公益財団法人東京動物園協会が運営する「東京動物園協会野生生物保全基金」は、支援を差し上げた方々の活動報告講演会を毎年3月に開催してきましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況を鑑み、今年もオンラインで開催します!
今回、助成対象者の方々には活動成果を動画で報告していただきました。対象は直近の完了年度である2021年度の活動です。どうぞご覧ください。
東京動物園協会野生生物保全基金は、公益財団法人東京動物園協会が運営する助成基金です。設立趣旨のひとつである「人と動物の共存への貢献」を一層進めるために、野生生物保全活動に取り組む方々の支援を目的として、助成金交付事業を実施しています。
また本基金は、基金の趣旨に賛同される方々の支援によって成り立っています。ぜひとも基金への寄付のご協力をお願いいたします。詳しくは「
寄付のお願い」をご覧ください。
▶目次
特定非営利活動法人ビーリア(ボノボ)保護支援会
コンゴ民主共和国ルオー学術保護とその周辺地域における野生ボノボの保全活動
戸金 大 氏、秋田耕佑 氏、阿南一穂 氏
ヤエヤマハラブチガエルの齢構造と遺伝学的情報に基づく地域個体群の保全優先度の検討
河原 淳 氏
トウキョウトガリネズミの繁殖生態に関する研究
◎河原淳氏のトウキョウトガリネズミの研究に関するサイト
トウキョウトガリネズミ(LEAST SHREW)
トガリちゅ~部 部員かわはら(YouTube)
◎トウキョウトガリネズミの出産に関する論文
・河原淳,川上壮太郞,六田晴洋、熊谷岳,菊地文一,常磐尚子.2021. トウキョウトガリネズミ Sorex minutissimus hawkeri の繁殖,森林野生動物研究会誌第47号:7-14.
◎トウキョウトガリネズミの出産に関する報道発表など
・多摩動物公園(東京ズーネット)
トガリネズミ類の繁殖生態解明の取組み成果(2021年10月14日)
世界初のトウキョウトガリネズミの出産に出会うまで(2022年1月4日)
伊﨑 実那 氏
給餌の影響がなくなった野外コウノトリの繁殖および分布の変化に関する研究
千葉県立長生高等学校
茂原公園のカメについて学ぼう
特定非営利活動法人どうぶつたちの病院 沖縄
オキナワトゲネズミ・ケナガネズミの域外保全を目的とした基礎研究
一般社団法人 バードライフ・インターナショナル東京
刺し網漁による海鳥混獲の実状把握 〜ウミガラスとエトピリカの保全を目指して〜
◎葛西臨海水族園と北海道海鳥センター共催の海鳥講演会
一般社団法人Islands care
日本で最も絶滅に近い鳥オガサワラカワラヒワの絶滅回避のためのカメラセンサス調査
◎一般社団法人Islands careに関するサイト
オガサワラカワラヒワ絶滅阻止限界点への挑戦
Islands care
ダイトウコノハズク保全研究グループ
近年増加する記録的豪雨がもたらす、希少亜種ダイトウコノハズクへの影響の解明
(2022年04月29日)
(2023年04月30日:Islands care、ダイトウコノハズク保全研究グループを追加)