上野動物園の子ども動物園には、古来から日本にいる「在来馬」(ざいらいば)が3種類います。トカラ馬(とからうま)、野間馬(のまうま)、木曽馬(きそうま)です。
上野動物園では現在、日本在来の家畜の保存に力を入れています。このたび、在来馬の繁殖をめざし、木曽馬のメス「幸泉号」(さちいずみごう)を長野県の「木曽馬の里」(木曽馬乗馬センター)に約1か月間、移動することにしました。
移動する幸泉号は、2003年4月6日生まれのメス。移動は2009年4月22日の午前11時の予定です。交配の成功が確認できるまで、約1か月の予定での「出張」です。
現在、木曽馬を飼育している動物園は、上野動物園を含めて、国内7施設。幸泉号を含め、これら7施設でオス3頭、メス8頭が飼育されています。
・東京ズーネットBBの動画
木曽馬「幸泉号」公開!(2007年11月撮影)
・上野動物園の木曽馬関連ニュース
トカラ馬につづいて「木曽馬」が来園!(2007年11月)
木曽馬「幸泉号」が牧場デビュー!(2007年11月)
体重増と反抗期──在来馬2頭の近況(2008年02月)
在来馬の運動場が広くなりました!(2008年08月)
・ウェブサイト
「木曽馬の里」
(2009年04月20日)