4月19日は数字のならび「419」(しいく)にちなんだ
「飼育の日」です。2020年に、一般社団法人日本記念日協会から記念日として認定登録されました(
認定のお知らせ)。
毎年この日に合わせて、飼育係の仕事を伝えるさまざまなプログラムを実施しています。
多摩動物公園「飼育の日」ポスター
1.企画展示「輸送箱の展示──安心・安全な引っ越しの実現のために」
当園では、ほかの動物園と相互に協力しあい、動物の繁殖を進めていくために、動物の引っ越しをおこなうことがあります。動物の引っ越しに必須となる輸送箱は、さまざまな動物の特徴にあわせて作られています。安全に輸送するための秘密をご紹介します。
記念撮影コーナーには、飼育係になりきることができるキッズサイズの制服もあります。ぜひ、記念撮影をお楽しみください。
期間 2023年4月13日(木)~4月25日(火)
場所 ウォッチングセンター奥 展示スペース
2.パネル展「飼育係の実態調査」
飼育係ってどんな人が多いの? 当園の飼育系職員にアンケート調査をおこないました。その結果をパネルで掲示します。
期間 2023年4月13日(木)~4月25日(火)
場所 ウォッチングセンター奥 展示スペース
3.電車内展示「京王動物園線車内で動物園のお仕事紹介」
京王動物園線車内の中づりポスターで、動物園の飼育に関するさまざまな仕事を紹介します。
当園では、いくつかの動物種ごとに飼育担当の班が構成されています。また、動物のDNA解析やエサの仕入れなど、直接動物を扱わない担当班もあります。今回はそれぞれの班が、自身の仕事を紹介する中づりポスターを作成しました。動物園に向かう途中、お帰りの際にぜひご覧ください。
期間 2023年4月13日(木)~4月25日(火)
場所 京王動物園線車内(
京王電鉄株式会社)
※
キッズパークたまどうトレインに限ります。運行されていない日もあります。
4.体験コーナー「豆ふん掃除をしてみよう! エサをみてみよう!」
ヤギなどのコロコロ転がる黒くて丸いうんこは、通称「豆ふん」と呼ばれています。バラバラと広がる豆ふんを掃除するのは、なかなかたいへんな作業です。そんな豆ふんの掃除を疑似体験できるエリアを用意しました。時間内にきれいに掃除できるかチャレンジしてみよう。
また、約300種の動物を飼育する当園では、毎日さまざまなえさをそろえています。体験コーナーでは、その一部を展示します。実際に重さを体験できるものもあります。
日程 2023年4月15日(土)、16日(日)
時間 14時~15時(15時受付終了)
※豆ふん掃除体験は2分ごとの入替制です。
場所 ウォッチングセンター 動物ホール
5.飼育の日ドリンク「夜を駆けるフクロモモンガ 星空のバタフライピーティー」
当園の職員に、ちょっとマニアックな新作ドリンクのアイディアを募集。その一つを商品化しました。
完成したのは、飼育の日ドリンク「夜を駆けるフクロモモンガ 星空のバタフライピーティー」。夜行性のフクロモモンガが夕暮れから夜明けまで飛び交うすがたを、色が変化するバタフライピーティーを使用したドリンクで表現しました。
ブルーとオレンジのグラデーションは、混ぜることで、紫色からピンク色へと変化します。味は、滑空の爽快感が感じられる、すっきりグレープフルーツ味です。フクロモモンガのマシュマロは飼育係が監修した多摩動物公園のオリジナルです。飼育係のこだわりを凝縮した至極の一品をお楽しみください。
販売開始日 2023年4月13日(木)
販売店 サバンナキッチン、ズーカフェ
※ズーカフェは、土日月、祝日のみ営業
※数量限定品のため、なくなり次第終了
価格 770円(税込)
夜を駆けるフクロモモンガ 星空のバタフライピーティー
6.飼育係愛用メモ帳「多摩動物公園オリジナルフィールドノート(野帳)」
飼育係の主要な仕事である動物観察。それに役立つのがメモ帳です。
仕事中は立った状態で記録することが多いため、表紙が厚紙でできているフィールドノート(野帳)は、当園の職員の多くが愛用するメモ帳のひとつです。このたび、そんなフィールドノートを多摩動物公園のオリジナルデザインで販売します。「飼育の日」にちなみ動物のイラストだけではなく、働く飼育係のすがたもいっしょにデザインにしました。
販売店 ギフトショップ コレクション(園内売店)
※数量限定品のため、なくなり次第終了
価格 660円(税込)
◎2023年「飼育の日」企画
・
上野動物園
・
葛西臨海水族園
・
井の頭自然文化園
(2023年04月10日)