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ツキノワグマが富山から来園──上野 2006/07/14
 2005年5月、新潟県朝日村で保護されたニホンツキノワグマ2頭(オスとメス)。猟銃で撃たれた親のそばで見つかり、保護され、上野動物園で引き取りました。去年(2005年)の夏、水浴びをする2頭の記事はこちら

・水浴びをする2頭の動画(2005年8月17日)はこちらです

 これら2頭、オスの「まぁくん」とメスの「くぅちゃん」は、2006年5月から新クマ舎に登場しましたが、将来の繁殖のことを考えると、血縁関係のない個体が必要になってきます。

 そこで、富山市ファミリーパークで飼育しているツキノワグマと交換する計画を立て、2006年7月10日(月)に上野からオスの「まぁくん」(推定1歳2か月)が富山に旅立ち、7月11日(火)には、富山から推定3か月の個体が上野に到着しました(追記:オスの「タロウ」として来園しましたが、到着後メスと判明し、「タロコ」と改名しました)。

 今回上野に来園した個体は、2006年5月に富山県内で保護され、富山市ファミリーパークで飼育されていた個体です。現在、健康チェックをおこなっていますが、まもなく、みなさんの前にお目見えする予定です。

写真上:富山ファミリーパークから到着した個体
写真下:富山に旅立った「まぁくん」

(2006年7月14日)



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