3/14 第61回高碕賞決定! 井の頭自然文化園で表彰式と受賞記念講演会を開催します。受賞記念講演は「スマトラトラ繁殖成功への道のり」

イベント
2026年03月02日 00:00

東京動物園友の会の雑誌「どうぶつと動物園」(年4回発行)にこの1年間に掲載された記事や写真を対象として選定される高碕賞がこのたび決定しました。

井の頭自然文化園で表彰式と受賞記念講演をおこないます。参加無料(入園料は必要です)、事前のお申し込み不要です。直接会場にお越しください。どなたでも参加できます。

日時

2026年3月14日(土)13:30〜15:00(予定) ※13:15から受付

会場

井の頭自然文化園 彫刻館B館(定員80名、自由席)

緑と岩の壁を背景に大きな岩の上に腹をつけ、前足を前に伸ばしているスマトラトラ1頭。体の右面がこちらに見えるが、トラの視線はこちらを向いている
スマトラトラ「アサ」
運動場にいるスマトラトラ4頭。大きな岩を組まれており、子3頭と母親はそれぞれの場所にいる。子の体格は母親とほぼ変わらないように見える
2023年12月に生まれた3頭
(岩の上がオスのアバディ、その下がオスのアロナ、左奥がメスのマクムル)と母親のミンピ(左手前)

表彰式(13:30)

主催者挨拶
表彰状授与
選考結果報告

受賞作品

高碕賞(1件)

「スマトラトラ繁殖成功への道のり──“常識”を見直す」
廣瀬 格 (執筆時:上野動物園、現・多摩動物公園)
髙岡英正(上野動物園)

奨励賞(写真投稿3件)

埼玉県こども動物自然公園のコアラ  菊谷利秋さん
よこはま動物園ズーラシアのチーター 佐藤友梨さん
上野動物園のスマトラトラ      柏 博美さん

受賞記念講演(14:00)

「スマトラトラ繁殖成功への道のり」(約30分)

廣瀬 格 (多摩動物公園)

スマトラトラを飼育下で繁殖させる技術は確立されているとはいえませんでした──その現実を踏まえ、あらためて野生のトラの生態をとらえなおし、従来の管理手法を再検討。ペアの関係性や飼育エリア、メスとメスの関係性など、発情の誘因を探り、上野動物園では26年ぶりに繁殖に成功しました。飼育担当者が「常識」を見直し、成功に導いたそのプロセスとは。写真や動画とともにお話しします。

動物園ニュース特別編(14:45)

「最近の井の頭自然文化園の話題いろいろ」(約15分)

杉野 隆(井の頭自然文化園長)

高碕賞について

「高碕賞」は、動物園の発展振興に尽力した東京動物園協会第二代会長、故・高碕達之助氏(1885~1964、経済企画庁長官、通産相)を顕彰し、1965年に制定されました。東京動物園友の会の雑誌「どうぶつと動物園」に掲載された記事や写真を対象に、動物園事業の発展振興、動物愛護精神の普及にとくに寄与したと認められたものに贈られます。

今回高碕賞を受賞したスマトラトラに関する記事は「どうぶつと動物園」2025年春号に掲載されました。

東京動物園友の会のご紹介ページはこちらです(どなたでも入会できます。年会費は一般会員2,000円、ジュニア会員1,000円です)

(2026年03月02日)