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ツシマヤマネコの「エビゾウ」がよこはま動物園へ移動します
 └─ 2018/05/17

 井の頭自然文化園では、環境省のツシマヤマネコ保護増殖事業に協力し、2006年度からツシマヤマネコの飼育を開始しています。

 このたび環境省と(公社)日本動物園水族館協会(以下「JAZA」)が共同で策定した「平成29-30年 ツシマヤマネコ繁殖(移動)計画」に基づき、当園からオス1頭がよこはま動物園(神奈川県横浜市)へ移動することになりましたので、お知らせします。


ツシマヤマネコ「エビゾウ」
(撮影日:2018年1月28日)

移動するツシマヤマネコ
 名  前 エビゾウ
 性  別 オス
 年  齢 推定13歳以上
      (2004年12月6日 対馬市上対馬町にて保護)
 個体番号 №45
 そ の 他 2017年12月2日 九十九島動植物園(長崎県佐世保市)から来園

移動予定日
 2018年5月23日(水)

移動先
 よこはま動物園

経緯
 環境省では、絶滅危惧種のツシマヤマネコの保護を図るため、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(通称「種の保存法」)に基づく保護増殖事業を実施しています。その一環として、JAZAと協力し、国内の計10施設において飼育下繁殖事業に取り組んでいます。
 「エビゾウ」は2017年12月2日に当園に来園し、非公開施設にて飼育していましたが、「平成29-30年 ツシマヤマネコ繁殖(移動)計画」に基づき、今回移動することになりました。

井の頭自然文化園での飼育状況(2018年5月17日現在)
 6頭(オス3、メス3) ※今回移動する「エビゾウ」を含みます。

日本国内の飼育状況(2017年12月31日現在)
 10施設 35頭(オス19、メス16)
 資料:ツシマヤマネコ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

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(2018年05月17日)


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