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催し物
やまねさんの近況
 └─2008/01/04

 2007年9月18日に東京都檜原村で保護され、多摩動物公園にやってきた5頭のやまねさんたち。当初は目も開いておらず、体重も 4.5グラムほどしかないおちびさんでしたが、今では約 3.6倍! 16グラムを超えました。

 残念ながら、最初に与えた粉ミルクが合わなかったため、「矢印」「ぽんぽこ」「ハート」「ちゃーん」「杉ちゃん」と名づけられた5頭のうち、無事育ったのは「ぽんぽこ」と「ちゃーん」の2頭です。山梨県清里にある「やまねミュージアム」の館長、湊秋作さんに見ていただいたところ、2頭ともメスと判明しました。

 保護されてから動物病院の保育器の中で、28℃から30℃に保たれた環境で育てられていました。一時は約3時間おきに1日9回の哺乳をおこなっていましたが、10月2日に離乳したため、10月15日には検疫が終わりました。

 本来ならノウサギ舎の一角で展示をおこない、来園した方々に見ていただきたいのですが、室温が最低7℃までさがる可能性があるため、ワンクッション置く意味で、春までウォッチングセンター2階の事務所で飼育することになりました。11月は最低19℃、最高28℃の室温でした。

 現在、ミールワーム(甲虫の幼虫)を中心に、秋にはどんぐりから出てくるクリムシ、パン、チーズ、タネ類、クルミ、落花生、リンゴ、ミカン、キーウィ、ブドウなどを与えています。

 やまねハウスの中もバラエティに富んでいて、サクラの木にくりぬいた穴、ベニヤ板を組み合わせた箱、小ぶりなコーヒーの空きびんに黒いガムテープを巻いた容器を巣にしていたり、ときには餌のクルミなどにまぎれて、餌容器のびんに入り込んでいることもあります。毎日決まった巣を選択するのではなく、気ままに日替わりで寝床を選んでいるように感じます。引っ越してきた当初、朝の体重測定のときには2頭いっしょに寝ていることが多かったのですが、最近は別々の巣を選ぶ行動が目立ってきました。

〔多摩動物公園南園飼育展示係 由村泰雄〕

(2008年01月04日)



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