上野動物園のシセンレッサーパンダのオス「キタロウ」が2019年8月6日に死亡しました。16歳でした。
シセンレッサーパンダ「キタロウ」(2019年7月31日撮影)
キタロウは2003年6月26日に多摩動物公園で生まれ、2006年に上野動物園へ来園しました。飼育施設などの整備にともない、2016年12月から非公開施設に移りました。
シセンレッサーパンダとしては高齢をむかえたキタロウは、一昨年ごろから体調のすぐれないことが増えました。2019年7月下旬には食欲が落ち始め、8月2日以降は動物病院で投薬治療を受けていましたが、昨日8月6日の朝、獣医師が死亡を確認しました。解剖の結果、死因は多臓器不全と判明しました。
キタロウの死亡にともない、上野動物園にはシセンレッサーパンダがいなくなりました。
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