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催し物
ヤクシカの小さな角
 └─2013/12/27

 多摩動物公園では、25頭のヤクシカを飼育しています。ヤクシカはニホンジカの亜種で、鹿児島県の屋久島に生息する最も体が小さい亜種です。

 25頭の中に1頭だけ、おでこにふたつの「でっぱり」がある小柄なヤクシカがいます。2013年に1歳になったオスです。

 ニホンジカの角はオスだけに生え、1年に1回生え変わります。3月下旬から4月下旬に古い角が根元から取れて落ち、取れた断面から新しい角が茶色い皮におおわれた状態で生えてきます。8月下旬から皮がむけ始め、その下から白くて硬くとがった角が現れます。オスは木や柵に角をこすりつけて皮をはがし、角は10月ころには完成します。年を重ねるにつれ、角は長くなり、枝分かれが多くなります。

 シカの子は5月下旬から8月上旬に生まれますが、0歳のオスにはまだ角は生えません。生まれた翌年から、枝分かれのない1本角が生えます。角といっても、ヤクシカの最初の角はとても短く、毛が生えたまま皮膚が2センチくらいもり上がるだけなので、キリンの角をちょっと短くしたように見えます。今年1歳のオスの場合、8月下旬には生えていました。

 この小さな角も、春になると落ちてしまうので、ごらんになれるのは今だけです。多摩動物公園へお越しの際は、ぜひ探してみてください。

写真上:1歳のオスのヤクシカ
写真下:角の年齢別による比較(個体は違う)、左から3歳・6歳・8歳(長さ35センチ)

〔多摩動物公園南園飼育展示係 岡田彩〕

(2013年12月27日)



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