かつて、この葛西周辺にもニホンコウノトリやタンチョウがくらしていたと聞いて信じられますか? 江戸時代に描かれた絵や残されている文書などから、かつては葛西臨海水族園が位置する葛西のまわりではニホンコウノトリやツルが普通の鳥であったことが伺われます。
現在、ニホンコウノトリとタンチョウは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に位置付けられるなど、国際的にも保護の必要があるとされる種となっています。
葛西臨海水族園では、昔の自然を取り戻す活動の一環として、ニホンコウノトリとタンチョウを
2013年3月22日から新たに飼育・展示し、多様な自然環境の重要性と、その保全を多くの方に普及啓発します。
展示場所
葛西臨海水族園 屋外展示「水辺の自然」エリア
展示する個体について
ニホンコウノトリ
(1997年5月15日多摩動物公園生まれ オス1羽)
タンチョウ
(2006年5月3日上野動物園生まれ オス1羽)
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企画展「葛西にもいた鸛と丹頂」を開催(2013年02月28日)
(読み方 : 鸛・・・コウノトリ 丹頂・・・タンチョウ)
写真上 ニホンコウノトリ
下 タンチョウ
(2013年02月28日)