上野動物園では、絶滅が危惧されるアイアイの繁殖を目指して取り組んできましたが、このたび、2015年12月13日に当園で誕生した赤ちゃん「マフィー」を公開しました! なお、赤ちゃんの体調等によっては公開を一時中止する場合がありますので、ご了承ください。
※アジア地域でアイアイを飼育する施設は、
上野動物園のみです。

公開したアイアイの赤ちゃん「マフィー」(2016年2月21日撮影)
公開したアイアイ
名前 :マフィー(Mafy)
※マダガスカル語で「強い、タフな」の意味
性別 :オス
誕生日:2015年12月13日、上野動物園で誕生
公開日
2016年3月8日から
両親
母親:ティーア(Tia) 3歳9か月
2012年5月11日、上野動物園生まれ
父親:ヒッチコック(Hitchcock) 11歳
2005年2月22日、アメリカのデューク・レムールセンター生まれ
2011年12月19日、アメリカのサンディエゴ動物園から当園に来園
経緯
アイアイの生息地であるマダガスカルでは、環境破壊などでアイアイをはじめとする野生動物の多くが絶滅の危険にさらされており、国際的に連携して保全活動が進められています。
当園では、1999年からマダガスカル国立チンバザザ動物園との共同研究に取り組むとともに、2013年にはアイアイ国際会議(Aye-aye International Master Planning Meeting)にも参加して国際間での連携を強め、今回のマフィー誕生を含めてこれまで8回の飼育下繁殖に成功しています。
上野動物園でのアイアイの飼育状況
今回公開した「マフィー」を含めて、9頭(オス5頭、メス4頭)です。
【アイアイを観覧される方へのお願い】
夜行性のアイアイは大きな物音に敏感です。アイアイの健康管理のため、展示室内ではお静かに観覧いただき、静かに見守ってくださいますようお願いします。
◎関連ページ
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東京ズーネットBB動画「アイアイ『ティーア』誕生!」(2012年8月28日撮影)
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ニュース「アイアイ『ティーア』誕生」(2012年8月10日)
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ニュース「アイアイの『ヒッチコック』展示場デビュー」(2012年4月20日)
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ニュース「アイアイの『ヒッチコック』来園」(2012年2月3日)
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これまでの繁殖賞
(2016年03月10日)