身近な水辺保全講演会「東京湾のアマモ場再生の来し方と行く先」

世界湿地の日にあわせた4園連携企画 「身近な湿地に目を向け、湿地の今を知ろう!」

みなさんは世界湿地の日(World Wetlands Day)を知っていますか?

1971年2月2日、イランのラムサールという都市で、世界の湿地の保全と賢明な利用、そしてそのための教育を目的にしたラムサール条約(正式名称「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」)が締結されたことを記念し、毎年2月2日を人々が湿地を意識し、その重要性を理解する日として定めました。

ところで、みなさんは湿地と聞いてどのような場所を思い浮かべますか?私たちの身近な所にもさまざまな湿地があります。川や池、干潟や砂浜のほか、田んぼや用水路など、人工的な環境も含まれます。湿地は多くの鳥が繁殖地や越冬地、餌場として利用し、鳥だけではなく、多様な生き物を育む重要な環境となっています。一方で、埋め立てや外来種の侵入などにより、多くの湿地が危機的な状況にあります。

都立動物園・水族園4園では、湿地にくらすさまざまな生き物を飼育展示し、それらの魅力を伝えてきました。そこで4園が連携し、それぞれの園の特徴を活かした、湿地環境の重要性やそこにくらす生き物たちの魅力を伝えるプログラムを計画しました。ぜひご参加ください。

世界湿地の日のロゴ
世界湿地の日のロゴ

身近な水辺保全講演会「東京湾のアマモ場再生の来し方と行く先」

かつて、東京周辺にも豊かな自然環境が広がる水辺があり、そこにはさまざまな生き物がくらしていました。
しかし、都市化や環境の変化により、多くの水辺が失われつつあり、残された水辺やそこに生息する生き物たちを守ることは大きな課題となっています。

今回の講演会では、長年にわたり東京湾のアマモ場の再生にたずさわってきた工藤孝浩氏をお招きし、アマモ場再生の具体的な取り組みとともに、そこにくらす生き物のにぎわいや、東京湾のアマモ場の現状をお話しいただきます。
豊かな海を守るために、私たちにできることについて考える内容です。
また、講演会の最後に、水族園のスタッフが「東京湾 アマモ場」水槽でのアマモの飼育や展示の工夫についてご紹介します。

「東京湾のアマモ場再生の来し方と行く先」チラシ
「東京湾のアマモ場再生の来し方と行く先」チラシ
アマモ場の風景(水中のようす)
アマモ場の風景(水中のようす)
アマモ場の風景(アマモの花枝取り)
アマモ場の風景(アマモの花枝取り)
日時

2026年3月15日(日) 13:30~16:00

場所

葛西臨海水族園 レクチャールーム
ウェブ会議サービス「Zoom」によるオンライン配信もおこないます。

対象

どなたでもご参加できます。
※内容は高校生以上向けです。

定員

レクチャールーム:80名
オンライン:無制限
※事前申込制(先着順)

参加費

無料
※通信料は参加者ご自身の負担となります。

内容

講演1「東京湾のアマモ場再生の来し方と行く先」

アマモに産みつけられたアオリイカの卵
アマモに産みつけられたアオリイカの卵

【要 旨】
東京湾の豊かさを育んできたアマモ場は、高度経済成長期の埋立てと水質汚濁によってその多くが失われました。
アマモ場の衰退はバブル期まで続きましたが、2000年代に入るとなぜかアマモは息を吹き返し、アマモ場の再生活動が軌道に乗りました。
活動主体は行政から市民へと移行し、ブルーカーボンなどの新たな価値が見いだされて社会的な認知度がおおいに高まりました。
ところが今、アマモは再び減少に向かいつつあります。
アマモに何が起こり、私たちはアマモに何を求め何ができるのかを、ともに考えてみようと思います。

工藤孝浩氏
工藤孝浩氏

【工藤氏プロフィール】
1962年横浜に生まれて現在も横浜に暮らす。
東京水産大学卒業。
神奈川県水産技術センターで東京湾・相模湾・内水面の環境と生物の研究をおこない、2023年に定年退職。
公務と並行して「海をつくる会」、「金沢八景-東京湾アマモ場再生会議」等で東京湾における多くの市民活動に従事。
主な著書に「さかなクンの東京湾生きもの図鑑」(講談社、共著) 、「さかな・釣り検索」(つり人社、監修・分担執筆) 、「日本魚類館」(小学館、分担執筆)など。
日本テレビ系列「THE!鉄腕!ダッシュ!!」制作協力。

◆講演2「東京湾 アマモ場」水槽のご紹介
講 師  三森 亮介(葛西臨海水族園 飼育展示課飼育展示係)

応募方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。
特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、葛西臨海水族園教育普及係までご連絡ください。

参加にあたって、心配なこと、配慮してほしいことがありましたら、受付フォーム、またはお電話にてお知らせください。
できる限りの対応をいたします(抽選結果に影響はありません) 。
外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。
kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。
今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【問い合わせ先】

葛西臨海水族園 教育普及係
03-3869-5152(代表)
※受付時間は9:30〜17:00

【締切】

実施参加   :2026年3月13日(金︎送信分まで有効
オンライン参加:2026年3月13日(金︎)送信分まで有効

1月22日(木)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
締切前にレクチャールームの定員80名に達した際は、葛西臨海水族園公式サイトでお知らせします。
(オンライン参加は無制限です)