ミカンとディルを2022年8月11日(木)から公開します。時間は10時15分ごろ〜15時ごろ、場所はチンパンジー舎の大放飼場です。
※放飼する群れのメンバーは毎日変更するため、12日以降の親子の展示は不定期となります。
※天候や動物の体調により、ご覧いただけない場合や、公開時間を大幅に変更することがあります。
多摩動物公園では、2022年6月7日(火)にチンパンジーのオスの子が生まれました。
母親は「ミカン」(2005年12月28日 当園生まれ)、父親は「デッキー」(出生地不明、2004年10月21日 来園)です。
2021年10月20日に、デッキーの精液を用いてミカンへの人工授精をおこないました。その後、
妊娠が確定したため、出産に向けて準備を進めてきました。
母親のミカンは初めての妊娠・出産ですが、産後すぐに子を抱きあげ、よくなめて世話をしていました。現在もミカンは落ち着いて子を抱き、子も母親の体にしっかりとつかまっています。授乳しているようすも観察されています。
現在、親子は群れ入りの訓練中です。公開日は決まりしだい、多摩動物公園公式サイトにてお知らせします。
当園での飼育状況(2022年6月14日現在)
20頭(オス7、メス13) ※今回生まれた赤ちゃんを含みます。
日本国内の飼育状況(2020年12月31日現在)
日本国内の飼育状況:48園 303頭(オス131、メス172)
資料:2020年チンパンジー国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】
チンパンジー「ミカン」親子
(撮影日:2022年6月10日)
(2022年06月14日)
(2022年08月09日:公開予定について追記)