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オカピの「トト」が死亡しました
 └─上野 2023/07/10
 2023年7月8日、上野動物園でオカピのオス「トト」(16歳)が死亡しました。

 トトは2006年8月2日によこはま動物園ズーラシアで生まれ、アメリカ動物園水族館協会の繁殖計画(SSP:Species Survival Plan、種の保存計画)にもとづき、横浜市立金沢動物園から2020年11月30日、繁殖を目的とした貸借契約(ブリーディングローン)によって来園した個体です。死因は腹膜炎でした。


オカピ「トト」(2022年8月29日撮影)

経緯

 7月6日の朝から食欲不振などの症状があり、腹部の膨らみが見られたため、投薬治療をおこなってきました。しかし、症状の改善が見られず、7月8日の夕方に状態が急変し、獣医師が治療にあたりましたが回復せず、残念ながら死亡しました。

 トトの死亡後、上野動物園で飼育するオカピはいなくなりました。

◎関連リンク
オカピの「バカーリ」を横浜へ、そして「トト」が来園します(2020年10月29日)
オカピの移動と展示について(2020年11月9日)
オカピ「トト」の展示について(2020年12月8日)

(2023年07月10日)



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