催し物
3/22-5/7 企画展「葛西にもいた鸛(コウノトリ)と丹頂(タンチョウ)」開催
 └─2013/02/28

 ニホンコウノトリとタンチョウの展示開始にあわせて(ニュースはこちら)、この2種の鳥を徹底的に比較するとともに、かつてはこれらの鳥が普通に見られていたことや、現在おこなわれている各地での保護活動を紹介する企画展を開催します。

期間 2013年3月22日(金)~5月7日(火)

場所 葛西臨海水族園 「水辺の自然」エリア

内容
(1)「比べてみよう コウノトリとタンチョウ」
 混同されやすいニホンコウノトリとタンチョウの特徴や違いを、大きさや姿形、鳴き声、足跡、食べ物などに焦点を当てて、パネルや模型などで比較・紹介します。

(2)「かつては普通に見られた鳥でした」
 江戸時代に刊行された江戸名所花暦の「木下川薬師」(きねがわやくし、墨田区東墨田付近)の絵では、松の木のてっぺんに止まっているニホンコウノトリらしき鳥が見られます。また、同じく「枯野」の絵では、豊島区雑司ヶ谷付近の稲の刈り取りが終わった田んぼにタンチョウらしき鳥が見られます。
 これらの浮世絵や書き残された文書記録などから、かつてはニホンコウノトリとタンチョウが普通に見られた鳥であったことをパネルなどで紹介します。

(3)「各地で保護活動が盛んに行われています」
 両種の生息状況の変遷や、「兵庫県立コウノトリの郷」など住民の方々の理解や協力により成り立っている国内での保護事業、都立動物園や釧路市動物園がおこなっている飼育下での保全活動などについて、パネルで紹介します。


<関連ニュース>
ニホンコウノトリとタンチョウの展示を開始します(2013年02月28日)

写真上 ニホンコウノトリ
  下 タンチョウ

(2013年02月28日)



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