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どうぶつたちの横顔
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Profile 18/世界最大の両生類、オオサンショウウオオオサンショウウオ
 オオサンショウウオは世界最大の両生類で、日本にしか生息していません。1952年には特別天然記念物に指定されています。分布域は岐阜県より西の本州、四国、九州の一部で、川の中流に生息しています。昼は川の岸辺にある横穴や大きい石の下で休み、夜になるとえさを探しに出てきます。えさとなるのは、魚、サワガニなど。小型のオオサンショウウオを食べてしまうこともあるそうです。全長は150センチにも達するといわれています。
・見つけづらいオオサンショウウオ
 上野動物園の両生爬虫類館に入ると、すぐオオサンショウウオの水槽があります。でも、彼らは明るい場所や隠れられない場所が苦手。せっかくのお客さんにも気づいてもらえないことがあります。オオサンショウウオの水槽の前に立ったら、水槽の隅や石のすきまなどをよく探してください。
どこに目があるか、わかりますか?
どこに目があるか、わかりますか?
・体のわりに小さい目
 目を見つけるのは至難の業。じっくり観察してください。とても小さな目をしています。オオサンショウウオに世界はどのように映っているのでしょうね。
・いつ呼吸するの?
 オオサンショウウオはときどき水面に口先を出して、空気を吸い込みます。水槽の前で5分待ってみてください。もしそれで空気を吸うすがたが見られた方は、とってもラッキーです──というほど、彼らは長く水中にもぐっています。
突然たおれた主役
 2001年11月3日から始まった「東京文化財ウィーク」の期間中、井の頭自然文化園で1992年から飼育していたオオサンショウウオが死亡してしまいました。皮肉なことに、特別天然記念物であるオオサンショウウオは、国が保護する「文化財」の一つなのです。オオサンショウウオのガイドを翌日に予定した解説担当者としては、おおいにあわてたものです。
 そこで、展示の後がまを探すことになったのですが、特別天然記念物ですから、もし野生個体を採集できても、飼育許可を得るまでに手間と時間がかかります。幸いなことに、オオサンショウウオが生息する西日本では、オオサンショウウオの繁殖研究や行動調査に力を注いでいる動物園や水族館がいくつかあります。中でも、1979年に日本で初めてオオサンショウウオの産卵を飼育下で成功させ、その後も繁殖を続けている広島市安佐動物公園から、若い個体をわけていただけることになりました。
 しかし、移動の許可を得るまでに時間がかかり、雌雄2頭のオオサンショウウオを井の頭自然文化園に迎えることができたのは、翌2002年の3月14日のことでした。
体長測定中
体長測定中
水槽に放されたオオサンショウウオ2頭
水槽に放されたオオサンショウウオ2頭
どうぶつ図鑑 Animal Encyclopedia
18 サンショウウオのなかまたち
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