このワークにそって、ヒトの体とくらべながら、キリンの体のつくりについて考えてみましょう。はじめにキリンの足のほねと関節かんせつについて調べ、次に、きんにくがたくさんついている場所を見つけます。

準備,キリンの写真と体のほねのイラストを印刷しましょう。

    

2,ヒトとキリン、体の形はまったくちがって見えますが、実はほねや関節のならぶ順番は同じです。 たとえばヒトの足なら、体の中心からみると「こつばん」の次に「太もものほね(大たいこつ)」があり、その次に「すねのほね」があります。「こつばん」と「太もものほね」の間の関節が「足のつけね」で、その次にある関節が「ひざ」、その次にある関節が「足首」です。
では、キリンの後ろ足のほねのうち、「太もものほね」「すねのほね」はどれでしょうか。また、「足のつけね」「ひざ」「後ろ足首」の位置はどこでしょうか。キリンのほねのイラストに書きこみましょう。 


3,キリンのほねのイラストとキリンの写真を見くらべながら、キリンの写真にも後ろ足の関節「足のつけね」「ひざ」「後ろ足首」を書きこみましょう。また、キリンの歩く動画をもういちど見て、「足のつけね」「ひざ」「後ろ足首」の位置が曲がることを確かめましょう。


4,下のヒトの体のイラストとほねのイラストのように、キリンのほねのイラストとキリンの体の輪郭りんかくを見くらべると、はばが大きくちがうところが何か所かあります。そこが、筋肉がたくさんついていたり、内臓ないぞうがあったりする場所です。
キリンの写真またはキリンの歩く動画を見ながら、体の輪郭のほうがほねよりもはばが広いところを探そう。見つかったら、キリンのほねのイラストに〇で印をつけよう。

 
     
  

5,同じ方法で、ライオンとアフリカゾウも調べてみよう。それぞれの写真、ほねのイラスト、歩く動画は【教材集】にあります。