多摩動物公園で飼育しているシフゾウの「ナターシャ」(右写真)が死亡しました。
◎死亡したシフゾウ
名前 ナターシャ
性別 メス
死亡日 2012年7月19日(木)未明
年齢 17歳
死因 急性膵炎(すいえん)
1995年4月15日 アメリカ生まれ
1996年5月1日 多摩動物公園 来園
※シフゾウは、野生ではすでに絶滅しており、東京都が繁殖に力を入れる「東京都ズーストック種」にも指定されています。
◎「ナターシャ」について
1995年4月15日にアメリカで生まれ、1996年5月1日に多摩動物公園に来園しました。
ナターシャはオスのマック(2011年死亡)との間に、3頭の子供を産みました。2頭は現在も多摩動物公園で飼育中です(カオル:2002年生まれ・メス、アオバ:2007年生まれ・オス)。もう1頭のメイ(1999年生まれ・メス)は2000年に熊本市動植物園へ移動しています。
ナターシャは、18日夕方までは元気に過ごしており、変わったところは見られませんでしたが、19日朝に飼育担当者が動物舎で死亡しているのを確認しました。
◎当園での飼育状況
当園のシフゾウは、4頭(オス1、メス3)になりました(死亡したナターシャは含みません)。
<過去の関連ニュース>
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シフゾウの赤ちゃん、生後1か月(2007年06月08日)
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シフゾウのお休みどころ(2012年06月08日)
(2012年07月20日)