上野動物園では、2010年も動物の赤ちゃんが続々誕生! 今年はサル類の子どもが多く生まれました。かわいい盛りの赤ちゃんたちにぜひ会いに来てください。
東園
◎ブラッザグエノン
2010年4月1日、母カゴと父キョウのあいだにオスの赤ちゃん1頭が誕生! 「優太」と名づけられました。最近は、母親からはなれて遊ぶことも多くなりました。おとなのブラッザグエノンは、オレンジのひたいと白いひげが特徴的で、美しい体色をしています。赤ちゃんは全身明るい茶色です。
◎オグロプレーリードッグ
放飼場の巣穴で出産するオグロプレーリードッグ。2010年4月19日に巣穴の中を調べたところ、8頭の赤ちゃん(性別不明)が誕生していました。5月6日には、子どもたちが初めて巣穴から出てくる姿を確認! その後もさらに新たな命が誕生しています。
・今年もお目見え! プレーリードッグ
・プレーリードッグの子どもたち、その2
◎ニホンザル
青森の下北半島から上野動物園に来園し、2010年1月24日からサル山で公開しているニホンザル。サル山で展示を開始してから、初めて赤ちゃんが誕生しました。
2010年5月9日にタンポポがメス1頭を出産。5月17日には、アザミとガーベラがそれぞれオス1頭ずつを生みました。さらに、アヤメが5月19日にオス1頭を出産しました。
西園
◎ミーアキャット
2010年1月26日に2頭の赤ちゃん(性別不明)が生まれました。子どもたちはすくすくと成長し、おとなに近い体格になりました。
・にぎやかになった小獣館
◎ヨツユビハリネズミ
ヨツユビハリネズミは一度に6~7頭出産し、6~7週でおとなになります。2010年2月12日に生まれた2頭の赤ちゃん(性別不明)は順調に成長し、おとなと同じぐらいの大きさになりました。
・ヨツユビハリネズミ、生まれました!
◎マタコミツオビアルマジロ
赤ちゃん(性別不明)が生まれたのは2010年3月11日。巣箱に入っていることが多いので、ふたを開けて展示しています。
・にぎやかになった小獣館
◎ワオキツネザル
2010年3月12日、ワオキツネザルの島にいる「フウ」が初めて出産しました。子ども(性別不明)は順調に成長中。
・ワオ島第一号、ワオキツネザルの誕生
◎ハダカデバネズミ
2010年3月13日に13頭の赤ちゃんが生まれました。現在12頭の赤ちゃん(性別不明)が育っています。
・にぎやかになった小獣館
◎スラウェシメガネザル
2010年4月2日に1頭の赤ちゃん(性別不明)が誕生しました。現在、飼育係がミルクをあたえる「人工哺育」を行っています。食事の時間以外は、親と同じ展示室で見られます。
◎コモンマーモセット
コモンマーモセットは、父親も子を背負うことで子育てに協力します。2010年4月13日に3頭の赤ちゃんが誕生し、2頭(性別不明)が成長しています。
・コモンマーモセット、今年も赤ちゃん誕生
◎オリイオオコウモリ
オリイオオコウモリは、沖縄本島と周辺の小島に分布しています。2010年4月14日と5月3日に赤ちゃんが1頭ずつ誕生(性別不明)。ふだんは母親のつばさの中にかくれているので、見られる時間がかぎられています。午後2時30分ごろのエサの時間帯が、ごらんになるチャンスです。
◎マヌルネコ
2010年5月4日にマヌルネコが出産。巣箱内に設置した小型カメラのおかげで、赤ちゃんが3頭いることがわかりました(性別不明)。モニター画面で親子のようすをごらんください。
・マヌルネコ誕生! 新設カメラ大活躍
写真上から:
ブラッザグエノン
ニホンザル
スラウェシメガネザル
オリイオオコウモリ
(2010年05月28日)