都立動物園・水族園、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のために、上野動物園と葛西臨海水族園は2020年2月29日から、多摩動物公園と井の頭自然文化園は3月28日から臨時休園を続けてきましたが、緊急事態宣言解除にともない、井の頭自然文化園は6月2日、多摩動物公園は6月4日、上野動物園と葛西臨海水族園は6月23日に再開園しました。
臨時休園中、動物と職員の健康を守るために感染防止には細心の注意を払いながら飼育管理を続け、飼料の備蓄や施設の消毒などの対策をおこなうとともに、再び来園者の方々をお迎えできる日を信じて業務を続けてきました。再開園日を迎えることが可能になったのも、飼料や資材の生産・輸送、各種サービスの維持など、社会の多くの方々の努力があってこそでした。あらためて深く感謝申し上げます。
また、電子メールなどを通じて再開園を待ち望む声や職員へのあたたかい応援の声を多数いただき、大きな励みとなりました。心よりお礼を申し上げます。
緊急事態宣言は解除されましたが、ウイルスが消え去ったわけではありません。今後もしばらくのあいだは、施設の消毒を徹底するほか、一部施設の制限やイベントの休止、開園時間の短縮など、さまざまな感染症防止対策に努めてまいります。来園にあたっては、このたび定めました「新しい動物園・水族園の楽しみ方」にもとづくご協力をお願いしなければなりません。なにとぞご理解とご協力くださいますようお願いいたします。
なお現在、上野動物園と葛西臨海水族園においては、ご来園時の公共交通機関及び園内の混雑緩和、新型コロナウイルス感染症拡大防止、並びに飼育動物の安全確保のため、当面のあいだ、
整理券予約システムを導入して1日の入園者数を制限しております。来園をご希望される方は
どなたも事前に整理券を取得していただく必要があります。来園者のみなさまと飼育動物の安全確保の取組みについて、なにとぞご理解・ご協力をお願いいたします。
詳しくは詳細ページをご覧ください。
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上野動物園
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多摩動物公園
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葛西臨海水族園
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井の頭自然文化園
(2020年06月12日)