多摩動物公園のモウコノウマ「レオ」が、死亡しました。
レオは、1983年にスイスのベルンで生まれ、1987年に多摩動物公園に来園。2頭のメスとのあいだに8頭の子どもをもうけ、繁殖に大きく貢献しました。
先日11月2日にも、「サーシャ」とのあいだにできた子ども「ハーン」が生まれたばかりでした(ニュースは
こちら)が、約1週間ほど前から食欲が低下していき、11月12日に息を引き取りました。
これからも、レオの子どもたちが元気に成長してほしいと願っています。レオ、本当におつかれさまでした。
死亡時刻 2011年11月12日(土)15時30分
性別 オス
年齢 28歳
死因 肝機能障害
当園での飼育状況
レオを除くと、5頭(オス1、メス4)となりました。
※ハーンを含む。
モウコノウマについて
モウコノウマは世界で唯一の野生馬で、野生では一度絶滅しました。しかし、現在、動物園で増やした個体を再導入し、野生復帰を遂げています。
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写真:元気だったころのレオ
(2011年11月14日)