このたび、オーストラリア連邦タスマニア州政府の飼育施設からタスマニアデビル2頭が来園しましたので、お知らせします。

来園した2頭のタスマニアデビル
「テイマー」(左)と「ダーウェント」(右)
来園したタスマニアデビル
名 前 テイマー(Tamar)
性 別 オス
生年月日 2016年4月19日
名 前 ダーウェント(Derwent)
性 別 オス
生年月日 2016年4月19日
※2頭は兄弟で、タスマニア島の川の名前にちなんで名づけられています。
来園日 2017年11月7日(火)
経緯
野生のタスマニアデビルは、「タスマニアデビル顔面腫瘍病」の伝播などにより激減しました。タスマニア州政府は2003年から「セイブ・ザ・タスマニアデビル・プログラム」を立ち上げ、飼育下繁殖や発症地域以外への個体導入など、保全活動に取り組んでいます。この一環として2013年、海外の動物園がタスマニアデビルの飼育を通じた教育普及活動をおこなうプログラムが始まりました。
このプログラムへの多摩動物公園の参加も認められ、昨年5月、タスマニアデビル2頭(ともにメス)が来園しています。今回、さらに2頭のタスマニアデビルが来園しました。
公開について
公開日は決まり次第、ホームページにてお知らせします。
国内の飼育状況(2017年11月9日現在)
4頭(オス2、メス2) ※今回来園した2頭を含みます。
国内では当園でのみの飼育です。
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