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長距離を泳ぐのに適した体形をもち、表層を遊泳して、大きな群れで回遊しています。魚類、オキアミ類、タコ、イカの仲間など、さまざまな生き物を食べています。食用として重要な魚で、日本近海の漁場としては、南西諸島海域、伊豆諸島、小笠原諸島、三陸地方などがあります。本州の太平洋側では、春に北上し、このとき漁獲されるものが初カツオや上りカツオと呼ばれ、秋に南下回遊するものを戻りカツオ、下りカツオと呼びます。日本海にはほとんど回遊しません。体にあるたてじま模様は、興奮(こうふん)した時や、死んでからあらわれます。 |
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