● 特色
葛西臨海公園のなかにあり、500種を超える世界の海の生き物や身近な水辺の環境と出会える水族館です。地上30.7メートルにある大きなガラスドームが目を引きます。
館内では2,200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロや、国内最大級のペンギン展示場で泳ぎ回るペンギンの姿などを見ることができます。
● 特徴的な施設
サンゴ礁の海
エスカレーターを降りた最初の水槽で、さまざまな形のサンゴのなかまやサンゴを利用してくらしているたくさんの生き物を観察することができます。
※設備改修にともない、生物の数が少なくなっています。水槽の環境が整い次第、順次生物を導入していきます。少しずつ展示が充実していくようすを見守っていただければと思います。詳しくはこちらのページをご覧ください。
大洋の航海者 マグロ
葛西臨海水族園最大の水槽で、2200トンもの水量を誇ります。1階に降りるとすぐ目の前に、アカシュモクザメやマイワシの群れ、ウシバナトビエイなどがダイナミックに泳ぐようすを見ることができます。
アクアシアター
ドーナツ型をしている「大洋の航海者 マグロ」水槽の一部を、アクアシアターと呼んでいます。ここでは、クロマグロの迫力ある群泳を観察できます。食卓でおなじみのマグロの泳いでいる姿をじっくり観察してみてください。
世界の海
世界中から集められた数多くの生き物に出会えます。太平洋、インド洋、大西洋、深海、さらには北極海や南極海も。姿形やくらしかたもさまざまです。水槽の近くに観察ポイントや生息地の解説があるのでご注目ください。スタッフが世界各地の海で採集してきた、ほかでは見られない珍しい生き物も展示しています。
ペンギンの生態
フンボルトペンギン、ミナミイワトビペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギンが飼育されている国内最大級のペンギン展示施設が「ペンギンの生態」です。ペンギンの動きを、陸上と水中どちらからも観察できます。
夏の暑さ対策や繁殖への取組みのため、ミナミイワトビペンギンとオウサマペンギンはモニターをとおした展示となる時期があります。屋外展示中止と再開はニュースページでお知らせします。
海藻の林
世界最大の海藻ジャイアントケルプと、カリフォルニアの海にくらす生き物たちを展示しています。波に漂う海藻の動きをゆっくり観察することができます。
東京の海
小笠原諸島から伊豆七島、そして東京湾の外湾部から内湾部の干潟まで、さまざまな環境を展示しています。2階のキャットウォークでは干潟にくらす小さな生き物や、水槽上部で作業する飼育係のようすを見ることができます。
海鳥の生態
海鳥は、海を生活の重要な場所としている鳥たちです。エトピリカやウミガラスが水中を飛ぶように泳ぐ姿を見ることができます。繁殖時期になると冬羽から鮮やかな色や模様の夏羽に生え換わります。
水辺の自然
屋外にあり、自然が豊かだったころの東京周辺の水辺が再現されています。田んぼや池沼、ため池、渓流といったさまざまな水辺環境。そこで見られるカエルやイモリなどの両生類や魚類などが展示され、水草も観察できます。
水族「館」にとどまらない、自然いっぱいの水族「園」を体感してください。
※「水辺の自然」エリアは、2024年5月19日をもって、展示終了となりました。