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木曽馬の「幸泉号」、長野に約1か月移動
 └─上野  2009/04/20

 上野動物園の子ども動物園には、古来から日本にいる「在来馬」(ざいらいば)が3種類います。トカラ馬(とからうま)、野間馬(のまうま)、木曽馬(きそうま)です。

 上野動物園では現在、日本在来の家畜の保存に力を入れています。このたび、在来馬の繁殖をめざし、木曽馬のメス「幸泉号」(さちいずみごう)を長野県の「木曽馬の里」(木曽馬乗馬センター)に約1か月間、移動することにしました。

 移動する幸泉号は、2003年4月6日生まれのメス。移動は2009年4月22日の午前11時の予定です。交配の成功が確認できるまで、約1か月の予定での「出張」です。

 現在、木曽馬を飼育している動物園は、上野動物園を含めて、国内7施設。幸泉号を含め、これら7施設でオス3頭、メス8頭が飼育されています。

・東京ズーネットBBの動画
 木曽馬「幸泉号」公開!(2007年11月撮影)

・上野動物園の木曽馬関連ニュース
 トカラ馬につづいて「木曽馬」が来園!(2007年11月)
 木曽馬「幸泉号」が牧場デビュー!(2007年11月)
 体重増と反抗期──在来馬2頭の近況(2008年02月)
 在来馬の運動場が広くなりました!(2008年08月)

・ウェブサイト「木曽馬の里」

(2009年04月20日)



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