こちらのニュースでお知らせしたとおり、上野動物園で飼育しているオカピのメス２頭のうち、９歳の「キンビア」を昨年（2006年11月27日）から、よこはま動物園（ズーラシア）に貸し出していました。

　繁殖を目的としての移動でしたが、このたびツトメを終えて、無事、上野動物園に戻ってきました。本日（2007年４月２日）、午後３時半ごろ、輸送箱をのせたトラックが上野動物園に到着。月曜日ですが、春休み期間中なので、開園日です。お客さんの見守る中での作業となりました。

　クレーンで輸送箱をつりあげ、搬入口に寄せてから、箱のドアを開けます。キンビアはすんなりと部屋に入ってくれました。えさのカシ類の葉っぱもよく食べ、食欲は旺盛。元気そうです。

　４月４日（水）以降、体調に問題がなく、天気もよければ、放飼場に出す予定です。放飼場にいない場合は、室内で見られます（ただし、室内側のシャッターを開けるのは、午後３時ぐらいの時間以降です）。

　肝心の結果については、今後チェックをつづけます。

（2007年４月２日）