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4年ぶりにモウコノウマ誕生!
 └─多摩  2008/06/13

 2008年6月1日(日)未明、モウコノウマのメスが生まれました。多摩動物公園でのモウコノウマの繁殖は4年ぶりです。母親はサーシャ(1991年11月14日千葉市動物公園生まれ、1998年3月16日来園)、父親はレオ(1983年7月1日スイスのベルン生まれ、1987年2月9日来園)。名前は「フルール」と決まりました。

 母親のサーシャは、レオとのあいだにメス3頭(クリス、ダイアナ、エーコ)をもうけ、フルールは4頭目の子ども。父親レオにとっては6頭目の子どもです。

 モウコノウマは、東京都が繁殖に力を入れる「東京都ズーストック種」の一種。「野生馬」、つまり家畜化されていない馬として現存する唯一の種類です。アジア大陸内陸部の平原からヨーロッパにかけて広くくらしていましたが、乱獲などで数が激減。その後、動物園に残っていたわずかな個体をもとに世界の動物園が協力して繁殖計画を進め、個体数は回復しつつあります。

 フルールは、2008年6月10日からみなさんの前にデビューしました。ただし、健康管理のため、当面、午前9時30分から午前11時までが公開時間です。アジア園のモウコノウマ舎においでください!

・ニュース(2002年8月16日)
 モウコノウマ「ダイアナ」誕生

・動画(2004年9月9日~10日撮影)
 モウコノウマ「エーコ」誕生の瞬間

・動画(2004年10月14日撮影)
 モウコノウマの赤ちゃん「エーコ」

・ニュース(2008年2月15日)
 雪の日のモウコノウマ

(2008年06月13日)



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