ダンゴウオ探訪記

            

   去年の夏に北海道にツーリングに行った時のこと、
知床で入ったラーメン屋でとてもかわいい本を見つけました。
北海道・羅臼で撮影した「ダンゴウオ」の写真集です。
   【リンク】「北の海のひょうきんもの ダンゴウオ」
http://www.aurora-net.or.jp/doshin/book/tachiyomi/dangouo/index.html
http://www5.hokkaido-np.co.jp/kyouiku/fumfum/main-2000/main/0617/

インターネットで検索してみると、最近ダイバーの人たちに人気で、
「ダンゴウオウォッチングツアー」なるものも組まれているようです。
まずは以下のページのダンゴウオの姿を堪能して下さい。

【リンク】宮城県のダイビング施設のページ
http://www3.ocn.ne.jp/~dive.g.s/lumpsucker.htm
【リンク】Atlantic Spiny Lumpsucker Eumicrotremus spinosus の写真
http://www.gotosnapshot.com/Atl_Lumpsucker/Atl_Lump_cat.html


イボダンゴ Eumicrotremus orbis
 
水族園の「世界の海・北極・南極の海」コーナーの
「北極海」の水槽のプレートに「イボダンゴ」とあるのを見、
期待して水槽を覗き込んだ私が見たものは、
どす黒い色をした凸凹団子であった・・・
      

壁にくっついたり
水面を泳いだりしている
水族園の発行していた機関紙「SEA LIFE NEWS」Vol.10 No.2 SPRING号にも
イボダンゴについてのコラムがありますが、タイトルは
「気持ち悪いなんて言わないで」、
やっぱり水族園の人もかわいいとは思えなかったようです・・・

日本近海にいるイボダンゴが北極にも分布してるのか、と
不思議に思いましたが、
下の「日本と重なる生物たち」という記事を読むと、北極でも
日本と似たグループの生物が見つかるようです。
http://www.din.or.jp/~vetunion/shinbun.htm

【リンク】ダンゴウオ科 Cyclopteridaeの各ページを見てください
イボダンゴやダンゴウオの五目並べ写真?があります
http://www.afsc.noaa.gov/groundfish/fish_family.htm

 
イボダンゴは英語でPacific spiny lumpsuckerといいますが、そのものずばりの「ランプサッカー」という魚が「世界の海・大西洋」コーナーの「北海」の水槽にいました。
      
   
「ヨコヅナダンゴウオ」という和名もいかめしいこの魚は、北大西洋に分布する体長60cmにもなる世界最大のダンゴウオです。
他のダンゴウオと同じく、産卵期のオスは産みつけられた卵を守ります。
メスは1万〜10万粒もの卵を生みますが、これは塩漬けにされ、 着色されて、キャビアの代用品として日本にも輸入されています。
【リンク】大物の写真
http://web.ukonline.co.uk/aquarium/pages/lumpsucker.html

【リンク】カッコイイ肖像画
http://www.lizantopsgallery.com/ArtistsPages/kel2.html

愛らしいダンゴウオがいないものかと、他の水族館を探してみました。
やはり北のほうの水族館に行かなくてはいけないようです。

【リンク】オホーツク水族館のフウセンウオ
http://www.ryuhyo.com/suizokukan/news/fusen.html
【リンク】サンピアザ水族館 北のUFO?フウセンウオ
http://www3.ocn.ne.jp/~sunpi-aq/sub3.html


  ↑page top↑