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ツシマヤマネコが2頭来園します
 └─2019/11/01

 井の頭自然文化園は、環境省が進めるツシマヤマネコの飼育下繁殖事業に協力し、2006年からツシマヤマネコを飼育しています。

 ツシマヤマネコは冬から春にかけて繁殖期を迎えますが、それをふまえ、このたび環境省は日本各地の飼育施設のあいだで全国的に個体の移動をおこないます。

 井の頭自然文化園では、長崎県の九十九島動植物園からオス1頭、名古屋市東山動植物園からメス1頭を受け入れます。オスは非公開、メスは公開の予定です。2頭来園の後、井の頭自然文化園のツシマヤマネコはオス2頭、メス2頭となります。

オス「草介」
メス「もも」

来園する2頭

(1)九十九島動植物園から来園する個体(※非公開)
   オス「草介」(そうすけ)、個体番号No.70
   生年月日不明(2010年8月6日、対馬市豊玉町で保護)、年齢10歳以上
   受入予定日 2019年11月5日(火)
   ※繁殖計画にもとづき、井の頭自然文化園に来園後、別の施設に移動する可能性があります。

(2)名古屋市東山動植物園から来園する個体(※公開のお知らせはこちら
   メス「もも」、個体番号No.39
   2006年4月1日、福岡市動物園生まれ、13歳
   受入予定日 2019年11月15日(金)

今回国内で移動する個体

個体番号性別年齢移動前移動後
No.39メス13歳東山動植物園⇒井の頭自然文化園
No.51オス推定13歳福岡市動物園⇒よこはま動物園
No.65メス5歳九十九島動植物園⇒よこはま動物園
No.70オス10歳以上九十九島動植物園⇒井の頭自然文化園
No.83オス2歳京都市動物園⇒東山動植物園
No.86メス2歳福岡市動物園⇒京都市動物園
No.89メス0歳福岡市動物園⇒東山動植物園

※現在、環境省の飼育下繁殖事業に協力し、ツシマヤマネコを飼育している動物園は、井の頭自然文化園を
 含め8施設です。

(2019年11月01日)
(2019年11月18日:「もも」公開について追記)


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