChaunx abeiG・×・×
ムツ スズキ目ムツ科Japanese bluefishScombrops boopsG・×・×
メガネモチノウオ
(ナポレオンフィッシュ)
スズキ目ベラ科humphead wrasseCheilinus undulatusG・C・E
ランプサッカー カサゴ目ダンゴウオ科lumpsuckerCyclopterus lumpsG・C・E
リーフィ シードラゴン トゲウオ目ヨウジウオ科leafy seadragonPhycodurus equesG・C・E




参考&お勧め資料

*おおざっぱに言って、次のような分け方をしてみました。
葛西ならではの資料/図鑑/読み物および専門書/その他
*書籍は、編著者名、出版年、タイトル、出版者の順に書いてあります。

葛西ならではの資料

葛西臨海水族園(監修) 2000 カード図鑑5・魚類 東京動物園協会

 葛西の水族園で売っているカード図鑑の魚版です。約50種以上の魚の写真と解説がカードになっています。他に哺乳類両性類や昆虫などもあります。

葛西臨海水族園 情報資料室 展示生物情報検索システム

 葛西の情報資料室にある検索システムです。画面を指でさわって、名前や水槽、体の形や色などから検索することができます。

葛西臨海水族園(監修) 1999 葛西臨海水族園グラフ 東京動物園協会

 葛西の写真集です。多くの種の写真と解説、それに水族園全体や魚全般についての解説のページなどもあります。

写真展「変態 metamorphoses」チラシ広告

 何年か前に葛西でこのような写真展が開催されたようです。そのチラシが、世界の海と渚の生物の間の通路横に置いてあります(2001年12月現在)。その時の写真パネルと思われるものもそこに展示してあります。ただのチラシと言って侮れませんよ?これ1枚でも変態のことが写真つきでよくわかります。

図鑑

岡村 収・尼岡邦夫(編) 2001 日本の海水魚(第3版) 山と溪谷社

 中型の図鑑です。比較的手頃で、解説や写真の豊富なものと言えば、これがお勧めです。ひとつわがままを言うならば、日本の魚だけでなく、世界の他の地域の魚についてもこんな図鑑があったらいいなぁ……。

益田 一 1999 海洋生物ガイドブック 東海大学出版会

 ガイドブックと言うだけあってハンディで、海に持っていくのにちょうどよい感じです。魚だけでなく、イカやエビ、サンゴの類も写真つきで載っています。

西村三郎 1999 検索入門 海岸動物(第2版) 保育社

 魚以外の生物を中心に載っている、これもなかなかハンディな図鑑です。解説のページの上にはトピックのようなものがいろいろ書かれていて、もりだくさんの内容です。

東京動物園協会 東京ズ−ネット内 どうぶつ図鑑

 名前を直接入力して検索したり、分類ごとにまとめて見ていくこともできます。葛西にいないものもいくつか載っています。逆に葛西にいるのに載っていないものもありますが、載っているものはみんな写真つきです。大きく表示させることもできるので、お勧めですよ。

読み物および専門書

川端裕人 2001 ペンギン、日本人と出会う 文藝春秋

 タイトルと言い、装丁と言い、とにかくペンギン好きなら間違いなくひとめ惚れする本です。野生では日本に生息しないペンギンがどのように日本人に知られ、また好かれるようになったのかが書かれています。ペンギンたちが現在置かれている(野生、飼育下とも)状況がよくわかります。ただ単にペンギンが可愛くて好き、というだけでなく、いろいろ考えさせられる本です。語り口はやさしくて比較的読みやすいので、非常にお勧めです。

ニコラス・ウェイド(編)、片岡輝男(監修)、師岡亮子(訳) 1998 恋のかけひきはグッピーに学べ(サイエンスタイムシリーズ:魚) 翔泳舎

 ニューヨークタイムズのサイエンスコラムとして書かれていたもののうち、魚に関するものを集めたものです。面白い魚のエピソードもたくさん入っていますが、元々書かれていた場の性質上なのか、環境問題に訴える内容がかなり多い印象があります。文章はとても読みやすいです。

尼岡邦夫(編著) 2001 魚のエピソード-魚類の多様性生物学- 東海大学出版会

 全部で16のエピソードが入っています。トピックで取り上げた内容は、この本に書かれたものをかなり参考にさせていただきました。一般向けを意識しているとある通り、早く先を読んでいきたくなるようなタイトルや文章が使われているのがなかなか魅力的です。

小嶋吉雄・高井明徳 1995 魚の世界-ミクロからマクロへ-(ポピュラー・サイエンス) 裳華房

 ポピュラーとあるけどちょっと専門的かも……遺伝子の話が得意な人にはとても面白いのかも知れません。もちろん、そうでない方も、読んでいるうちになんとなくその面白さはわかってくるような感じでした。魚の染色体って、人間みたく数がきちんと決まっているわけじゃないみたいですよ?

桑村哲生・狩野賢司(共編) 2001 魚類の社会行動1 海游舎

 表紙が相当すごいです。ジョーフイッシュの仲間のオスの写真なのですが……何が写っているのかはお楽しみ。ぜひ本屋さんなどで探してみてください。シリーズ1冊目のこの本では、繁殖戦略の話を中心とした話題が載っています。いくつかの研究それぞれについてプロセスが細かく書かれていて、専門的な書き方をしている部分は少しとっつきづらいかも知れませんが、人間がどのように魚のことを知ることができてきたのか、ということがうかがえます。あと2冊続刊だそうです。発行が待ち遠しい……。

その他

直接参照はしていないけれど、ちょっと気になっているもの

 本屋さんに行くと、海の写真集がたくさんあって、観ているときりがありません。特に自分の気に入ったものがあれば、自分の手元に置いて、ことあるごとに眺めるというのも楽しいかも知れませんね。有名なのは、中村庸夫さんでしょうか。
 また、ペットとして魚を買おうという人のために、買い方、飼い方ガイドのようなものが出ています。たとえば『世界の海水魚350』(成美堂)。名前、解説の他、綺麗な全体写真が載っています。
 webページ上にも、魚の写真や解説はたくさんあります。魚の名前や、「ダイビング」をキーワードに検索すると、結構いろいろなページが出てくるものです。「ダイビング」の方は、ダイビングショップやダイビングポイントのサイトが引っかかってくるでしょう。そこからサーフィンしていけば、きっと綺麗な写真や面白い写真に出会えると思います。




このサイトに関するあれこれ
このサイトで紹介している生き物について

 ここで紹介したものが葛西の全てではありません。他にももっとたくさん、紹介したい生き物はいたのですが、ファイルの容量や時間的な制約のため、約50種となっています。
 当たり前ですが、それぞれの生き物の「顔」は、私の主観的なものです。ぜひ実際に葛西へ行って、ご自分でお気に入りの生き物の表情を見つけてください。

このサイトに載っている写真について

 あまり(、というかほとんど)写りのいい写真がなくて申し訳ありません。まぁ、フラッシュが使えないのでこんなものです。特にマグロなど、フラッシュの光に驚いて、アクリル板にぶつかるなどして生き物が怪我をしてしまわないように、葛西ではフラッシュ撮影禁止になっています。魚たちを可愛く撮ってやりたいのはやまやまですが、我慢するしかないですね。その代わり、その姿をしっかり目に焼きつけていくのがいいと思います。
 このサイトの写真は全て、私が撮影したものです。コピーするほど綺麗ではありませんが、著作権は主張します。愛機はひと昔前のオートフォーカス。水中写真は、ダイビングショップで借りた超高性能オートフォーカスで撮りました。機械がよくても腕がよくなきゃいいものはできない、という好例です……。

このサイトを作成するに当たって想定したユーザ

 それほど明確ではないのですが、このサイトを作成するに当たり、漠然と、親子(小学生くらい)を想定していました。トピックスに関しては、親「子」と言ってもかなり大人の方限定向けのようになっています。あまりうまくまとめられなかったので……すみません。興味のある方は、参考&お勧め資料の方に直接当たってみてください。

制作環境、動作チェック

 このサイトはmac(画像の一部はwin)で作成しました。動作チェックは17インチのモニタを用い、mac(OS9)とwin(98)のNN(4.7)とIE(5.0)で行っています。

Special thanks to:

 お話を聞かせてくださった飼育係のSさん。資料などを見せてくださった葛西のTさん。魚との接し方や写真の撮り方など教えてくださったダイビングショップの方々。生き物たちの行動や生態に関する資料情報を提供してくださったHさん。サイト作成に関する技術的なアドバイスをしてくれたAさん。それから葛西の生き物たちと、このサイトを見てくださった方々。
 どうもありがとうございました。


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