井の頭自然文化園では、環境省のツシマヤマネコ保護増殖事業に協力し、2006年からツシマヤマネコの飼育を開始しています。このたびツシマヤマネコの「草介」を九十九島動植物園(長崎県佐世保市)へ移動しますので、お知らせします。
ツシマヤマネコ「草介」
移動するツシマヤマネコ
名 前 草介(そうすけ)
性 別 オス
年 齢 10歳以上(2010年8月6日 対馬市豊玉町にて保護)
移動日 2019年12月12日(木)
移動先 九十九島動植物園
経緯
環境省では、絶滅危惧種のツシマヤマネコの保護を図るため、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(通称「種の保存法」)に基づく保護増殖事業を実施しています。その一環として、公益社団法人日本動物園水族館協会に依頼し、国内の計8施設において飼育下繁殖事業に取り組んでいます。
草介は2019年11月5日に九十九島動植物園から来園し、非公開施設にて飼育していましたが(来園のお知らせは
こちら)、「令和元年-2年 ツシマヤマネコ繁殖(移動)計画」に基づき、今回移動することになりました。
当園での飼育状況(2019年12月12日現在)
4頭(オス2、メス2) ※今回移動する「草介」を含みます。
(2019年12月12日)