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 Z o o E x p r e s s ■ ズー・エクスプレス ■ No.451 - 2009年09月11日

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・都立動物園の最新情報をお届けするメールマガジン「ズー・エクスプレス」

・両生爬虫類館にいるアリは?……の巻。

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 つと動物園」を年4冊お届けします。入会・継続の手続きは、クレジットカー
 ド&オンラインでもOK! → http://www.tokyo-zoo.net/member/

■目次■----------------------------------------------------------------

 ・上野動物園
   ├─両生爬虫類館でアリ調査、南方のアリを確認
   ├─子ども動物園をもっと楽しもう「おしえて!飼育係さん!!」
   ├─エゾシカ「トン」のアンバランスな角
   └─長寿動物お祝い看板設置と動物慰霊祭

 ・多摩動物公園
   ├─「秋の鳴く虫展」開催中です
   ├─コアラ来日25周年記念イベント開催
   ├─長寿動物表彰式と動物慰霊祭
   └─「スケッチ大会 in 多摩動物公園」参加者募集

 ・葛西臨海水族園
   ├─何やってるの? ボラ、食事中です
   └─東京シーライフボランティア募集開始!

 ・井の頭自然文化園
   ├─カイツブリが再び孵化しました
   └─文化園コンサート「‘音’を楽しむ」開催!

 ・書籍紹介──吉本由美『キミに会いたい──動物園と水族館をめぐる旅』

■上野動物園■==========================================================

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 ▼両生爬虫類館でアリ調査、南方のアリを確認
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  上野動物園の両生爬虫類館(ビバリウム)の館内やケージの中にはアリがた
 くさん見られます。いつのまにか館内にすみついてしまったものなのですが、
 その種類や詳細についてはよくわかっていませんでした。

  今回、アリ研究者の寺山守先生(東京大学農学部)と坂本洋典先生(北海道
 大学地球環境科学研究院)からのご依頼を受け、2009年8月14日、上野動物園
 にいらっしゃった先生方とともに、両生爬虫類館でアリを採集調査しました。

  研究室での顕微鏡観察の結果、館内に住んでいるアリは、アシジロヒラフシ
 アリ、ウスヒメキアリ、ケブカアメイロアリ、アカヒラズオオアリ、カドヒメ
 アリの5種でした。どれも、関東地方には分布していない種で、館内に植えて
 ある植物などにくっついて、沖縄や小笠原などから運ばれた可能性が高いそう
 です。どの種も関東地方の気候では越冬できないのですが、ビバリウムの中は
 一年中暖かいので、何年もかけて個体数を増やしていったのでしょう。

  この中でもっとも数が多かったものはアシジロヒラフシアリで、館内のいた
 るところで見られました。この種は朽木、切り株、枯れ葉などに巣をつくり、
 働きアリの数が数百万匹に達する巨大コロニーを形成することもあります。人
 間にも展示動物にもとくに危害は加えないとのことなので、ひとまず安心しま
 したが、あまりに大量のアリがケージ内にいると、トカゲなどは足ではね飛ば
 したりして、少し迷惑そうにも見えます。

  これだけ大量にいるのだから餌として利用できないものかとも考えたのです
 が、残念ながら、それは無理のようです。昆虫を主食とするトカゲやカエルで
 さえ、アリは食べないことが多いからです。おそらくアリが体内にもつ化学物
 質「蟻酸」を嫌っているのでしょう。また、アリを食べる種であっても、どん
 なアリでも食べるというわけではないようです。

  というわけで、なるべくケージにアリが入り込まないよう、水でアリよけの
 堀を作ったり、動物の排泄物(アリは爬虫類の尿酸によく集まります)をこま
 めに取り除いたりして対処しています。

 ・ビバリウム内のアリの写真はこちら↓のページをどうぞ。
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12516

                〔上野動物園は虫類館飼育展示係 坂田修一〕

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 ▼子ども動物園をもっと楽しもう「おしえて!飼育係さん!!」
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  みなさんは上野動物園の子ども動物園で動物を見たり、さわったりしたこと
 がありますか? 動物と触れあうと、いろいろなことを感じると思います。そ
 して、動物のあたたかさや動物のすごさを実感するとともに、動物についてい
 ろんな疑問がわいてくるのではないでしょうか?

  そんなときは、子ども動物の「おしえて!飼育係さん!!」を活用してくださ
 い。このコーナーは、多摩動物公園の施設を参考に始めました。疑問に思った
 ことを質問用紙に書いて、備えつけのポストに投函してください。数日後、飼
 育係からの返事が貼り出されます。

  壁には今までの質問とその回答が数十件も貼り出されています。子ども動物
 園に来たときはぜひごらんください。みなさんの疑問に思っていたことが、回
 答されているかもしれません。質問もさまざまで、私たち飼育係から見て「こ
 んなことを疑問に思うなんてすごいな」と、その観察眼や発想力に関心するも
 のもあります。

  また、「おしえて!飼育係さん!!」の横に、「きょうのこどもどうぶつえん」
 という掲示板コーナーをあらたに作りました。子ども動物園「園長」の一言、
 最近のニュースや見どころが貼り出してあります。子ども動物園で遊ぶ前に見
 ると、さらに楽しめると思います。

  「おしえて!飼育係さん!!」と「きょうのこどもどうぶつえん」は、「なか
 よし広場」に入ってすぐ左にあります。二つのコーナーを活用して、子ども動
 物園をさらに楽しんでくださいね!

 ・写真はこちら↓のページをごらんください。
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12515

                  〔上野動物園子ども動物園係 高橋美紀〕

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 ▼エゾシカ「トン」のアンバランスな角
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  シカの角はどのように成長するかごぞんじでしょうか? 春先に起こる落角
 (らっかく:角が落ちること)の後、内部に血管が通った柔らかい角が成長を
 始めます。この比較的柔らかい時期の角を「袋角」(ふくろづの)と呼びます。
 夏の終わりごろ、袋角は成長が止まり、硬くなります。

  今年(2009年)、エゾシカのオス「トン」(15歳)は3月17日に右角が落ち、
 3月20日に左角が落ちました。その後、袋角が成長し、8月28日には茶褐色を
 した袋角の表面が剥がれ始め、骨化した象牙色の角が現れつつあります。

  今年は、左角の成長が右角に比べて例年になく遅く、心配していたのですが、
 成長が止まった8月下旬、右角に比して約9割の大きさにまで大きくなりまし
 た。

  左右の角の大きさに差ができてしまったのは、左角が落角した直後、根元を
 擦ってケガをしてしまったこと、それに、トンがシカとしては高齢(15歳)で
 あることなどが原因と考えられます。自然界では珍しいことではありませんが、
 トンにとっては初めてのことです。

  戦国武将の兜(かぶと)にシカの角が立てられているのを時代劇などで見か
 けます。その角がふぞろいだったらサマにならないとは思いますが、トンの頭
 にアンバランスな角が現われるのは珍しいことです。この機会にトンの角をじ
 っくり観察してください。

 ・トンのアンバランスな角の写真はこちら↓のページをどうぞ。
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12514

 ・エゾシカ「トン」の角が落ちる決定的瞬間をとらえた動画はこちら↓
  http://www.tokyo-zoo.net/movie/information/0304_01/index.html

                  〔上野動物園東園飼育展示係 清水一彦〕

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 ▼長寿動物お祝い看板設置と動物慰霊祭
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  長寿動物の動物舎前に「お祝い看板」を設置します。9月23日は動物慰霊祭。
 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=12522

■多摩動物公園■========================================================

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 ▼「秋の鳴く虫展」開催中です
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  まだまだ暑い日が続きますが、暦のうえではもう秋です。多摩動物公園で秋
 の昆虫園といえば、「秋の鳴く虫展」。“鳴く虫”というのは、スズムシやコ
 オロギ、クツワムシなど、音を奏でる虫たちのことです。それらの昆虫を集め、
 昆虫園本館多目的ホールでは2009年9月3日から29日まで、特別展を開催中で
 す(おしらせはこちら↓)。
 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=12275

  今年の鳴く虫展は例年とは趣向を変え、昆虫の種類数にこだわらず、鳴く虫
 の声をゆっくりと鑑賞していただけるような展示会場を目指し、鳴く虫の姿や
 鳴く虫を楽しむ文化を紹介するゾーンと、童謡「虫の声」に登場するスズムシ
 やマツムシなど、身近な鳴く虫の声をゆっくりと楽しめるゾーンにわけてあり
 ます。

  古来より、日本では鳴く虫の声を楽しむという文化がありました。しかし、
 現在ではそのような文化があったことなど、ほとんどの方がごぞんじないので
 はないでしょうか。

  今回の「秋の鳴く虫展」を通して、鳴く虫の楽しみ方を知っていただき、野
 外の鳴く虫の声にも耳を傾けていただければと思います。住宅街でも「チッチ
 ッチッ」というカネタタキの声や、「リー」というけたたましいほどのアオマ
 ツムシの声、「コロコロリー」というエンマコオロギの声など、意外なほどい
 ろいろな種類の鳴く虫の声を聞くことができます。

  “食欲の秋”“芸術の秋”──秋にもいろいろありますが、今年は“鳴く虫
 の秋”を楽しんでみてはいかがでしょうか。

               〔多摩動物公園昆虫園飼育展示係 牧村さよ子〕

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 ▼コアラ来日25周年記念イベント開催
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  コアラが来日して25周年。講演会やパネル展などを開催。
 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=12520

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 ▼長寿動物表彰式と動物慰霊祭
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  敬老の日に長寿動物を表彰(9/21)。9/23は慰霊祭。
 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=12519

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 ▼「スケッチ大会 in 多摩動物公園」参加者募集
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  東京コカ・コーラボトリングの活動「赤とんぼの街作り運動」の一環。  
 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=12518

■葛西臨海水族園■======================================================

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 ▼何やってるの? ボラ、食事中です
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  最近、葛西臨海水族園「渚の生物」水槽で聞かれた来園者の会話です。

   父親 「ほら、魚がバタバタしているよ」
   子ども「おぼれてるみたいだね?」

   女性 「見てあの魚、顔超スッてる!」
   男性 「かゆいんじゃない?」

  ボラの動きへのユニークなコメントに、思わず笑みが浮かんでしまいます。

  ボラは日本全国でごくふつうに見られる魚で、海の沖合いから沿岸、都市部
 の内湾や河口、川の中流部まで、じつにさまざまな場所に姿を現します。さら
 に、古くから各地で食用とされてきた歴史もあり、とても知名度の高い魚です。

  2003年、品川区の立会川に大群で現れた時、テレビで流れた映像をおぼえて
 いる方も多いことでしょう。当時、ボラを展示していた水槽の前では、「ボラ?
 ボラってあのボラでしょ?」という声をよく耳にしましたが、今回はそれ以来
 の人気かもしれません。

  「渚の生物」水槽は人工的に波を起こしている半屋外の展示で、日あたりの
 よい浅場には海藻が繁茂しています。そこに大きさ50センチほどのボラが入っ
 てきて、来園者のすぐ足元で平然と泳いでいます。そして、頭を左右に振りな
 がら、海藻に口を押しつけ、素早く伸ばしたり引っ込めたりしています。

  注目を浴びているこの一連の動きは、ボラに特徴的な餌の食べ方です。口に
 生えている微細な歯で海藻の表面についている細かな藻を刈り取っていると考
 えられており、それを集めて、吸い込んで食べているのです。飼育係が与える
 餌にはあまり興味を示さず、日がな一日、“頭フリフリ、口パクパク”をくり
 返しています。みなさんものんびりと、ボラのユニークな食事風景をごらんく
 ださい。

  ちなみに、ボラは砂や泥底に口を突っ込んで、微生物や藻などを砂泥といっ
 しょに食べたりもします。大きめの砂粒は口からパッと吐き出しますが、細か
 な砂泥は胃の中で藻などの餌を砕くのに役立っています。こちらの食事風景は、
 「東京の海」エリアの「運河」水槽でどうぞ。

 ・写真はこちら↓のニュースページをごらんください。
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12512

                   〔葛西臨海水族園飼育展示係 金原功〕

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 ▼東京シーライフボランティア募集開始!
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  葛西臨海水族園で活動するボランティアを募集します。
 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12511

■井の頭自然文化園■====================================================

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 ▼カイツブリが再び孵化しました
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  井の頭自然文化園水生物館では、今年(2009年)6月に続いて、9月7〜8
 日にカイツブリのひなが2羽孵化しました。巣内にはまだ卵が1つ残っていて、
 9月10日に孵化する予定です。

  お知らせしたとおり、このところ、カイツブリの繁殖を「擬卵」(ぎらん:
 本物に似せて作った人工卵)を使ってコントロールする実験を進めていました。
 まずはその結果をお伝えします。

  2009年8月21日の時点で、巣内には4つの擬卵と4つの本物の卵がありまし
 た。8月26日、本物の卵が1つ、巣から落ちていました。そこで、もう追加産
 卵はないだろうと考え、擬卵4つを取り上げて、本物の卵3つだけを巣に残し
 た状態でようすを見ていました。

  今回の産卵は、オスが擬卵を抱いたままの状態から始まり、交尾姿勢も確認
 されていなかったので、卵は受精していないのではないかと想像していました。
 しかし予想ははずれ、孵化したわけです。

  6月に生まれたひなのときとは違い、親鳥の子育てのようすにも落ち着きが
 感じられ、こちらも安心して観察ができそうだと期待しています。

  さて、ひなが親鳥の背中から顔を出しているようすはなんとも微笑ましい光
 景ですが、長くはごらんになれません。ひなが親の背中に乗っているのは、だ
 いたい孵化後10〜15日までですので、ぜひお見逃しなく。

 ・今回孵化したひなの写真はこちら↓のページをごらんください。
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12510

              〔井の頭自然文化園水生物館飼育展示係 荒井寛〕

 ◎これまでのニュース(2009年)

 ・カイツブリのひなのようすと産卵調整(07月17日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12070

 ・カイツブリのひなの展示ひとまず終了(07月24日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12110

 ・カイツブリの卵、今回は孵化にいたらず(07月31日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12150

 ・カイツブリをいつまでだませるのか(08月07日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12230

 ・カイツブリの擬卵実験は予想外の展開へ(08月21日)
  http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&link_num=12330

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 ▼文化園コンサート「‘音’を楽しむ」開催!
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  2009年10月から11月にかけて6回開催。一部事前申込制。
 http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&link_num=12517

■ B O O K S ■=========================================================

 『キミに会いたい──動物園と水族館をめぐる旅』

                   吉本由美、新潮社、2009年08月05日刊
                   本体1,200円、ISBN978-4-10-380602-8

  日本全国24の動物園と水族館に足を運び、著者ならではの五感と自由な感性
 で綴ったエッセイ風味の訪問記。都立動物園では上野動物園と井の頭自然文化
 園が登場します。

  動物園や水族館が「旅先にあれば行っていた」と「はじめに」に書かれてい
 るとおり、著者の動物園への関心は尽きることなく、月刊誌「旅」への連載を
 「仕事」にしてしまうほど。本書はその旅から生まれました。

  動物園人との交流、来園者の反応の観察、動物園界に注ぐまなざし、個々の
 動物の描写、動物園や水族館が目的の旅──動物園の楽しみ方が広がる楽しい
 一冊です。

 ・新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/ の書籍紹介ページ
  http://www.shinchosha.co.jp/book/380602/

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▽編集後記

 ・まもなく9月の連休。「シルバーウィーク」とも呼ばれるそうですが、連休
  になるかどうかは年によってちがうので、定着しづらかったりして? ちな
  みに、体育の日を11月1日、勤労感謝の日を11月5日に移し、最低でも5連
  休にする構想がかつてありましたが、ボツになりました(11月3日が文化の
  日なので、祝日に挟まれた11月2日と4日は国民の休日)。

 ・油断していたら夏が終わっていたという有様。油断しすぎという噂も。
                                 (大平)

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