2023年10月6日、多摩動物公園のシフゾウ「セナ」(メス)が死亡しました。18歳でした。
セナは2005年3月14日に熊本市動植物園で生まれ、2017年3月17日に多摩動物公園に来園しました。
今年の春ごろから噛み切れない青草の吐き戻しが見られるようになり、体もやせてきました。歯の摩耗等の可能性を考え、小さいサイズの餌を与えるなど、給餌方法を工夫してセナの体重が増えるように努めてきました。
10月1日の朝から起き上がることができなくなり、補液等の治療や褥瘡防止のため体位転換や採食補助等のケアをおこなってきました。しかし、起き上がることなく10月6日の夕方に状態が急変し、16時過ぎに死亡を確認しました。解剖の結果、死因は循環不全でした。
セナの死亡により、多摩動物公園で飼育しているシフゾウは2頭(オス1頭、メス1頭)になりました。
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