2020年は子年で、十二支動物はネズミ。
日本人にとってのネズミは、コメなどの大切な食料を食い荒らす害獣である一方、大黒天の使いとして子孫繁栄や五穀豊穣を象徴する縁起のいい霊獣でもあり、また江戸時代には白黒のぶちネズミがペットとして流行するなど、さまざまな顔をもつ動物です。
現在、日本にはアカネズミやカヤネズミといった山林などにくらすノネズミのほか、民家などにすみつくイエネズミ(ハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミ)が生息しています。
都立動物園でも多くのネズミの仲間(齧歯類)を飼育していますが、中にはトウキョウトガリネズミのような、名前に「ネズミ」がつくのに齧歯類ではない「ネズミ」もいます。そして水族園にも実は「ネズミ」が。その名はネズミフグ。
2020年の年賀状は、ネズミの写真でつくってみてはいかがでしょうか。
こちらのページから 画像をダウンロードして年賀状にご利用ください(
個人の非営利使用に限ります)。
ハツカネズミ (上野動物園) | カヤネズミ (井の頭自然文化園) |
トガリネズミ (多摩動物公園) |
ネズミフグ (葛西臨海水族園) |
(2019年12月13日)